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ハイスペ変態攻めを書かれる鳥谷さんのデビュー作品ってどんなんだろう?と興味を抱いて読んでみましたが、好みではありませんでした……。
攻めが普段から俺様でエラソーで、エッチのときもSっ気全開なので、全然惹かれない……。
普段は俺様なのに、実はちょっとヘタレとか、
普段は優しいのに、実はエッチのときはちょいSっ気あるみたいなギャップが好きなので、普段から俺様でエッチも俺様ってただのイヤなやつじゃない?としか思えなくて。
なのに、どんどん受けは攻めにヨロめいていって謎。
どこがいいんだ?としか……。
でも、かぼちゃが大嫌いなのに、それを知らない受けがせっせと作ったかぼちゃの天ぷら・煮物・サラダなどを何も言わずに残さず毎回食べてたという描写でちょっとかわいいなと思いました。
だが、しかし。
会えば自宅で食事&セックスばかりだから、外でデートをしたいと思う受けに対して、
「私は、セックスに至る過程を重要視するような男ではない、それが不満なら、私と別れて、君のロマンチシズムを理解してくれる者を探すことだ」
と言い放つ……。
やなやつ。
しかもそのあとの水銀体温計での尿道責めとかさ……。
サイテー……。
ほんとに攻めのどこがいいのか1mmもわからんかった……。
攻めザマァをくらわしてやってもいい攻めなのに、受けばっかりがオロオロしててかわいそうだった……。
最後のほうで、自己弁護みたいに気持ちを打ち明けているけど、遅いっつーの!!
「しゅみじゃない」にするか迷いましたが、最後の最後で、俺様ながらも溺愛攻めの片鱗を見せたので「中立」で。
鳥谷さんのデビュー作ですね!
関連作の探偵の処女処方箋を先に読んでて、悠莉の年上の恋人に興味があったのでやっと読めました。
うーん、前半はとにかく悠莉が辛くて大変でしんどくて可哀想でした。
恋をしたのも凄まじく美形な男が自分には冷たく酷い態度なのに他の男には甘く優しくしている所を見たり、寝顔の美しさにフラフラっとキスをしてしまったからなのでしょうか?
この二人が結ばれるとは思えなくどうやって?と思っていたら、なんと灰音も一目で悠莉がタイプで涙目で睨まれた時に落ちたと。
鳥谷さん定番だと勝手に思っている長年の両片想いのすれ違いはなかったですが、灰音がとにかく意地悪で変態で高慢で。攻めには受けを溺愛して甘く優しく追いかけて欲しいので、どうも悠莉が最後までもっとビシッと灰音をあたふたさせられたらと思ってしまいました。
悠莉が最初から最後まで灰音に振り回されたままな感じで。
最後には灰音の粋なプレゼントも一夜もあったのですが。
無理矢理も何度かあったし特に水銀の体温計は止めて!と思いました。
お願いもっと悠莉に優しくしてあげて甘やかしてあげて!もっと必死になって!と思いました。
いや、灰音は悠莉を愛してるのはわかるんですがね。
赤毛の恥毛からの発想からこんなふうに物語を作れるのもすごいですね。
「萌え」と「中立」の間くらいでしょうか。前半は、う~んって感じだったのですが、後半は楽しめました。
大好きな作家さんですが、前半は投稿作だったらしく、どうしても短いだけに芯が入っていないような印象を受けました。
官僚×新米弁護士という組み合わせですが、この攻めキャラの官僚が非常に口が悪く…粗野で下品な口の悪さでなく、理屈の通った冷徹な感じの口の悪さです。
それでどちらかというと気の弱いタイプの主人公は言い負かされ、あげく下半身を剥かれて写真を撮られ脅され…私は正直この辺りで若干攻めキャラに腹が立ってしまい、これで何故主人公が攻めの離婚調停中の奥さんに嫉妬するのかわかりませんでした。
確かに恋人になってからは優しいところもあるのですが、どこを好きになっていったかが理解し辛かったです。
後半は恋人になってからのすれ違いのお話で、デートに連れて行ってくれないのは身体だけが目当てだから、とか自分の赤毛が珍しいから構っていただけだ、と受けが悶々とします。
揚句、別の男性と居るところを目撃→捨てられたと思い込んで家を飛び出す→追ってくる攻め
この一連の展開が(お約束と言われようと)私はコテコテで結構好きで、こちらの後半部のほうが楽しめました。
ただどうしても、攻めキャラの魅力だけは最後までイマイチわからなかったです。
単に好みの問題だとは思いますが。
ですが、このお話は作者さんが「赤毛の恥毛」が書きたくて作ったお話らしく、主人公の赤毛でふわふわな珍しい外見設定はなかなかツボでした。
カラーで載っていたイラストも可愛いイラストなのに赤い下腹部の毛というのが珍しくていやらしい感じが…。
どうせなのでその設定をもっとふんだんに盛り込んでもらいたかったなぁと思います。
それにしても、鳥谷さんの変態チックな攻めは投稿作から既に、だったんですね。
いやはーすごかった(笑)
実は気になって探した本なんですよね。
噂どおり『下のふさふさ』 が弄られてます。
BL読んでてそこ弄る発想無かったわ!
