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表題作死ぬほど好き

江藤
ヤンチャノーマル高校生
柳隆二
常識のある美人高校生

同時収録作品明烏 / 夢泡雪

佐倉
新人
吉村圭一
主任

同時収録作品青くてゴメン

宮原
漕艇部後輩
クロ
漕艇部先輩

同時収録作品女にしかわからない

平沢
リーマン
花村
リーマン

同時収録作品愛がどうした

小林晃太
高二
久寿米木
塾講師

その他の収録作品

  • 好きすぎて嫌い
  • 10周年おめでとうマンガ
  • おまけマンガ

あらすじ

卒業まであと半年、江藤は一緒にいられる時間があと僅かなことに焦り思わず親友の柳に告白するがアッサリ降られてしまった。そのまま疎遠になる運命のハズが卒業式を一ヶ月に控えた早朝の電車の中、偶然の出会いがふたりを待っていた。柳の連れの幼馴染み・里村裕に誘われるまま、一緒に列車の旅をすることになった江藤と柳だったが…!?親友に恋してしまった普通の高校生の想いを瑞々しく描いた表題シリーズ他、読み切り4編と描き下ろしを収録した胸キュンを軽妙酒脱に描いた著者の魅力満載な最新作品集!!
出版社より

作品情報

作品名
死ぬほど好き
著者
山田ユギ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
ISBN
9784812468647
3.8

(67)

(16)

萌々

(26)

(22)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
21
得点
253
評価数
67
平均
3.8 / 5
神率
23.9%

レビュー投稿数21

3coupleに萌えまくり☆

DKとリーマンと大学生、一冊で3組みのオトコたちが堪能できました。
表題作「死ぬほど好き」は、卒業まで一カ月の男子、江藤(攻め)と柳の(受け)のお話。江藤は一度は振られていますが諦めきれず、柳と童顔男子が乗る電車に飛び乗ります。同い年でもワンコ系の江藤とツンデレっぽい柳の関係が一泊の間に進展していく過程が萌えです。
童顔男子は実は年上のゲイで、別れた相手に話しをつけにいくところで、年下でも男らしい柳が保護者的に同行するのを、ワケも分からない江藤というオマケが付いてきたという感じ。
大学生になってからと、つきあって10年後の彼らの物語もあり、それぞれ長くはありませんが読み応えがありました。
2番目のカップルはリーマン二人の「明鴉」。
これは年の差モノで、受けの圭一がすごく色っぽくて良かったです!
「三千世界の鴉を殺し、主と朝寝がしてみたい」という、あの有名な都々逸を圭一が口ずさむ場面が印象に残りました。
3組みめは大学生でボート部男子二人です。こちらも爽やかでいて、葛藤する感じが良かったです。
ユギ先生の作品のレビューはこれが初めてになりますが、実は大好きなんです。
引き込まれるストーリーと、溢れる色っぽさ、それにユーモアが随所に散りばめられているのがユギ先生の魅力!
読んだ後はポーッとのぼせて、元気が出ます!

2

BL界のストーリーテラー

備忘録的レビュー

死ぬほど好き
江藤×柳
もうすぐ卒業高校同級生同士
「めくんなバカ……」←最高でした。
今死んだっていいとか最後とか簡単に言っちゃうところが高校生らしいな、といい意味で。

好きすぎて嫌い
上記カプ、これから遠恋高校生。
柳のモノローグがかわいすぎやしませんか。
女々しかないのにかわいいんです。
「俺だってお前のこと泣かしてやりたいのに」←最高でした。

明烏
佐倉×吉村
営業新人リーマン×主任リーマン(30代?)
これもとっても好き。
吉村のくたびれ感!諦め感!エッチのこなれてる感!たまんないです。
「若くてハンサムな子とセックスできてラッキー♡」とか思っちゃう受が大好きなのです。

夢泡雪
上記カプ
相変わらずいい受。
「今日はありがとう」とか言っちゃう受が大好きなのです。
ガツガツ来て欲しい佐倉とこの歳で誰かに本気になるのが怖い吉村。
三千世界の鴉を殺し、が吉村の過去を思わせるのです。
しょうがないからとりあえず佐倉は毎晩朝まで隣で寝てあげたらいいんじゃないかな!

