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表題作太陽の貴公子

レオ
金髪の異邦人,20歳
斉藤光
旅行会社の一般人,25歳

あらすじ

旅行会社で働く光(ひかる)が、
ある晩公園で拾ったのは行き倒れの金髪の異邦人!!
高価なスーツを身につけた、ワケありげな
美貌の青年・レオを光は居候させることに…。
けれど彼は礼ひとつ言わず、
年下なのに態度は尊大、命令口調で超ワガママ。
そのうえ「私のものになれ」と抱いてきて…!?
異国の御曹司と灼熱の恋
出版社より

作品情報

作品名
太陽の貴公子
著者
円之屋穂積 
作画
円之屋穂積 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199603914
3.9

(28)

(10)

萌々

(9)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
108
評価数
28
平均
3.9 / 5
神率
35.7%

レビュー投稿数10

ローマの休日ちっく

新年は美しい男と共に…
…というわけで、「太陽の貴公子」です!

ストーリーとしては「アラブもの」と「ローマの休日」の融合的な。
異国の麗しい王子と、一見全く接点のない普通の日本人男性が!という話ですね。
ただ、この王子はすべてを持っているからといって幸せなわけではないのです。
自分の地位、立場に苦しみ、疑問を抱き、どこか憂いがある。
そして公務としての来日中に勝手に抜け出し、日本人の光と出会います。
旅行代理店に勤める光にとって、美しい金色の長髪をなびかせ、ダイヤや豪華な金の装飾品をつけている謎の男・レオは、傲慢で、わがままで、でも捨てられた仔猫のような目をして強引に抱かれても強く抵抗できなかった…
さて、ローマの休日的展開ですから、その後実はレオはアルネストラという国の王位継承者であると判明し、光は余りにも身分・住む世界が違いすぎる、とすれ違いになります。
しかし、レオも光もお互いが忘れられず、惹き合う魂のままに再会し、レオは光に愛を誓う。
この辺は、美しく地位もある攻めが、日本の何者でもない1人の男性の真心に対して愛を乞う展開。
ベタなお約束、といえば確かにその通りなんだけど、それでもグッと心摑まれちゃいます!
とにかく、寂しく屈折した心を持つ美しい王子との夢のような恋の話、美形とお伽話が好きな方はぜひご一読下さい。

2

日本でのアラブもの!!

円屋先生の作品は、「恋愛プリズム」を読んではまりました。
絵の綺麗さと、面白さがとてもツボにはまって気に入ったのです。

この作品も絵がとてもきれいで、ぶれたりもしないので、世界観にどっぷり集中することができました。

ちょうどアラブものがマイブームだったこともあり、うきうきドキドキしながら読みました。

アラブものですが、日本でのお話です。

受け様、ノンケのようですが、雰囲気に流されて攻め様にさくっと抱かれてしまいます。
2人で一つのベッドに寝ている内に攻め様が欲情してしまって・・・という感じで・・・でも、そんな展開ながらも不思議と唐突な印象はなく、むしろ自然な印象を私は受けました。

強引好きとしては、言い合いになって押し倒された時のHシーンをもう少し長めに描いて欲しかったかな・・・

でも、全体的に2人のHシーンはきれいで、良い雰囲気で素敵です。

それと、2人の関係について悩む受け様の表情や雰囲気がとにかく色っぽくて、私はとても萌えました。

2

歳下の王子様!

海外の王子様と日本人添乗員のお話。

ゴージャス美形・レオを拾った光が、一週間彼に日本を案内するというお話。
レオは実は王子様なのですが光はそうとは知らず…。

私は海外セレブモノ好きなので結構読んだ記憶がありますが、傲慢でわがままな年下の王子というのは、アラブものでは多いけど金髪碧眼系ですと年上が多い気がします。
なのでこの作品は珍しく萌えツボで楽しめました!

わがままで「尽くされる」ことを当然としている王子をたしなめられるのはやはり年上だからだろうな、と思います。
してもらったら「ありがとう」と言う、という事をレオに教え、レオが家に戻って使用人に「ありがとう」と言えるまでになる過程がものすごく自然に描かれていました。

後半は身分差から一緒になれないと光がやきもきする展開になるのですが、
結構分厚い本の割には後半がそんなに劇的な展開も用意されておらず…少し物足りなかったです。
セレブモノの醍醐味は身分差にやきもきするところですね。それが上手く出ている作品だと思いました。

3

麗しの王子様

異国の御曹司との、禁断のラブストーリーです。旅行会社で働く光が、金髪の異邦人のレオを拾ったことで、お話は始まります。

光は、努力家で感謝の心を忘れずに、いつも一生懸命生きているようなコです。対して、いつも傲慢で人を使うことに慣れているレオ。だから、レオの言動が気になる光は、レオに説明と共に注意していきます。

