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表題作タンゴの男

タンゴダンサー アンジー (リバあり)
ラティーノと日本のハーフ ヒロ (リバあり)

その他の収録作品

  • それはタンゴ
  • 想いの届く日
  • ラ・ジュンバ
  • 孤独の歳月
  • Epilogo
  • Afterword

あらすじ

タンゴの男と呼ばれながら、本当の情熱を知らぬままに踊り続けてきたダンサー・アンジー。
ラテン人の母を持ちながら、祖父に引き取られ、今は日本人として暮らすヒロ。
アンジーは出逢いのひと目から沸き立つような欲望をヒロに感じる。男にはまるで興味のないヒロだったが、懐かしい故郷を感じさせるアンジーの包容力に、戸惑いながらも、いつしか心と体を開いてゆく・・・。
男が男を愛する時を情熱のタンゴに乗せて描いた、著者初めての作品集。描き下ろしも収録。
出版社より

作品情報

作品名
タンゴの男
著者
崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 
作画
崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 
媒体
漫画(コミック)
出版社
宙出版
レーベル
メロメロコミックス
発売日
ISBN
9784776794899
3.2

(26)

(8)

萌々

(2)

(7)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
16
得点
75
評価数
26
平均
3.2 / 5
神率
30.8%

レビュー投稿数16

まさしく男と男!

すごい、これはまさしく男と男。
ガチムチ系の男同士のぶつかり合いって言う感じのお話だった。しかもリバ!最高です。

表紙からしてインパクト強いけど、ただ、エロとかイラストが濃いだけでなく途中泣かせる部分もちゃんとあって、内容も濃い。やられたぁ~~っ!って感じがした。

自分を理解してくれる人が見つかってほんと良かったねヒロ。運命の出会いってきっとこう言う事なんだなぁと思った。そして、彼らのタンゴをこの目で実際に見てみたくなってしまった。

ラストに入ってるその後の志保ちゃんより、ヒロがタンゴを始めたところが見たかったなぁ、それだけがちょっとだけ残念です。とにかく色々濃いから、綺麗なだけのBLに飽きてる人にはお勧めの1冊です。

9

高坂ミキ

久江羽様
次回作も楽しみですね~^^
じっくり待ちたいと思います。

久江羽

続編のお知らせありがとうございました。

ヒロが踊ってくれないと、すっきりしませんからね。
楽しみに待ちましょう。

読み逃さなくて良かったぁ…(しみじみ)

この作品が発売され書店で見かけたとき、ものすご~く気にはなりつつも即買い!とはならず、2~3日迷った末に購入した経緯があるのですが、読んだ今となれば本当に購入して良かった!!と声を大にして言いたい、そんなお気に入り作品になっています。

全体に濃ゆ~いフェロモンがにむんむんに漂っている感じや、筋肉がしっかり・がっちりとついている人物像や体毛などが苦手な方はキツイのかな…!?私はそういうのは気にならない方なので(積極的に読む程ではありませんが)、ただただひたすら『すご~い!キレイ!カッコいい!!』と感心しきりでした。それから…何なんですかね。描かれているのはものすごくがっちりした男だというのに、読み終わる頃には主人公の二人がものすっごく可愛く見えてくるのは。新たな自分の萌えを発見という感じです。

タンゴを踊っている描写は迫力があって見どころ満点ですし、脇役のキャラもすごく良くて色々な意味で読み応え充分な作品です。オススメです。


6

匂い立つSEXY~~~~!!!!

