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えーっと、まずタイトルから、ちょっと手に取るのを躊躇うようなタイトルだったんですが、内容に偽りがなかったです←
最終的に誰かとくっついてラブラブなんて個人的においしい展開にならないかしら? って思ったんですが、そんなこともなく、最後まで四角関係でした。
とはいえ、四角関係って考えるほどどろどろのものではなく、攻める側のホストクラブ三兄弟は仲良しだったので、受けの気持ちさえ無視すれば、和気藹々と物語は進んでいきます。いやまあ、肝心なのは受けの気持ちだって言われたらその通りなんですが……。
って肝心のあらすじ書いてなかったですね。
受けは、高級車のディーラー・星野ゆうき。
ただ、入社して以来、営業成績はさっぱりで、店長から太い顧客である女社長の接待を任されるも、そのホストクラブで、ゆうきがナンバーワンとナンバーツーに気に入られて女社長は放置。
そのせいで、女社長を怒らせてしまい、残されたゆうきが300万円の支払いを要求されることになってしまう。
「お金がないのなら、違うかたちで支払ってもらうしかありませんね」
ということで、お持ち帰りされてしまったゆうきは、身体を要求されてしまう……
というのが大体のあらすじです。
その後、成績の上がらないゆうきのために、三人はあれやこれやと協力してくれて、営業成績も上がって、それにゆうきはほだされて……という感じで物語が展開されていくんですが……。
なんというか、そういうので営業成績上げてもなあ……って、個人的に思ってしまうのと、そもそも四角関係って……という前提条件に否定的なので、いい評価はつけられなかったです。じゃあ、読むなって感じですけどね。
まあ、穏やかほのぼの複数関係がお好きな方にはオススメします。
これを買った当時はエロエロが読みたいって気分だったんだけど…
4P、剃りプレイとエロ要素を盛ってありますよ~って内容の割には…エロいシーンを読んでも興奮することがなかったっす…
大抵は読んでいるうちにこの話のこの部分がいい!!とか、攻めのこんな所や受けのこんな所がいい!!って拾うことができるんだけどな…
しかし今回は攻め三兄弟、受け、セクハラな上司、下品な女社長と登場したキャラクター全て、誰も好きになれなかった。
たまに設定も背景も省いたエロだけに特化した話も読みたいって時も出てくるんだけど、
やっぱり物語やキャラクターに入れ込んだ上でお膳立てされたエロ萌えも美味しく味わいたいんだなぁという矛盾も実感してしまった。
4人で~とのことなのですが…全然エロさを感じられなくて…orz←
いや要素としては玩具、剃毛、緊縛、監禁、放置等色々あるんですよ。
でもなんか…うん。。。
何でかなー…。。。
3兄弟の個性(花井=紳士系、月川剣=クール・格好良い系、麻美雪之丞=可愛い系)は分かりやすかったのですが…感情面の書き方が微妙でした。
何故3人の攻めが受けを好きになったのか…納得の出来る書き方じゃなかったです。
パッと見で「お、ちょっと可愛い子居るな~」的ノリ。
それがいつの間にか「愛している」に発展。
いやいやー展開的にはヤッただけだろ!と言いたい。
なぜ「ゆうき」でなければならなかったのか、って言う決定打がなくて…その辺が残念でならないです。
何よりも攻の3人が湯水の如くお金を使う(ゆうきの営業成績を上げるため等)のに対しても、悪いと思いつつ止めたりしないんですよね。
止めて欲しかったな…金目当てかよ?的な風に思えちゃって…。
後ゆうきが店長代理となった店の存続が心配です。
だって実力で店長になったわけじゃないんですから。
3兄弟の支援があって伸びた営業成績です。
他の店員がどう思うか?
また新社員の人への指導をできるのか?
…ってことを考えたら…店は大丈夫じゃなそうにしか思えないー。
タイトル通り4Pものだと分かっていながら…愁堂先生の作品で、イラストも良さげだったので購入したんですけど…
「あ〜やってしまいました!」
といった感じです(笑)
お話のテンポがいいので、あっさり読めてしまうんですけど。
悪くいってしまうと…
あまり、内容は期待しない方がいいです。
ホスト&オーナーの三兄弟 × リーマンのゆうきの話。
長男は、ホストクラブの経営者。次男と三男は、そのホストクラブのナンバー1とナンバー2。
3人は共にゲイ。
ゆうきは、車のディーラー。
でも、営業成績が最悪のダメ社員。
支店長から、女社長のお客様を紹介してもらい、その女社長と、三兄弟のいるホストクラブにやってきます。
そんなゆうきを気に入った三兄弟の姿に、面白くなくなった女社長は、怒って店を出て行ってしまいます。
そして、ゆうきがお勘定を支払うハメに…!
代金は333万円‼
支払える筈もなく…「身体で払え」ということになり、三兄弟のうちへ連れていかれ…
といった感じで、4Pに突入していくわけです。
三兄弟は、ゆうきに好きだという気持ちを伝えてはいるんですけど…
やっている行動は、愛情と言えるんだろうか疑問です。
ノーマルだったゆうきを、最初から輪姦し、いろんなことをやらされ…やられて…最後は剃毛までされてるんです。
あと、私生活でも家には帰れず、会社も三兄弟の家から通ってるし、服は買い与えられ、
車の業績にも貢献してくれるので、いつの間にか業績トップになっているし…と、愛の表現が理解し難かったです。
ゆうきは、超鈍感で、自分の意思を伝えることが苦手なタイプなので、三人に流されていく感じでした。
最初は、可哀想だなあと思いながら読んでいたんですけど、最後まで、ただ流されている感じで、少しイラっさせられるキャラでした。
絶対このまま三兄弟といたら、間違いなく、ゆうきはダメ人間になってしまうだろうと思います。
4Pといっても、ハードな痛々しい感じでもなく、意外と軽めHでした。
4Pとか苦手なんですけど…そこは少し残念でした(笑)
読むに当たって、
「なぜ好きなのか」「好きになったのか」とか…あまり考えない方がいいかも(笑)
この作品の前に、『3P』のお話も出版されてるんですけど!
まだ、部屋で眠っているので、気合が入って、読めたらレビューしようとは思っています。
というか私は、三男がいなかったら中立です。
多分私が可愛い攻め好きじゃなかったら、決して萌え評価はつけなかったと思います。
残念なのは、國沢さんのイラストでは三男・雪之丞がなんだかチャラい今どきの兄ちゃんで「可憐」「美少女に見える」ようには見えないことです。
できれば、可愛い攻めをCDで聞きたいです。
ところで、4Pモノで「スクエア」ってすごいタイトルですね。
でも確か「3P」っていう小説も愁堂さんは書いていたな気が……
BL恐るべし……