表題作BLUE FILM

平良光
人見直之

あらすじ

<BLUE FILM FIRST>

『HYDRA』番外編。
主人公たちが大学2年のころ、平良とヒトミが部屋で過ごしている場面。

作品情報

作品名
BLUE FILM
著者
宮本佳野 
媒体
漫画(コミック)
サークル
CURVE〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
RULES
発売日
4

(1)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

『HYDRA』番外編

同人誌『HYDRA』の番外編で、ここでのカップルは「平良×ヒトミ」。Hシーン描写は控えめなものが多い宮本佳野作品ですが、こちらの内容はタイトルどおりにポルノグラフィック。あとがきでは「描きたいと思ったエロの50%ぐらい…」とおっしゃっています、十分エロいと思うんですけどね。

ふたりが大学2年になったばかり、20歳のころ。
場所は例の畳の部屋@平良の実家。

「へっくしょん!」というヒトミのくしゃみから始まります。ヒトミが平良のを口でしてあげていて、頭を持ち上げられるのが気になるヒトミが理由を聞けば、平良:「だってやってるときの顔好きなんだもん」。ヒトミ:「もうやめた!」と、いつもの感じが大変落ち着きます(笑)。平良がごめんごめんと謝って、機嫌をとりつつ交代。しばらくすると「すげえ入れたくなってきた」という平良に、ヒトミはOKを出すのですが…。

このあと、シーンの最中にヒトミの目の前にいたのは、なんと竜!
その後、平良に戻ったりまた竜になって…体位もいろいろ変わって、結局目が回ってきてしまったヒトミ。熱が39.1℃もあったのに頑張ってたんだね、かわいそうに…(※平良はヒトミの体調が悪いとは知りません)。つまり幻想というか、夢落ちみたいな感じだったのですが、それを知らない平良の一言一言がやさしくて和むのが...なんとも切ない香り、な一冊なんですよね。平良に「ごめん…」と言うヒトミだが平良は「?」。ラストは平良が看病してあげて「おやすみ」。顔が見えなくなったあとベッドの中で涙をこぼしているヒトミ。平良はベッドを背にTVを見ています。もうホント、なんとも言えない、この気持ち…。

ところで、この頃の外見に関しては、ヒトミがロン毛、平良が黒髪ですっきりとしたヘア。ヘアスタイルがころころ変わるのもこのシリーズの魅力だと思っているのですが、作者が "これはだれだれ" と作中に書いてくれないとわからないかもな(書いてあります、笑)...それさえも私は楽しみなのですが。眉毛で見分けるといいらしい(あとがきより)。

なお、正確なタイトルは『BLUE FILM FIRST(1st)』です。

6

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