国語辞書には
セクシー(SEXY)
性的魅力のあるさま。性的なものを感じさせるさま

英和辞書には
1性的魅力(刺激)のある 色気のある,セクシーな
2性欲のある,セックス好きな  

もう、アンジーの存在自体がフェロモンでできてるのか!? 立っているだけで魅力あり、色気がある。そしてタンゴを踊る様は・・・・ これぞSEXY~~~~~!!!
なんだろな~~~、白黒の画から、色が出てくる感じ!そんな画力を出してくださっている岡田屋鉄蔵先生スゴイ!! 岡田屋先生初TRYなんですが、ガッツリやられましたvv
アンジーの匂い立つフェロモンンが!!う~~~ん ピンクのフェロモン???いや、そんな子供ではない!!どちらかというとパープル、時にシルクブラック、しなやかなベルベット素材のワインレッドも垣間見える大人の男の色ですvvvvv ここのところ、BL読み慣れすぎて、コレだ!!という本に出会ってなかったのですが、アンジーの毒牙に私がハマッタ!!! 人だからこそおきる、心の衝動に欲、そして性。 画がエロいんです。濃いんです!! でも、読めばピュアストーリーだと思います!今まで一度も心満たされるほど人を好きになったことの無いアンジーと、男を好きになったことの無いノーマルなヒロvv 心に素直になった二人の男の汚れの無いお話です。
 なによりも、アンジーが踊る様は必見!!!あの躍動感ある描写vv もう、ほんと目の前で生で見たいvvv そりゃ、あの姿見れば、相手が男だとか、ホモだとか自分はノーマルだとかそんなのどうでもよくなる!っていうか、考えたくても考えられなくなるってvvv  カッコイイーーーwwwwwwwww  画的にガチムチ系になるんでしょうが、ガチムチって筋肉強調させるのに、すこしふくよかに肉盛ってて、毛があって、どっちかっていうと、肉と肉とのぶつかり合い!みたいなリアルさがでるんですが、本作品のガチムチは太い筋肉に胸毛もあります。でも、全面にでるのは、
    やぱっりSEXYwwwwwwwww  この一言!!! に限ります。
もう、タンゴ習いたくなっちゃったvvv アンジーみたいなのいるかな!?
久々にテンション上げてくれた作品でした。
ちなみに、岡田屋鉄蔵先生のHPに Man Of tango のアンジーとヒロの老後番外編「SENIOR敬老DAY」(手書き)8ページと3ページ程のお礼コミックがWebコミックが読めますよ。コレも必見です!!

5

情熱と孤独の解放

表紙だけでこのインパクト。強烈です。
一体どんなガチムチ系かと構えたのですが、
読後は何だか魔法にかかったような気がしました。
情熱的な想いと繊細な心の機微の描き方が見事で、
ごつい2人がこの上なく愛おしく感じられてしまうのです。

セクシーでミステリアスなダンサーのアンジーが
孤独を抱えたヒロに見惚れ、慈愛と情熱をもって
口説いていく過程がひたすら優しく甘く染み入ります。
見事な筋肉を持つ黒髪髭面のアンジーを
妹分のベネは「ママみたいな存在」と言うのですが、
読んでいる内に本当にそう思えてしまうこの不思議。
彼の包容力と茶目っ気には男女問わず惹かれるのでしょう。

そんなアンジーよりさらに背が高く坊主頭のヒロが、
自分のつらかった過去を打ち明け涙して以降
どんどんと可愛くなっていくんですよ。
も、ガタイはいいし目付きもきついのに、照れたり
戸惑う姿はいじらしくてキュートなんだな。

躍動感あるダンスシーンはもっと見ていたい位格好良く、
肉感的なエッチシーンは心体共に溶け合う瞬間を
見事に表現しています。
アンジーの想いがヒロの心に触れ、やがて体でも感じる様になり
満ち足りるってこういう事なんだと感じ入ります。

冒頭登場するアンジーの理解者トニーノや靴職人のペペなど、
シニア世代のおやっさん達もとても魅力的。
続編の企画が流れてしまったとの事でとても残念です。
アンジーとヒロのダンスが見たかった。
きっと、とてもセクシーなタンゴを踊ってくれる事でしょう。

4

魂の解放に感動した作品

ワタクシが初めて肉体系にのめり込んだ初めてになった作品。
これで目覚めさせられましたデス!
肉体のぶつかり合いのエロティックさ。
それがタンゴという肉体を使った会話とも言える心も体も解放する踊りを通して、男を結び付ける。
濃い、熱い、ただそれだけなのに、色気がムンムンしているのです。
唯一女性キャラのベネの肉体でさえ、マッチョですw
そして坊主萌えという引き出しを開けてくれたのもこの作品。
柔道をやっていたというヒロのごっついはずの肉体も顔も、なぜだか可愛くて、、
ダンサーのアンジーは魔術師だと思いました。
ヒロという名前自体が”ステップ”という意味を持つ、そんな関連性も奥深いのです。
愛だの恋だの、そんな小難しいことは一切なく、互いの感性が惹かれあえば、それで成立する関係。
本能の命ずるまま感じればいい、それを伝えてくれたようです。

この本、実は続きがあったようですが、雑誌が無くなってしまった為にとん挫しております。
作者HPにて、その後の彼等、しぶ~いおっさん(爺?)になったラブラブな彼等を拝見することができますよ♪♪
ベネの子供たちが、ヒロとアンジーをパパと呼んでいた!
この3人の愛情&友情は続いたのですねv

3

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