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部下×美人上司の愛情実験
久しぶりの再読。
監禁始まりでスタートし、恋人同士になり、同棲スタート。
生まれてすぐにゴミ箱に捨てられ、施設で育った攻めの瀬尾が夢見る「平凡だけど楽しい我が家」がなんか切ない。
後半、瀬尾の執着が止まらなくなってしまう。
やばいと充分自覚しつつも、広也をどこにも出さずに一生閉じ込めておきたいと思ってしまう瀬尾の執着度合いがどんどん増していって、どうなるんだろう……と思ってた着地点にグッときたな。
読後感の良い作品で、また将来、再読する予定は100%
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「嫁いでみせます!」で5年後の二人が登場してるんだけど、広也の番犬となってる瀬尾の姿に笑った。
監禁もの…あまり好きな設定ではないのですが、ふらふらと手にとってみたら、よくある監禁ものとは違う。
他の方が言われている通りです。
世話をしてみたら愛着が生まれるかどうか確かめる実験のための監禁
……我ながら長い。。。
ただ、これは口実。孤独な受けが似たような境遇の攻めへ愛着をもったことがそもそもの理由。
自分が誰かを愛して、それを受け取って、相手からも返されて。「循環する」と書かれているのですが、まさにその通りの2人のやりとりがいい。
その後の話で、攻めが愛ゆえに束縛に陥るのを間違っていると気がつくのもいいし、受け入れて許す受けの優しさも良かった。
2人が濃いフレンチプレスのコーヒーとガトーショコラを美味しそうに食べている様子に幸せを感じます。
登場人物がとても魅力的なのとシリアスな境遇のわりに明るい2人の様子に安心できました。
読みやすく、魅力的な作品です。
なんぞこれ・・・
購入した理由が記憶喪失ですが、
読み返したら内容はすぐに思い出しました。
そうそう、
珍しく攻めが監禁されるお話でした。
普通の監禁物はだいたい攻めが受けを監禁して陵辱するパターンですが、
こちらの作品は攻めが監禁されて鎖でつながれており、
受けさんからスタンガンで抵抗しないようにやられていました。
よって普通の小説にありがちな陵辱シーンがありません。
ところで受けさんが攻めさんを監禁した理由がひどい。
受けさんは恋愛をしたことがない人間で、
「人を好きになる」という感覚が分からないから、
誰かを監禁して身の回りのお世話をしてあげればその人を好きになれるかもしれないと、
人を好きになる感覚が分かるかもしれないから実験してみよう。
そういう理由で監禁をしました。
この時点でトンチキ度MAXですwww
しかも受けさんは犯罪だと自覚しながら一世一代の実験をするのです。
他の部分はそんなにトンチキでもないのですが。
この理由付は物語というものは基本的にでっち上げ・ドリームで成り立っていると言えど、
あまりの理由に唖然とした覚えがありますw
そのへんの理由付が異常に説明くさくて、読むのに疲れました。
そして例によって攻めさんはストックホルム状態で受けさんを好きになります。
監禁から解放されても攻めさんは受けさんのことを好きでいて、
今度は攻めさんが受けさんを押せ押せし始めるのです。
そして受けさんも本当は攻めさんのことを好きになっていたので両思いに。
その後は激甘Hに突入。
小説の後半は攻めさんが受けさんを溺愛している様子が良かったです。
このあたりは定番といえど普通に読めるし嫌いじゃない展開でした。
監禁と、監禁の理由についてのトンチキ度が酷いので評価は中立にしましたが、
他の部分のあまあまなところや溺愛部分はそう悪くなかった内容でした。
BLの監禁ものって色々なパターンがあるけれど、これもある意味強いw監禁ものでした。
人の気持ちを確かめるためにマンションの一室を改装して、自社の営業成績トップの期待のホープを全裸にして監禁実験。
設定としてとんでもな設定ですが、割れ鍋に綴じ蓋的な2人のため楽しく読ませていただきました。
2人ともつっこみたいところは多々あるもののラブコメだしと流せる程度でした。
そして同棲編のlove isですが…
攻めの瀬尾は受けの安藤と晴れて同棲開始して極甘な生活を送ってるのに、不安が高じて安藤が趣味や友達を作ろうとしてもことごとく阻止し、部屋に閉じ込めて満足します。
病的なものを感じますが、本人も終始そのことを悩むのです。
基本的に私は美形な主役であれば偏執的な執着愛ものは大好きですが、読んでてなんか違うんです。
恐らく、自分の思ってることに自信がなくぐるぐる悩むところや、7歳年上の安藤が天然でしかも以前自分も強制的に監禁したことに罪悪感があるため、瀬尾の要求をまるっと受け入れちゃう所に物足りなさを感じたのかもしれません。
でも一冊まるまる甘々な二人です。
食傷気味になるほど好き好き言ってます。
あとがきを読んで初めて 嫁いでみせます に出てくるあの2人だったことを知りました。
全然気づきませんでした。
…ということはリンク作といっても本当にチョイ役に出てきた彼があの社長だったのかと今更ながらに気づきました。
順番逆に読んじゃった(笑)
「嫁いでみせます」のイメージとまったく違ってビックリした。
あっちはポワポアしてたんだけど、こっちは監禁ですか?!
でも安藤のふわ~っとしたイメージは健在なんですね。
そしてとても不器用というか天然キャラ?!
監禁という、みんなが思ってるイメージとはまったく違い
「実験監禁」
世話をすることで、相手の事を好きになれるのか??
なので安藤は瀬尾の世話を甲斐甲斐しくして、
「つき合い始めたカップルかお前ら!!」
みたいに甘々と過ごしてます。
瀬尾の方が先に安藤を好きに…
生まれて3日で捨てられた瀬尾は誰かに執着(必要)されることを
どこかで望んでたんでしょう。
だけど安藤はその気持ちを認めようとせずに、実験の副産物だと。
監禁終了…
一度は離れる2人ですが、瀬尾再度告白しに安藤の元へ
お互い愛を欲しがってたもの同士、いいカップルなのでは?!
後半、カップルになってからの瀬尾の執着は凄かった。
こっちの方がソフト監禁ぽかったかな…
とにかく嫉妬、出たら駄目、見たら駄目、喋っちゃ駄目、
とにかく安藤が誰かといるのが我慢できないみたい。
自分じゃない誰かを好きになったらどうしよう??
今までまともに誰かを好きになった事がなく
更に過去のトラウマもありで、かなり病んでますね。
でも安藤の方もこの執着に耐えられるという事は、
よっぽど愛に飢えてたんだろうね。
これを読んだ後に「嫁いでみせます」読むと
まさか安藤がこんな事をしてたとは?!と思っちゃいます。
瀬尾の方は、なるほど~な感じvv