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なんだかんだで、ねねこさんの作品は買っている
絵は目から下が長く。
なかなかなじめない
結構急なエロで切り替えがおいつかない
でも可愛いなと必ず思える。
不思議だ。
気持ちのすれ違いという見せ方が重くなく
読めたり
受けが、けなげだったり。
悲しい終わり方はあまりない気がしますが
すっごいすっきりハッピーエンドってのも
ない気がする。
盛り上がった感じが少ないからかな?
今回最後にかかれてる作品は関西弁みたいな
感じです
関西弁BL以外と目にしますが
ジャンルとして、萌えジャンルなのでしょうか?
表題作は190cm近い富吉と可愛い物好きの可愛い系の蟹江の話
「ここは男を見せて女になる!!」という大好きな蟹江の為に女役をやろうとする富吉に萌えて
「もうどーにでもなれ!!」と言うメイド服着用の富吉に笑いました。
短編集で色々な話が入っていますが、個人的に一番萌えた話は「恋とカラダの方程式」です。
柳(生徒)×若松(教師)で、身体だけの関係(でも最後までやってない)
流されて行為を続けているうちに柳への想いを自覚したが、このままではいけないと思ってこの関係を止めようとする若松だが…
一方柳の方は、若松が行為を受け入れた事で恋人になれたと思い込んでいて
若松じゃなくても「フツーは告ってから手を出すもんだろ…」と思いました。
柳が天然だがいい子、若松もいい先生っぽくて萌えました。
表題作よりも「近畿男子」のほうが分量は多いです。
カバー下も近畿男子で本編では見せてない滋賀の素顔(というか目)を見せてます。イケメンです。
小さ目な蟹江君と190cm近くもあるでっかい冨吉君のお話の表題作がやっぱ「えろかわいい」ですよねぇ。
女の子の服を自分に進めてくる!という冨吉君的には常識から外れた事をしてくるわけです。「自分の事を女の子と思ってないとそんなことしないんでないか?」と思っちゃいますよねそりゃね。
自分が女の子扱いされてるなら、自分が蟹江君にやられちゃうのか?といろんなパターン想像して悶々とする所、申し訳ないけど笑えます。
でもそこで「蟹江君も男の子である事」をちゃんと自覚した上、えーいメイド服もきてやろうじゃないか、受けてもやろうじゃないか!と覚悟しちゃうところがかっこかわいいと思うのです。
幾らバレー部女子のものとはいえ、小さすぎるメイド服に胸元がまるっきり締まってなくてもこれはこれできれいなのはなぜでしょうか。
おっきくてもごつくは書かないねねこさんの絵だからでしょうか。
ねねこさんはエロレーベルでもなんかエロが下品にならないし、モザイクない所もあるのにあそこがまるで棒キャンデーのような綺麗さです。描写がヘタクソってわけじゃないのにうまいことかわいくされてる感じ。
ねねこさんの10冊目の単行本だそうで。
5作収録の短編集でどれもなかなか面白かったんですが、気に入ったのは表題作と近畿男子かな。
「ゼッタイ領域」は190近い身長の富吉と可愛いもの大好きな蟹江の2人の話。
攻の女装って好きなんですよ、あと受の女装も好き~、これは何と攻も受も両方女装なので楽しさ2倍です。
しかもミニスカメイド服ときてます。
本人も可愛くて可愛い物好きな蟹江は、恋人の富吉にやたらに女の服を着せたがってます。
付き合い始めて一ヶ月なのでセックスはまだ。
そんな蟹江を見ている内に富吉はひょっとして彼は自分を女の子の様に考えてるんじゃ・・・と思い始めさらに自分が受に回るんじゃないかと悩みます。
悩んだ結果、大好きな蟹江の為なら女装もする!受けもする!!と学園祭で使うメイド服を着て蟹江に見せるのですねー。
いやー、攻のアホな悩みっぷりが本人まじめなだけにおもろかった。
富吉のメイド服姿に蟹江は大喜びしますが、受けてもいいとの台詞にはノーサンキュー、ちょっとそれは、と言われちゃいます。
蟹江は可愛いものが好きだから好きな富吉に着せたいだけであって別に突っ込みたいとは思ってなかったので、ありがたく富吉は蟹江をお互いメイド服のままいただきます。
エロシーンでどちらかがメイド服ってのはあってもお互いは珍しい気がします。
メイド服着たまま状態だとちょっと百合っぽいとこもなかなかよろしかった~。
近畿男子は、近畿地方擬人化話。
近畿の癒し系奈良を巡る京都と神戸の三角関係。
他にも大阪や滋賀、和歌山と近畿地方キャラ登場。
素直じゃない京都とほんわかしてる奈良が可愛かったですよん。
カバー下に作品コメントと近畿男子4コマのオマケがありましたー
というわけで気に入ったのは腹黒いお話(笑)
「御曹司育成計画」
御曹司候補×従兄の教育係
それまで仲良しだったのに、ある日突然、主従をはっきりさせるかのように呼び捨てでなく「さん」付けで呼ばれるようになった名前。
もう、それだけでも萌えるんですが。
フツーに主従な関係での恋愛モノになるのかと思ったら、従の方がもっと深い考えの持ち主で。
自分なしではいられないような主に育て上げようとしてるようなところがあって、策略家でした。
その腹黒さたまら~ん。
「近畿男子」
都道府県擬人化で近畿6府県が登場。
京都と兵庫が奈良を取り合うという構図。
もう、とにかく京都の腹黒さがステキでした。
最後の最後に至っても肝心の言葉を口にしないところとか。
思ってることを表に出さない京都、よくわかります。
だって、私も京都人(腹黒ではありませんよ!)
腹黒万歳!!
あと、個人的にヒットしたのは滋賀!
あのどことなく影の薄そうな感じとかツボりました。
釣り師ピッタリだー!
滋賀と和歌山のお話も読んでみたかったな。
もちろん、東京と大阪も!
大阪が自分のイメージよりもかなりかわいかったし(受だからかな)
兵庫の扱いがオチなのもなんか面白かったです。
いつか、兵庫にも運命の人は現れるのでしょうか…?