青くてゴメン
宮原×黒谷
大学ボート部ワンコ後輩×包容力のある先輩
んークロの表情がとってもかわいいです。
でもちょっと印象は薄いかも。

女にしかわからない
平沢×花村
山田ユギさんの短編によくあるこの感じ!
お前ら!気づけよ!っていうw

愛がどうした
小林×久寿米木×小林
「我が家は愛し」スピンオフ
小林のバカ息子晃太くんのお話でした。
円と内藤がしやわせそおなのが見れて嬉しかったです。おわり。ではなくて!
息子にしちゃいい人つかまえたんじゃないの?という内藤の感想がぴったりな感じでした。
おっさんくさい見た目のイケメンくそガキ高校生小林、かわいいけどどこかもさい雰囲気の塾講久寿米木、まさかのリバってのもよかった。
リバ大好きです。

山田ユギさんは本当にストーリーテラーです。
次から次にバラッバラのいろんな設定の短編を描けるものです。
大好きです。
この本も個性豊かな短編がぎっしりでした。
一番好きなのはやっぱり明烏かな。
自分のBL人生は山田ユギさんの「俺は悪くない」からはじまっているので評価が甘くなってしまっているかも……

2

ユギさんと言えば‥

短編集なのかな。
長編あまり読んだ記憶がないです。

「死ぬほど好き」
表題作。
高校生ごとき若造に「死ぬほど」と言われてもなぁ。
柳の幼馴染がイイ味出してます。

「好きすぎて嫌い」
両想いにはなったものの遠恋決定。
江藤に好かれ続ける自信のない柳は別れを切りだすが‥。
柳の本音が背景に手書きで書かれている所がままあって、
思わず吹き出してしまいました。

「10周年おめでとうマンガ」
「死ぬほど好き」後日談。7p。
SWEET10アニバーサリーの話。

「明烏(あけがらす)」
タイトルは新内節「明烏夢淡雪」から。
落語にも「明烏」ってありますね。
ラブホで会社の主任(受様)とバッタリ遭遇。しかも相手は男連れ。
受様は「明日は会社の噂になってるかも」なんて思ってるんだけど、
ノンケだと思った攻様にまさかのホテルに誘われて‥?

「夢淡雪」
「明烏」後日談。16p。

「青くてゴメン」
競技用ボート選手の話。
早朝に個人練習しているクロ先輩に憧れて
漕艇部に入部した宮原だったが‥。

「女にしかわからない」
味覚から女の趣味まで嗜好が似ている平沢と花村。
同じ女にフラれてはしご酒をするうちに‥。

「愛がどうした」
「誰がお前を好きだと言った」で
主人公カプを何かと邪魔する息子が今回のメインです。
晃太がバー(ってピーチパイなんだけど)でナンパした男。
実は晃太が通う予備校の教師で‥。
さらっとですが、リバあります。

「おまけまんが」
「愛がどうした」後日談。5p。

スミマセン。長くなりました。

1

『誰がお前を好きだと言った』の息子の話も入ってます

色んな短編が詰まってます。
表題作の「死ぬほど好き」は大学入試直前の高校生から始まります。で、そのあとに逆の視点からのお話と10年後のお話。雑誌で読んでいたら、それほど飛ばされた感覚にはならないんでしょうが、コミックで見ると、大学時代の遠距離のアレコレが読みたかったなぁと残念に思います。
最後に収録されていた「愛がどうした」は『誰がお前を好きだと言った』の息子が主人公の作品でお馴染みピーチパイのママも登場します。高校生に見えない息子がものすごくかっこよくて、そんな馴れた高校生いる?!と突っ込みたくなりますがお父さんの彼氏をお母さんとして恋人に紹介したり、前作を読んでる人には嬉しいお話です。

1

山田ユギ先生

やっぱり、山田ユギ先生の作品は面白い。

どちらかと言うと苦手なおじさん受け。
でも、山田ユギ先生のイラストなら、おじさん受けでも萌えます。
なんだろ、おじさんを描きなれてるのかおじさん受けでもエロいと思うし、惑わすフェロモンでも出てるんだろうか。

若い子も可愛いけどおじさんも可愛いんだな~。

でも、一番好きなキャラはクロ先輩。大学でボート漕ぎやってます。
宮原がクロ先輩にボートの上でキスするシーンがめっちゃ好き。
部員もコーチもみんな見てて、クロ先輩が怒って二人して川に落ちてます。

二番目は圭一さん。おじさん受け。うつぶせでお尻の辺りがビチョビチョのイラストがエロい。
佐倉が子供っぽくて、圭一が「はいはい でっかい赤ちゃん おじさんが一緒にねんねしてあげようね」って佐倉のお腹をポンポン叩くシーンがあって、めっちゃ笑いました。
ちなみに、馬鹿にされて佐倉は怒ってます。

2

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