レオに反発しながらも、レオの諦めたような表情が気になる光。成り行きで始まった関係にいつしかのめり込んでいきます。

1週間という期日が来た時に知ったレオの立場と、自分との違い。諦めきれない思いと消したくない思いに、光は行動に移します。

あんなに立場が…と言ってたのに、最後はご都合主義すぎるとは思ったけど、ハッピーエンドで良かったです。とにかく、レオの絵が綺麗でウットリします。

3

美しい絵にうっとり

円屋さんを知るきっかけになった本です。
美しい絵にぴったりの王子様モノ。
表紙の美しさに惹かれて読んだのですが、中身の絵も背景にいたるまで丁寧で全く手抜きがなくすごいな~と感心します。
キラキラな王子様の王道モノなんですが、キャラの人格描写もしっかり目。
シリアスなお話ながら時にはとぼける様な笑いもあり(決して多くはないですが)、楽しめました。
どことなくアラビックな雰囲気も漂っています。
キラキラ少女漫画のようなお話がお好きな方にはオススメです。

2

ロン毛は好物なんだが…。

整理する前に読み返してみたよ。
絵はキレイだし、しっかりもしているんだが…。
超ロン毛美形キターーーーーー!と思ったらやっぱり「攻め」だったか。
受けでロン毛ってありそうでないんだよなぁ。

ストーリー的にお花畑すぎて…頭の中にピンクのキノコが生えそうでした。ハイ。
ストーリーも超王道でございます。
そういう意味では安心して読めるとは思うんだけどね…。
悲恋だの人間関係ドロドロでテンションあがっちゃう自分には無理だ(汗)
ウルトラゴージャスやどこぞの国の王子様モノがお好きな方に。

1

ちょいアラブ風味?

アラブじゃなくて日本が舞台なんだけど、多分アラブモノが好きな人はこの話は好きだと思う。
旅行会社勤務の光〔受〕は、行き倒れのゴージャスな金髪外人レオ〔攻〕を助けて行きがかり上彼を同居させる事になってしまう。
金持ちで他人に仕えられるのを当然と思っている特権階級な性格なレオが光と生活する事で少しずつ人と人同士の温かみを知って行くんですな。
ストーリーは王道っちゃ王道なんだけど、レオの金髪がまさにゴージャス!!画面からキラキラオーラが発射されてますよ~~!
対する光もレオと比べれば地味だけど整った顔立ちでその地味さ加減が、地味受けスキーとしては萌えツボ入りましたー!
万人受けする絵柄とストーリーだと思います、はい。

2

ファンタスティック(笑)

とにかく絵が綺麗!!
旅行代理店勤務で試験にも落ち続けるしがないサラリーマンと
小さな国とはいえ王子様との禁断の恋w

謎の多いレオと素直な光が紆余曲折を経て、幸せな結末を迎える様が
とても丁寧に描かれていて、神作品にしました☆

2

ゴージャス金髪攻!

なんともロマンティックな話だった。
旅行代理店で働く受が公園で拾ったのは、ゴージャスな長い金髪をもつ外国人。それが攻。
腹をすかせてたおれていた攻を部屋へつれてかえって世話をしてやったのに、礼1つしない傲慢な攻。でも、それは礼のしかたを知らない箱入りお坊ちゃまだったから、なんてところから話は始まる。
その育ってきた環境の違いから2人の関係は近付いたり離れたり。
もちろん、傲慢な攻にはやばやと受は頂かれちゃうのだが(笑)、そのシーンがゴージャスできれいで、転がるほどヨカッタ!
そんな2人に問題が生じるのは、攻の正体が浮上してから。
異国の御曹司だった攻だが、その家柄ゆえにいろいろと縛りがあって2人を苦しめる。後半はせつない展開が続くが、おたがい好き合って問題を乗りこえていくのはロマンティックでドキドキする。しかし最後の外交特権のシーンは笑えた。
なにより、攻の民族衣装がめちゃくちゃイイ!
そして1冊まるごとおなじ話だから読みごたえがある。
あとがきに、書き下ろしの4コママンガがついているが、それは最後のおたのしみ(笑)

5

人間育成

本質は優しいのですが、鼻持ちならない王子様(王子様ゆえに)を、苦労を重ねて今がある(それでもまだ目指すものには届いていない)青年が、人間として育てていく話だと思いました。
現実のような、ファンタジーのような、白馬の王子様的お話でしたが、説教臭いところが逆に気に入りました。

人は自分にないところを相手に求めるのでしょうね。

しかし、本当にこんな国があって、こんな王子様がいて、こんな行動をとっちゃったら、世界中が大騒ぎでしょうねぇ。
ヴィジュアル的には本当にゴージャスで、見ていて気持ちがいいので、問題なしですが。

2

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