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表題作ゴールデン・デイズ 8

あらすじ

祖父・慶光が年老いてからも悔み続けた運命の時。光也は”仁を救う”ことが出来るのか!?そして、時を超えて二人を結んだ絆が残したものとは…!?黄金色に輝き続けた日々と眩い緑色の瞳は、いつまでも光也の心に―。タイムスリップ大正浪漫、感動の最終巻!!

作品情報

作品名
ゴールデン・デイズ 8
著者
高尾滋 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花とゆめCOMICS【非BL】
シリーズ
ゴールデン・デイズ
発売日
ISBN
9784592182931
4.9

(32)

(31)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
158
評価数
32
平均
4.9 / 5
神率
96.9%

レビュー投稿数8

輝いていた日々

ついに最終巻。
相馬夫妻の死の真相が明らかになりました。
やはりあの人の仕業だったようです。
慶光が裏で調べている様子があることも把握していて、春日と関わりが深い者との縁談を進めるとかなかなかエグい。

そして、本当に慶光が回避したかったこと。
光也のお陰で何とか叶えられます。
光也は自分がここでいられるのも後少しだと悟る。
この辺りから涙が止まりませんでした。

二度と会えない、もう失いたくないのに。
雪降る愛宕山での抱擁、セリフにもう号泣。
まさかキスまで見せていただけるとは、泣きながらも萌えました。

百合子、亜伊子、慶のそれぞれの恋愛も成就したものの、時代に翻弄されたものであったことが辛かったです。
仁も…泣
仁が守った世界で光也は生きてるよ!と伝えたい。
凄く辛いですが、光也が未来を変えた事で仁の未来も幸せだったと思えるから明るく捉えたい結末でした。

伏線回収とか色々考えていたことが、読了後は吹き飛んじゃって頭が働かない状態に苦笑
BL部分はホント言うと、光也と仁にくっついて欲しかったのが腐女子ゴコロですが、それはそれで趣が無かったかも…て気もする。
このラストが美しいのかも知れませんね。
心が揺さぶられました。

しばらく思い出し泣きすると思います。
甘々アホでエロいBLでも読みます!

1

幸せになれ

1巻を読んだ時から「あ、これ最後やばそう」と思っていましたが、やっぱり泣くやつでした。
8巻は途中から涙が止まらなくなって、読み終わった後も思い出すたびに涙が出てきてこの漫画を忘れる必要さえありました。

仁と慶光も好きですがやっぱり仁と光也。
別れの時、光也の願いと最後のキス。
そして戦場でも「あの記憶がある限り一生幸福なままだ」と言い切ってしまう仁。
光也の願いを叶えた仁が時を超えて渡す幸福のバトン…何度読み返しても泣けます。

BLに慣れてしまうとどうしても「どうにか二人で幸せになれないものか…」と思ってしまいます。
でもそういう不満は読後感の良さがが攫っていってくれます。
このラストは一番腑に落ちるしこうなるしかなかったですしね。
読み終わってからゴールデン・デイズというタイトルを見るとぴったりだなと思って胸がジンとします。

BLに分類するかどうかは人によると思いますが、BLの入門書としてすごくお勧めです。
大正ロマン、SF(タイムトラベル)、途中からサスペンスの要素等もあり、脇キャラも個性豊かです。
名作です、ぜひ読んでみてください。

3

彼の為に世界を守る

まさかこの本が、ちるちるさんに登録されていたのに、私も驚きました。
高尾滋さんの「ゴールデン・デイズ」最高です。
ぼろぼろ泣きました。


幸せになれ
オレを悲しませない生き方をこころがけろ
死ぬまで
幸福になる努力を怠るな


光也が元の現実へ帰ってきた後、それぞれの「生」を生きた
仁、亜伊子、百合子、慶、そして祖父の慶光。
慶光に言った百合子の言葉には、胸が詰まりました。

愛宕神社で、今、光也の目に映る景色と、仁と一緒に見た景色。

生涯を独り身で貫き、戦地でも最期まで離さなかった仁の形見が
時を超えて光也に届く場面では、涙腺崩壊です。
涙無しでは読めない。
BLではないけれど、仁と光也、二人は想い合えていたんじゃないかと思う。
慶光と仁が最期まで親友でいれたのは、光也がいてくれたから。

長い年月を超えた、大切な人達との絆や想い、出会えた永遠の記憶、
高尾滋さんの作品の中でも、名作中の名作だと思います。

3

すごい愛だ

でも仁は慶光が好きだったんじゃないの?
あんなに好きだった慶光から光也へ気持ちが移るその心の過程がよく分からなかったです
光也の方が慶光に比べて特段魅力があるっていうわけでもないですし……
むしろ好きになるきっかけになった「異人を怖がらない」という特性に関しては、現代の若者・光也が持っているのは当然なので、慶光(と百合子)の方が偉大だなあと思うのですが

穏やかな慶光・がさつな光也、中身は一見まるで違う2人の魂は似ていて、仁はどちらのことも本当に誠実に好きだったのか
私はそうだったらいいなあと思ってます

3

心に残るとはこのこと

ですね。
私の場合、1~7巻は多少うるっときただけだったのですが
最終巻でやられました。

もう号泣号泣号泣!
手足が震えるほど泣きました(笑)

何度も読み返したくなる作品です。
積んである新刊があっても、読みたくなったらこっちを優先してしまうほど(笑)


ぜひ手元に置いておいてほしい作品です。
そして何度も読み返してください。

一生手放したくない漫画です。

4

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