表題作 VIP 2 -棘-

久遠彰允 → 三宅健太

柚木和孝 → 神谷浩史

その他キャラ
上総朋之[鳥海浩輔]/ 谷崎仁志[成田剣]/ 宮原肇[平川大輔]/ 幸村聰[古島清孝]/ 記者[橋本昌也]/ 香田社長[石井康嗣]/ 祖父江議員[小原雅一]/ アナウンサー[畠山美和子]/ 石原麻美[山口由里子]

あらすじ

『あんたの言いなりにはならないって意地張んなきゃ……あんたの傍にはいられない』17歳の春。降りしきる雨の中。家出をし彷徨い歩いていた和孝はある男に拾われ居場所を与えられた。久遠彰允。だが、裏社会で生きる彼の正体を知った時、和孝は半年続いた久遠との生活から逃げ出した。―あれから7年。訪れた再会の時。「修復する気はあるか?」―投げかけられた久遠の言葉に激しく動揺する和孝。…あの時、どうして自分を追いかけてきてくれなかったのか。久遠の「本心」を知ること、彼に情を傾け身動きがとれなくなることへの恐怖。そんな苦悩する和孝のもとにある日突然、押しかけるように一人の男が現れた。谷崎仁志―久遠の傍に仕える上総の、幼馴染みだという。成り行きで面倒をみることになった和孝だったが、何やら心の奥底に秘め、過ぎ行く時を待つように過ごす谷崎の姿に―叶わない夢ほど、甘く切ないものはない。現実から目を背けないために、自分はなにをすべきか―。和孝は、少しずつ久遠との未来に向き合い始めていた。

作品情報

作品名
VIP(2) -棘-
著者
高岡ミズミ 
イラスト
佐々成美 
媒体
CD
作品演出・監督
鈴本雅美
音楽
宮本空
脚本
中山瑞希
原画・イラスト
佐々成美
オリジナル媒体
小説
メーカー
サイバーフェイズ
シリーズ
VIP
収録時間
78 分
枚数
1 枚
ふろく
特典FUNBOOK
発売日
3.3

(14)

(2)

萌々

(3)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
45
評価数
14
平均
3.3 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数4

大人のやりとり

原作未読です。
CDだけ3作聴いているのですが
話の流れはちゃんと分かります。

コトに至るときの物音がえろすです。
ガタガタっとか鳴ってて激しい(///)!

攻めの過去が気になって探ってしまう受けがかわいい!
で、久遠清和会(?)に乗り込んでくときに組の下っ端とモメるんですがそこはクールビューティを発揮。上総さん(@平川大輔さん)が助けにきてくれて一件落着。
カズタカには子猫のような印象を受けました。

絡みのシーンはえろいです。

0

何かを捨てきれない男たち

前作から続けて聞くのがいいかも。その方が、和孝の心情の変化がより感じ取れてストーリーを追いやすい。
相変わらず重厚なヤクザものにはなりきれない部分はある。

二作目ということで、神谷さんも三宅さんも演技やキャラ作りが安定した感じ。
これを聞いて、上総さんのイメージがかなり変わった。
和孝の家に呼び出されて谷崎と対面するシーン、一瞬声を荒げたあと一息置いて普段通りの喋りに戻すところが特に印象的だった。
久遠さんの過去の女である石原さんの声質が雰囲気に凄く合っている。
今作はところどころに過去の匂いがする。
逃げるではなく衝突する(感情を抑えられずに暴露する形ではあるけど)ことのできるようになった和孝は、あの頃から少しは大人になったと言えるのかもしれない。だけど久遠さんに迫られて全部を吐き出せないのは、それが和孝という人間だからなのかなと思った。
久遠さんは相変わらず心の読めない怖い人だけど、和孝の家に乗り込んていくくだりから、本当は優しい人だということがよく分かる。
前作から更に増した和孝のぎりぎり感が危なっかしくて、聞いている間ずっと不安な気持ちを抱えさせられた。
上総さんと谷崎の件が済んで、今度は和孝が久遠さんのところへ乗り込むところは、久遠さんが嬉しそうなのが伝わってくる。声が物凄く甘くて困った。
サイバーさんは音楽が良くていい。SEも文句なし。
もし自分たちが上総さんと谷崎の立場になったらの話で、上総さんと久遠さんの信頼関係が透けて見える。
久遠さんと和孝の関係は一応決着がついたみたいな終わり方でほっとしたけど、宮原さんの意味深な台詞が気になった。

主に久遠さんと和孝に焦点を当てて二人だけの世界を構築していた前作から、今回は上総さんや宮原さんもその中に組み込まれて、上手く人間ドラマに昇格している。
久遠さんと和孝のお互い一歩も引かないやり取りは、延々と聞いていると息苦しくなる。今回は上総さんと谷崎の話をメインに進んでいるから、その点ではかなり楽になった。

1

シリーズ2作目

原作既読です。
相変わらず久遠役の三宅さんはカッコイイですが、絡みの部分に関してはちょっと恐かった所もあったかな~(懐かない柚木を繋ぎとめようとして)。
でも、柚木の危機を察知して即行動に移したところは、やっぱり柚木は特別なんだなと思わせて萌えました。
でもその感情がほとんど態度にでないところがもう・・・渋すぎるというか、硬派すぎるというか・・・そこがいいんですけれどもね。
今回は出番が少なかったのがちょっと残念。

柚木役の神谷さんも相変わらずのツンデレです。
久遠の過去の女性の件で揺れるのがちょっと切なかった。

今回はなんと言っても上総の存在感がアップしました。
鳥海さんの声のイメージもよく合っていて、今後も出番が多くなればいいなと個人的に思っています。

1

一作目よりはテンション落ちたかも

シリーズ二作目です。
硬派なやくざモノ。命の危険など皆無な日々を送ってる私を別世界に連れていってくれました。
攻めの三宅さんがザ・ケダモノって感じでした。最高です。
ケダモノに泣かされてるのは神谷さん。私も神谷さんをいじめてアンアンゆわせたいですw こういう役をされてる神谷さん、本当に可愛いです。薄幸が似合う!なんて言ったら失礼かしら。

ストーリー的には、一作目よりもちょっと勢いが落ちちゃったかなと思います。
といってもこれはシリーズ比なので、単体で考えれば十二分に面白かったんですが。
受けの柚木(神谷さん)の性格、一作目のほうが好きだったんだよね。疑心暗鬼のせいで、自分で自分を追い詰めてしまう受けってあんまり好きじゃないもんで。
けど、そうなるに至った敬意をきちんとストーリーの中で説明してくれているため、イライラはしませんでした。
また、もしかしたらストーリーが分かりにくいかもしれないです。
原作未読なんですが、かなり脳内補完しながら聴いてました。
ただ、説明過剰な作品よりこういう作品のほうが私の好みなので、個人的には無問題。

絡みはとにかく神谷さんの泣き喘ぎがエロい。
神谷さんのこれだけはホント、何回聴いても慣れることがなくて、毎度のように絨毯かかむしりながらドキドキムラムラしてる私です。

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