引っ張られたりしてます。
ごちそうさまです。
そして水銀体温計が大活躍!
前に入れられて…割れたらやばい。(尿道責め)
読んでてハラハラさせられました。
しかもその後、小スカ。
…水銀体温計と同じくらいの太さ&長さの割れないものってなんだろね?
紫乃さん、近々用意するらしいよw
ってか家に無いから実際の形状が分からないのが残念、綿棒よりは太いのね???
作中の『うどん餃子』という食べ物が気になって検索しちゃいましたよ。。
食べてみたいですな。
自分で作れば良いんじゃんって話ですが。
紫乃さんかなり意地悪Ψ(`∀´#)ですー。
でもなんだかんだやりながらもベタボレっぽいからOK(≧∇≦)b
これが余り愛を感じられなかったら…好きじゃない作品評価になってたかもです。
ただ悠莉が紫乃さん好きになった理由・きっかけがわかりづらいのが難点。
しかも結構苦労している&弁護士なので頭の回転よろしいと思うのですが…ぽやぽやぶりの方が目立ってたので残念だなーと(´Д`)
ディアプラスよりも花丸ブラックに有りそうな感じかな?
あんまレーベルに無頓着なんで、そこは抵抗無かったけど。
レーベルカラー気にする人は要注意かも?
次作も気になりますな(≧ω≦)
絶対買います。
ネタバレなしで書きたいと思います。
鳥谷さんの作品は最近読み始めたばかりですが、文章も軽妙でとっても読みやすく、ストーリーとえっちの配分が絶妙だなあと思っていました。
が、この作品は…うーん(苦笑
受けは、恩師の口利きでなんとか弁護士事務所に就職できたホヤホヤ弁護士の悠莉、24歳。
クウォーターで、赤い髪に赤い下毛(笑)の持ち主です。
攻めは警察官僚の灰音。
ザ・俺様、灰音様!といった様相で、色々仕事にも私生活にも秘密を持つ男。
悠莉は依頼主の離婚問題で灰音と出会います。
灰音の妻は離婚希望ですが、灰音がなかなか同意してくれず、悠莉が奔走するお話です。
ただ、この作品、雑誌掲載のため本編が100ページちょっと。
そのページの中に、出会い→思いが通じる→えっち、と詰め込むためになんとも早足。
後半の書き下ろしの方がページ数が多いのでは?というくらい。
そのため、悠莉がなぜ俺様変態Sの灰音に惹かれ出したのかが、見事なくらいまっったくもって不明です。
読んでいて入り込めません。
わたし自身、えっちの時に変態ちっくであったりSっぽかったりするキャラは好きですが、普段からS風味というのが苦手なのでよけいだとは思いますが、それでも話の運びに違和感がなくスムーズならば面白く感じると思いますし…
わたしのように、ふたりが出来上がるまでや紆余曲折の切なさのようなものをじっくり楽しみたい方には、不向きな作品です。
あまりに残念で辛口になってしまいすみません(汗