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表題作 吸血鬼と愉快な仲間たち

アル → 平川大輔

暁 → 緑川光

その他キャラ
忽滑谷[森川智之]/ 津野[遊佐浩二]/ 柳川[千葉進歩]

あらすじ

コウモリのまま冷凍され、日本にやって来たアルは一人では血を吸うことができない不完全な吸血鬼。昼はコウモリだが夜は人間の姿に変身する。ひょんなことから、刑事の忽滑谷に拾われ、エンバーマーである暁と同居することに。そんな折、忽滑谷が追っていた連続殺人事件にアルが巻き込まれ…?!〈ブックレットより転記〉

作品情報

作品名
吸血鬼と愉快な仲間たち
著者
木原音瀬 
イラスト
下村富美 
媒体
CD
作品演出・監督
本山哲
音楽
中川孝
脚本
MORI-TADA
オリジナル媒体
小説
メーカー
ランティス
シリーズ
吸血鬼と愉快な仲間たち
収録時間
73 分
枚数
1 枚
ふろく
なし
発売日
JANコード
4540774507665
4.3

(21)

(11)

萌々

(6)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
91
評価数
21
平均
4.3 / 5
神率
52.4%

レビュー投稿数9

やっぱ格段にストーリー性がある

いろんな作品を見聴きして木原音瀬作品に帰ってくると、「やっぱ格段にストーリー性があるなァ…」とシミジミ思います。
やっぱ面白い。
この吸血鬼シリーズはストーリーだけじゃなく、キャラもいい。女王様とヘタレのコンビネーションが抜群です。
ユーモアもあるし、脇キャラもいい。

あとこれ脚本もいい。
時間内におさめるために原作をいろいろとはしょってるんだけど、はしょり方が上手いなぁと思いました。
原作の良さを最大限損なわないはしょり方だったので、嬉しい。
(二枚組だともっと嬉しかったんだけど、こればっかりは仕方ないねw)

キャスティングも抜群です。
緑川さんってこういうタイプの女王様キャラが一番合ってるような気がしました。ブチギレるときの罵声が麗しいです。
ヘタレのアル役は平川さん。さすが平川さん、ヘタレ役が上手いッス。

つまりなにもかもが素晴らしいのですよw
万人にオススメ。

4

最高

原作未読です。これは面白かった。
さすが木原先生の原作だけあって、
バッサリいかれてても、しっかりした聞き応え。
ベテラン声優陣は、本領発揮でみごとでした。

絡みやBL的な要素は全くないけど
むしろそれでいい。すごい楽しい。アルが可愛いすぎ。
あきらとの掛け合いが超笑えた。いやー久々に大満足。

木原音瀬先生ってどんなお話でもいけるんだな。
最高に楽しませてくれる。この作品は笑いもツボでした。

原作では絡むようですが、このままこんな感じでいいけどな。
とにかくおもしろい。次へGOしまっす。

4

こうもりの声がすごくかわいかった

小説原作未読。漫画版履修済み。

漫画が原作にかなり忠実なのがわかり、聞いていて楽しかったです。

物語がものすごくおもしろい!
吸血鬼が主役だけど、今までの読んだり見たりしてきたどんな吸血鬼とも違います。
若気の至りで女性ともりあがって、気づいたら半端な吸血鬼になっていたという気の毒な青年、アルが主人公です。

英語のセリフのとき日本語でしっかり話しつつ、背後にうっすら英語が聞こえている演出も聞き取りやすくてかつ臨場感があってよかったです。

頼りなく、優しく、芯がしっかりしている、アルを平川さんが演じていらしてとっても魅力的です。
心の声のときは流暢だけど、話すときはめちゃくちゃ片言になるアルの日本語が、とってもかわいくて、平川さんのちょっと頼りない感じの演技がとても素敵でした。

ぶっきらぼうで不器用な家主で飼い主な曉を緑川さんが演じていらして、乱暴なことを言っても、冷たく突き放すようなことを言っても、その根底にある優しさのようなものを感じさせてくれます。

忽滑谷の森川さん、津野の遊佐さんがめちゃくちゃ豪華で、登場シーンは主役2人に次いで3番目、4番目に多いのですが、耳の栄養…。
物語の深みを増していてとてもよかったです。

あと、個人的にこうもりの声がすっごくかわいくて、言葉を発していない鳴き声だけなのに、ちゃんと心情表現していらしてすごく好きでした。

原作探して読んでみようかと思います。

0

しっかりした原作と魅せる声と演技で聴きごたえあり

豪華キャストと安定した演技で言うことなしです。
BLというシーンは全くありませんでしたが、笑ったりしんみりしたりとても面白いドラマでした。
ただ犯罪に巻き込まれ肉体的に痛々しいシーンが結構あるのでそういうのが苦手という人には聴きにくい場面が少なくないです。

