もしかして、あいつに「ホの字」?

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表題作不思議飴玉 増量版

松田
好きだった子が好きだった男
吉本
パッとしない大学生

同時収録作品そのトキメキには訳がある / そのツブヤキには訳がある

安岡
現場作業職
榎木
執務職

同時収録作品アロワナ

同時収録作品夏とノスタルジア

受の師匠の息子、20歳
八島洋
画家

同時収録作品不思議飴玉 シニア版

その他の収録作品

  • 社の中

あらすじ

大学生の吉本には、気に入らない男がいる。それは「好きだった子が好きだった男」――松田。多くの女子から誘いを受ける松田を、なぜか意識してしまうのは、嫌いだから? それとも…!? 心も体もとろけた後に甘い余韻が残る──。せつない恋心を描いた傑作、描きおろしを加え登場!!
出版社より

作品情報

作品名
不思議飴玉 増量版
著者
ユキムラ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784757747487
3.3

(21)

(3)

萌々

(2)

(15)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
69
評価数
21
平均
3.3 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数9

萌えたԌ

これが噂の(?)ユキムラさんですかI
めちゃ面白かったです。
ファンタジー入ってる話ってどーかなとも思ったんだけど、すごい上手い使われ方をしていて良かったn[g3

私もあの飴玉が欲しいです
LfBLfBLfB

あと、思ったけど「不思議飴玉」って攻め優しいけど、すごい自信家ですよね。そこも好きn[g3


0

本編はもちろんのこと

不思議飴玉シニア版!
これがこの上なくいいです。
おっさん?もはやおじ様くらいの片思いって実際には現実的な要素はないかもしれませんが読んでいてなんか切なくなるような気がしました。

たった数ページで新境地開拓も夢じゃない(笑)

0

ちょい不思議系のお話多し

【そのトキメキには訳がある】
社員寮が舞台。布団を雨で濡らしダメにしてしまった事からベッドで一緒に寝る事になり…。
同じ会社の現場作業員×事務系会社員という組み合わせなんだけど、事務系会社員が何だか銀魂の新八に見えて仕方なくて…。現場作業員(イケメン)が男子校時代に彼氏がいたという人でして、メインカプよりもそっちの話が読みたーい!!と思ってしまいました。

【そのツブヤキには訳がある】
まさかの新しく購入した布団視点。布団から見たカプの様子を描いていてユーモアがあっていい。

【社の中】【不思議飴玉】
ファンタジーが絡む作品なんだけど、全編通してファンタジーじゃなくて現実世界との行き来が無理なくて上手。【不思議飴玉】の方が好きだな。食べると一度だけ何でも言うことを聞いてもらえる飴玉。それを食べて俺に命令すればいいだろ!っていう時点で、実はもう食べる必要性ないよねぇとニマニマ。飴玉の使い所がお見事でした。

【アロワナ】
稚魚から育てて可愛がってきたアロワナの「鈴」が死んで落ち込む水族館員の前に「鈴」と名乗る不思議な少年が現れた。
これは水族館員と鈴のお話ではなく、鈴と水槽の主である赤魚のお話でまさかの魚BLとでもいうのかな。じんわりくる読後感でこれが一番好き。

【夏とノスタルジア】
この作品も好き!年下ワンコとゲイの画家という組み合わせ。画家にはずっと心の支えにしていた人がいて、その人と電話で話した内容を支えに生きていたのだけど、実は…というお話でした。
初恋&10年間思い続けていたワンコ。ワンコといれば幸せな未来が約束されている感じで、やっぱりワンコっていいなぁと。末長くお幸せに。

ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews
で教えていただいたのが、こちらの作品です。
現実とファンタジーの境が危ういほんわり不思議な作品が多くて、楽しめました。
教えてくださりどうもありがとうございました。

1

フワーっと甘いもやに包まれているような一冊

作品データは、表題作カップルが関係する作品全体のものです。(帯のあらすじには「せつない恋心」とありますが、せつないというよりグルグル・ワタワタしている感じで、私にはコミカルに見えました。)

表題作は、食べると人を一回使役できる飴が絡んだ、ある意味ファンタジックなお話。
おかしな出来事(「社の中」参照:完全なファンタジー)がきっかけで、
好きでもなかった(というか、苦手だった)松田に一度だけ抱かれてしまった吉本が、
なんだかんだでほだされていっちゃうお話なのですが、
件の飴が効果的な使われ方をしていて面白いです。
松田くんって、吉本を操縦する才能があるんでしょうね。
描き下ろしも含めたシニアカップルの二人の詳しい関係ももっと知りたいところです。

他に、同じ会社の寮に住む二人の、布団が取り持つほのぼの純情ラブ(なんだかんだで一番現実的なので、私はこれが一番好きです。布団のツブヤキもなかなか笑わせてくれます)。
水族館の飼育員と可愛がっていたアロワナと、大魚ピラルクーのホロッとくるファンタジックなお話。
やっと自分に自身が持てるようになった若い画家が、以前世話になった恩師に会いに行き、その息子の愛を知る、自然とノスタルジックが織り成すお話など、
心にしみるタイプの寄せ集めになっています。

3

不思議系の話が比較的多めでした

表題作の「不思議飴玉」よりも、独身寮の隣人同士(安岡と榎木)の二人がカップルになるまでを描いた「そのトキメキには訳がある」「そのツブヤキには訳がある」シリーズの方が好みでした。
二人の気持ちが通じ合いカップルになるまでの流れは、ちょっと急過ぎる印象もあるのですが、丸々一冊全てがこのシリーズという訳じゃないのでそれは仕方ないですね。
「そのツブヤキには訳がある」の布団視点(笑)がちょっと変わっていて良かったです。

それから「アロワナ」というちょっとファンタジーが入った話も好きでした。
かなり変化球的なんですが、まぁこれも恋愛と言えば恋愛だよな…と思わせてくれる内容で、
ちょっと切なさを感じさせつつも温かい雰囲気の話で良かったです。

「杜の中」「不思議飴玉」のシリーズは、「杜の中」は昔話風日本版ファンタジー、
「不思議飴玉」もちょっとだけ不思議系な感じの話なんですが、私は後者の方が好きでした。
また描き下ろしの「不思議飴玉」シニア版のオヤジ二人の関係が妙に気になりました。
あくまでも片想いっぽい感じの雰囲気なのですが、その想いは何年ものなのかしら!?
といらぬ想像を膨らませてしまいました。

1

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