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「はて?15センチとはなんぞや」と考えた時、日に日に卑猥な思考になる私は
アレのサイズが15なのかとか…女子として、大丈夫かという発想をしてしまったわけですが
読んで、可愛いお話だったので…砂原先生に土下座したい気持ちでいっぱいです…!
15センチというのは、なんと雪見の身長のこと!
雪見は、四年前まで同じ美術学校に通っていた伏木野に個展の招待状を貰い、
向かった先の展示場で階段から落下、なぜか体が14,3センチ…元の十二分の一サイズ、
ちょうどドールハウスにぴったりな大きさになってしまったのです。
雪見は伏木野の家で住むことにまりますが、小さくなると世界はかなり変わってしまいます…。
行動可能範囲が狭まるし、洋服はそれこそ人形用になって、食べ物も大きいし、猫なんて怪獣。
その猫に襲われるという描写ではもう…ハラハラしてなりませんでした!相手は猫なのに!笑
そんなつり橋効果というか何というか、何気なく親切だったり、助けてくれたり、
仕事を手伝ってくれたり、心配してくれる伏木野に、雪見もちょっとずつ心を許していくようです。
一緒に眠る時は、雪見は伏木野の手の平の中。可愛いです~♪
仲良くなった二人が、じゃれ合いが発展しエロい空気になってしまうという描写でも
小さいからこその萌えシチュがかなり良かったです!
まぁ、はたから見れば、裸のフィギュア眺めてセンズリする大男…の図になっていますが
雪見は生身の男の子だし、二人の間ではあくまで共有の興奮があるのでヨシ☆
そもそもどうしてミニサイズになってしまったのか…は、
雪見が度々回想する過去などに、ちょっとしたヒントみたいなのが隠されていましたね。
ここでオチを言うと、もう…わくわく半減だと思うので、
お手にとっていない方は是非その目で、その気持ちで体感してください!
読むたびにエロさが増す気がする砂原先生。
あとがきでもお話されていましたが、先日のDear+ハル号ではエロ番長の称号をお持ちでした。
なるほどエロ番長…!
今回も、十二分の一サイズの濡れ場というイノベーションをもたらしてくださいました。
さすがです本当に。どこまでもついて行きます!
最近エロ度が増しに増している砂原さんの最新作は、色モノでした……!
このままエロ色モノ芸を極めていただきたいと思った作品です。
「受の体がミニサイズになってしまう」という設定は、
先に雑誌掲載分を読んでいた友人から聞いていて知っていました。
しかし濡れ場に突入する時は、ミニから通常サイズに戻るんだろうと思っていたのです。
それがまさか、まさか!!
ミニサイズで濡れ場が繰り広げられるとは思いませんでした(びっくり)。
しかもこの異常事態の濡れ場に、うっかり激しく萌えてしまった……。
攻の伏木野は育ってきた環境から、人として少し変わっています。
人と上手くコミュニケーションが取れない彼は、雪見と喧嘩する事も多々。
そして人の心の機微に疎い分、伏木野は本能で動くのです。
考える前に身体が動く。美味しそうなモノがあれば舐める!食べる!!
そんな動物的な伏木野が巻き起こす濡れ場が、エロくて良いです。
「手のひらサイズの恋人」という設定を聞くと、
「南くんの恋人」を思い出す人も多いのではないでしょうか?
私は昔、武田真治版のドラマが大好きで。最終回では泣きました。
なのでこの作品も「南くんの恋人のように、最後は鬱展開だったらどうしよう!」と。
実はちょっとびくびくしていたのですが。そうならなくて良かったです(笑)
小さくなった雪見の描写がとても可愛くて!
南野ましろさんの挿絵も作品にばっちり合っていました。
可愛くてエロくてコミカルで、最後まで楽しく読めて満足です!
あの『言ノ葉ノ花』と同じ作者が書いたとは思えない。。。ご本人も仰ってますが色モノBL。
事故がもとで(?)15センチ足らずの体になってしまった雪見は、コトの経緯を知る伏木野の世話に。二人は美大時代の同級生なのですが何もかもが対照的で、少なくとも雪見にとっての伏木野は気にくわない相手でしかなかった。
でも、なんたって15センチである。ひとりじゃ何にもできないんだから仕方ない。
最初は自作のドールハウスを持ち込んで暮らしていたのだが、伏木野の留守中、猫に襲われ命辛々逃げ出す破目に。
戻ってきた伏木野が靴箱で雪見を見つけた時の、その慌てようったら尋常ではない。
いつもは無表情で口数も少ない朴念仁が、スニーカーに入ったままの雪見を大事そうに持ち上げて「生きてた。おまえ、生きてた。生きてた」って何度も何度も繰り返す。
伏木野がどんなに雪見を大切に想ってるのかが丸わかりなのだ(笑)
それからというもの、(心配のあまり)夜寝る時は雪見を掌にのせて眠る伏木野。
雪見の方も、だんだんと伏木野に興味を持ち、彼のフクザツな生い立ちを知ることに。
そうしてふたりはちょっとずつ心を通わせていく。
奇想天外な設定だけど、ふたりの気持ちが徐々に近くなっていく過程がなんとも微笑ましい。
でも、雪見がどんなにちっちゃくて可愛くても、これはBL。
15センチでも工夫次第でなせば成る。。。
さすがは砂原さん、エロ番長の二つ名はダテじゃなかった!
いや、正直そこまで考えてなかったので、読みながらそういうシーンが出てきた時にはチト焦っちゃったり(^^;なんだかカルチャーショック(笑)
15センチの人間とのHってどんなだ??
って気になって買いました。
読んでみて…はーーなるほど( ゚ー゚)と納得。
メルヘンな感じじゃないですが、エロいです。そういう感じですかー!と思わず声にしちゃいました。
女の子のお人形遊びみたいに着せかえたりして喜ぶ感じではないですね。かわいい受け対象って雰囲気じゃないです。
ドールハウスが半分空いてるってところには想像してムフムフしましたけど。
そういう部分ではちゃんと物語として成り立っていて、先の読めないところが新感覚でした。萌えを楽しみつつ、読ませる…。なかなかいい作品だったと思います。
砂原さんが、ディア+で時々やらかすファンタージー系。
主人公達がドールハウス作家&住宅模型作家。
伏木野の展覧会を見に行った美術館で、階段から落ちた雪見。
気がつくと自分の体が、ドールハウス・サイズになってしまっていた。
やむなく伏木野の家に連れ帰られて、同居生活が始まるのだが、、、
これはどちらかの夢なのか…
伏木野がホントに言葉足らずで、こいつさえもう少しまともにしゃべれば、二人はもっと早くにくっついた物を…
15cmっていうと、ジェニーちゃんサイズくらいかな?
ケーキに溺れて、クリームまみれエチ(本編)とか、縋り付いて擦りつけ&頭から大量に浴びたり(続編)と、南野さんのかわいい挿絵と相まって、えろいわ、かわいいわ、
ま、どっちかって言うと、エロい…?
とにかく、ちゃんとハッピーエンドになってよかったわ。
体が小ちゃくなるお話って言うと、思い出すのは「南君の恋人」
こっちは女の子が小さくなる話で、何度がドラマになったりしたはず(私が見たのは、南君が武田真治Ver.)
「南君~」では最後、すごくあっけなく簡単に死んじゃって終わるのが、いきなりリアル。
あれは、悲しい終わり方だったなぁ
(ドラマ版の結末は覚えていないけど、どうなったんだろう?)