英語で演技する三人の声にもうっとりです。
バイリンガルの方や英語圏の方にはどうかわかりませんがとてもお上手で皆さんのご苦労がうかがわれます。

アルベルトはナンパした女の子が吸血鬼だったのに、そうと知らずに咬まれてしまって吸血鬼になってしまったのです。それも中途半端だったから昼は蝙蝠に変身してしまうんですね。
不器用で世間知らず、考えなしに思ったことを口にしてしまうようなところはきっと人間だった時からの性格なんでしょう。
悪気はないし可愛いんだけど友人だったらたまにムカつくかもしれません。
でも、同居することになってしまったエンバーマーの高塚も口が悪く短気なところがあるので二人で言いたいこと言い合えてちょうどいいかもしれません。

アルが連続殺人の犯人に刺され大けがを負うのですが、死なないアルでも痛覚はるからその痛みに耐える平川さんの悲痛な声にもうやめてと言いたくなりました。

サスペンスホラーなファンタジーで萌もありさすがに木原さんの原作でストーリー展開も面白くてつづきが楽しみな終わり方です。

1

なにこの楽しいお話!原作読まなきゃ!

木原音瀬さんってこんなコミカルな感じのお話を(お話も?)書かれるのですね。
小説を全然読まないので、ネームバリューのある作家様ほどチラ見した氷山の一角だけで勝手なイメージを持ってしまっているなーと反省しながら、とても楽しく拝聴させていただきました。

本作の魅力はですね、カップリング(吸血鬼×エンバーマー)から想像していたトーンと全然違ったものが聴けることでしょうか。
原作者様自身が「ゴシックな雰囲気は皆無です」とブックレットで仰られている通り、吸血鬼モノと言えば……な重厚感やダークさは一切ナシで、登場人物達の愉快なやりとりをついついニマニマしてしまう顔を頑張って引き締めながら聴くしかない楽しい1枚でした。
・・・というのも吸血鬼の〔アル〕が、中途半端に吸血鬼にされてしまった不完全な吸血鬼なのです。
牙がないから吸血が出来なくて血をぴちゃぴちゃ舐めて飲んでたり(かわいい)、変身をコントロール出来ないから昼間=蝙蝠、夜=人間で、昼間が完全にペット状態だったり(かわいい)、英語しか喋れないから日本語勉強中で、モノローグは流暢なのにセリフはカタコトだったり(かわいい)と、とにかくアルが可愛いです。
これはねぇ、好きな声優さんの特に好きな種類の声で聞けているので多分輪をかけて可愛らしく聞こえてしまっているとは思うんですけどねぇ、いやもうマジで「キャスティングありがとう!!!!!」ってなる可愛さでした。
ただ、アルが途中で辛い目に遭ってしまった時の声は心が痛かった……。

そして〔暁〕。
これが本作を聴いてみようと思った一番の理由なんですが、暁の職業がエンバーマーなんですよ。現実は疎か、創作の世界でも滅多に出会えないエンバーマーという職業。
それが不死の存在の吸血鬼とカップリングされているところに興味を惹かれて手に取りました。
予想通りに暁はちょっと小難しげなキャラで、どことなく何か抱えてそうだなぁって感じが言葉の端々に出ていますが、この1巻だけではその辺は全く分からず。
原作読むと分かったりするのかな。
うん、やっぱりこれは原作をちゃんと読んでみよう。
Holly NOVELSって去年電子から撤退しちゃったんだよね。出会うの一足遅かったなぁ、、紙本あるかな、、

あと、これは完全に個人的な視点での絶賛ポイントですが、
メインキャストが、平川大輔さん(アル)、緑川光さん(暁)、森川智之さん(忽滑谷)という自分の好きな声優さんトップ3なので、なんだこの至福の声の洪水は…‼︎ってなりました。
森川さんの出番がわりと多くて、3人で話してるシーンが多かったのが嬉しかったです。
BLCDとして良いのか悪いのかはさておき、本作にはBLシーンが全くないのでなんだろうな、、攻め声とか受け声とか意識せずに聞けるのが良かった。BLをCDで聴くのを今まで避けてきた理由って結構そこだったりするので。
本作は会話でとにかく萌えさせてもらいました。
アルと暁の関係は萌えるし、アルをいじめる暁を止める忽滑谷さんの役回りも良き。
萌えです萌え。
こういう感じのほのぼのしたやつ最近のCDでもあったりしないのかな。(・・・と思ってエロなしor少なめで検索してみたけど数えられる程度しかないね、、エロくないと売れないのかな〜)

ブックレットにSSが収録されているのですが、これもCDで聴きたかった!
パンツネタどんだけ引っ張るんだ笑笑

0

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