ボタンを押すと即立ち読みできます!
表題作、これもひとつの運命の恋?ですね。
全然レベルは違うけど、うちは3代続く阪神ファンでして。私はまだ軽めな方ですが、子どもながらに読売ファンとは結婚できないなと思ったものです(何の話やw)
おじいちゃんがいい味を出していました。
描き下ろしのオチも。
□The Onlooker
短編ならではのお話。
絵も内容もキレキレでかっこいいです。
□Local y Visitante
先生の作品を出版順に読んできましたが、いちばんわかりやすく萌えがしっかりあったお話でした。
無敵艦隊アンヘルがかわいい。
カバー下で、表題作のアルにつながっていたのもよかったです。
他の作品もそれぞれおもしろかったです。
詐欺師や映画関連もあり。
いろんな短編を描かれるので楽しいですね。
完全に好みですが(5☆満点)
すごい ☆☆☆☆
面白い ☆☆☆☆
内容が好き ☆☆☆☆
絵が好き ☆☆☆☆☆
キャラが好き ☆☆☆
萌える ☆☆☆
えすとえむ先生らしい軽妙な作品が5つ収録されています。5つも収録されているのにどれもテンポ良くまとまっていて、過不足がない。終わり方がスッキリしない作品もないので気分よく読めて◎
◾️ 表題
2チームないと試合はできないからね!
巻末収録のtiempos extra2が好きです。おじいちゃんラブ。
◾️セイハロートゥMr.スミス
◾️the onlooker
◾️who killed oscar?
う〜んお洒落!who〜はまさに映画の話ですけど、ストーリーもカメラワークも映画っぽくてお洒落!えすとえむ先生の絵柄と絶妙にマッチしてます。
◾️local y vistante
表題に続きサッカー作品をもう一つ。
カバー下で友達の正体が。
booklive カバー下あり
表題作は初めてケツイキできたくらい体の相性が抜群で、お互い惹かれ合うもお互い敵対同士と知り……というフーリガン同士のロミジュリ愛です。
仲間の兄の婚約者が敵対チームのフーリガンだと知り婚約破棄騒動になったり、小学生同士でもそれが原因で虐めたりみたいな描写が出てきて、フーリガンの熱狂具合が怖いというよりもたががサッカーでアホくさと思ってしまう自分がいますが……。
でも、彼らにとっては「たかが」ではないんですよね。
応援しているチームが違う事が原因で諍いを起こす生徒達に攻めが「大切な人が自分とは違うものを好きだからといって嫌いになるか。」と問うんだけど、だよねーと思いますし、筋金入りのサポーターであるおじいちゃんが「人生にはサッカーよりも大切なことがある」というのにも、だよねーと思いました。
【セイ ハロー トゥ Mr.スミス】
スリと詐欺師の絶妙な駆け引き
【The Onlooker】
覗き見していたけれどどっちが覗き見されていたのか?というお話。
【Who Killed Oscar?】
俳優のジムと監督のトム。
かつて二人は恋人でパートナーで、共同脚本でアカデミー賞を獲った。
けれども仕事のやり方が原因で別れて以降、かつての情熱もなくただ仕事をやり過ごしているだけの二人が再会して……。
再会エッチをしようとした時に、突然インスピレーションが湧いてそれをペンで書き留めるために使ったのはジムの身体。
男達の再会と再生ドラマって感じです。
【Localy Visitante】
母国スペインでは、キモイ オカマと言われ続けたアンヘロだけど、日本にきたら何故かモテまくりでついたあだなは「無敵艦隊」
だけど意中の彼とはさっぱりで……。
スペイン人だけど、サッカーは嫌い(サッカー好きのやつにカマ野郎と虐められたから→このいじめっ子は表題作の攻めと繋がってる)で、でも好きな人と見るサッカーは楽しいと思ってるアンヘロがかわいい。
ULTRASって何でしょう?調べたらサッカーの熱狂的なサポーターグループらしいです。
(バカな私はウルトラ○ンくらいしか知らないもんで)
敵チームのサポーターってことで、やっぱり敵対するもんなんですかね。
意気投合→初めてケツでイケちゃうくらい体の相性が良い→相手が敵チームのサポーター→なかったことにしたい。
確かに、ULTRAS版ロミジュリですね。禁断の愛?結ばれちゃいけない愛なんですね。
敵チームのサポーターだってことをレオンが先に知り、アルがあとから知るんですが、それを知って部屋中のポスターを剥がすんです。
愛は国境を越える的なあれですかね。
ユニフォーム姿のままイチャイチャするのがエロい。
「作品ナンバー20」と同時発売だけど、こっちの方がエロが多い。
愛しあっているから総てお揃いにしなくてはいけない、
と言う不文律を見事に覆した上で受攻それぞれの内面を
深く掘り下げた表題作。
お互いの背負っているものが背負っているものだけに
その辺りに関心が薄い方には判り難い部分もあるかも
知れません。
只そこで思考停止をせずにさらっとした一言で押さえるべき
所を押さえてあるのはただお見事と言う他はないですね。
他の収録作も本当に曲者揃いです。
日常の些事のさりげない一コマに背筋を逆撫でされる様な
色気を感じてしまう、そう言う曲者さ。
そして表題作をただ愛の物語として終わらせるのではなく
男達のややこしい日常として続けさせている剛腕さ。
……とりあえず読後の濃い珈琲を用意するとしましょうか。