BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
ただいま凪良先生の小説を読み返しをしていて、こちらは叶わない恋という題名に惹かれて購入しました。
凪良先生の小説をはじめて読んだのはこちらの小説だったと思います。はじめて読んだとき、感動して泣いたのを覚えています。
凪良先生の作品の特徴は、ストーリーが凝ってて、いつも感動して泣けるストーリーが多いという印象です。私は凪良先生のその作風が大好きで、ちょっと泣きたいなぁ…と思ったとき、必ず凪良先生の小説を読んでます。そして毎回泣いてます…(笑)
どの作品も大好きですが、はじめて読んだ小説ということで、思い出深いです。
さて、内容ですがあらすじはみなさん書いてますので、割愛。
印象に残ったことは攻め様がちょっと酷い…
最初に読んだときそう思いましたが、改めて読み直してもやっぱりそう思います。
しかし、そんな酷い攻め様にフラれ(?)ようともめげずに攻め様のために調教(?)する姿はかっこよかったです。(あれは調教…ですよね?)最初は自分の家なのにお茶っ葉がある場所さえわからなかったのに、今では料理や掃除までするのですから!
攻め様を思い、頑張る健気な受け様…素敵でした。
終始、攻め様や家族のために頑張る受け様に心を打たれ、攻め様にはいい加減にしろよーと文句を言いたくなりましたが、攻め様の事情も事情ですので、仕方ないんですかね?
やっぱり、死んだ人には敵わないのかなぁと。
しかし、最後は無事ハッピーエンドに終わってよかったです!受け様の努力が実りましたね〜!
書店で目に留まりタイトルに惹かれたので購入。
ストーリーや流れもとてもいいと思うのですが、個人的に攻に好感が持てず少々残念感が否めませんでした。
大学生の志貴は両親が事故死した為大学を辞め仕事を掛け持ちしながら弟たち3人を育てていた。バイト先で出会った神谷から援助する代わりにと条件を出されて付き合うようになる。
神谷の元恋人の面影がある志貴は身代わりだ。恋もセックスもなしの付き合い。
神谷のスタイリッシュなところに惹かれて恋心が募りだんだんとこの付き合いがつらくなってしまった志貴。神谷もまた志貴との付き合いで何かが変わっていくような気がしてそれを恐れていた。
神谷の亡き元恋人への心情も理解できないことはないのですが、実は結婚していて子供がいたりといろんな問題を抱えていて、神谷は自分の感情ばかりが優先で志貴の実情を知らずともとても冷たい人だと感じてしまいどうしても神谷を好きになれませんでした。
神谷の病んでしまった心の再生物語なんでしょうけれど、こんな神谷に対して志貴があまりにも健気過ぎて、かわいそうと思ってしまいました。
志貴が神谷を助けるため、諦めるために1か月間の押しかけ同居をするところはそうくるか!と。そこで自分が全部神の谷面倒見るのではなくて元々セレブで何も出来ない神谷にわざわざ家事等をやらせるところがとてもいいです。
最後は神谷が志貴の状況や想いを知って寄り添おうとして、かなりあまあまに。志貴良かったねと。で、弟たちに甘くて志貴に怒られるとか微笑ましいです。
弟たちも含めて幸せにするという意気込みが見えました。めでたしめでたし。
※本当は文庫版のレビューだったのですが、間違ってこちらにレビューしてしまいました!
気付くのが遅くて、すみません。
押してくださった方、読んでくださった方すみませんでした。
文庫版とどの程度違いがあるのかわかりませんが、同じレビューになってしまうので、こちらをこのままにいたします。
叶わないって言うより、
生きている限りは、どうしたって絶対、
死んでしまった人には敵わないって話だよね。
弱くて狡い大人を好きになっちゃった、長男くんのお話。
両親をいっぺんになくして、弟3人抱えて、生活するのも大変。
その上辛い恋まで背負い込んで、それでもがんばり過ぎちゃう長男気質。
そんな彼が、更に、愛の力で、壊れかけの大人まで治しちゃうんだ。
なんて、健気なんだ。
子供が頑張る話って、かなわないよなぁ。