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表題作私説三国志 天の華・地の風 完全版 3

劉備配下の武将・魏延
天才軍師・諸葛亮孔明

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あらすじ

白帝城で瀕死の床についた劉備を見舞った諸葛亮は、益州を攻め取ってから後の10数年を思い出す。それは法正との暗闘であり、魏延との複雑な関係の始まりでもあった。そんな諸葛亮に暗殺集団「赤眉党」の影が迫る…。〔初版:光風社出版 1986~1998年刊〕

作品情報

作品名
私説三国志 天の華・地の風 完全版 3
著者
江森備 
媒体
小説
出版社
ブッキング
レーベル
Fukkan.com
シリーズ
私説三国志 天の華・地の風
発売日
ISBN
9784835443157
4

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

大いなる伏線の巻

白帝城で瀕死の床についた劉備。
主君の死を目前に、孔明が過去を思うところから始まった3巻。

新たな政敵・法正の出現。
魏延に強要され始まった肉の関係。
暗殺集団「赤眉」から狙われる孔明。

主に蜀内のゴタゴタがメインなので。
1・2巻に比べるとやや、派手さにはかけると思います。
濡れ場も少ないですが、法正と孔明の対立や外交の駆け引き。
政治闘争の面白さが楽しめます。
孔明の口先三寸の見事さは、読んでいて気持ちいい……(笑)

そしてこの3巻で広げた風呂敷が、4巻でどう畳まれるかが見物。
次に続く伏線の巻といったところでしょう。

2

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