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表題作召し上がれ愛を

俊成春文,隣人でレストランのシェフ
笹川,人づきあいが苦手のカタブツ公務員

その他の収録作品

  • ジュテーム モナミ

あらすじ

ひどく酔った日の翌朝、カタブツで人付き合いが下手な国家公務員・笹川が目覚めると、裸の男が横で寝ていた!その男・俊成はなんと隣人で、マンションの一階にある店のシェフだった。衝撃の出会い以来、俊成は「運命」と言って笹川を口説いてくるようになり……?不器用な大人たちのデリシャス・ロマンス!

作品情報

作品名
召し上がれ愛を
著者
木下けい子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403662997
3.8

(89)

(23)

萌々

(40)

(22)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
21
得点
343
評価数
89
平均
3.8 / 5
神率
25.8%

レビュー投稿数21

物語も出てくるデザートも甘い♪

面白かったです!
始終キュンキュンしつつも、木下作品らしく、クスっと笑える箇所もところどころにあって楽しませていただきました。

シェフの俊成さんは表紙を見る限り、穏やかな王子様キャラなのかと思っていましたが、少し違いましたね。
笹川さんが好きすぎて、付き合うまでは押せ押せモードでした・・・(笑)
どんなに相手にされていなくても突き進む彼にあっぱれです☆
俊成さんは笹川さんのことを「少し浮世離れしている」と思っているようですが、俊成さんも大概浮世離れしていますね~
そういう意味でもベストカップルです(笑)

笹川さんが恋愛オンチすぎて、ちょっとしたすれ違いもありますが、始終甘い雰囲気の作品です。
美味しそうな料理がたくさん出てきますので、読んだ後はお腹がすいてしまうかもしれません(●^o^●)

おススメですよ~

6

マイスイートダーリン

私が所持している木下先生の作品の中でも、かなり再読率の高い一冊です。
現実から 2センチくらい浮いた世界に フワフワと漂っているような、この感じが読む度に私を癒してくれる。
とても、とても好きだなぁ。
俊成さん(攻め)が提供してくれる、日常では耳慣れない素敵な料理の数々と、笹川さん(受け)の浮世離れした性格が そんな気持ちにさせてくれるのかな?

真面目で不器用で傷つきやすくて優しい笹川さんは まさか自分が、恋したり・愛したり なんていう、ままならない感情に惑わされることになろうとは想像もしなかったのでしょう。
笹川さんの良いところも悪いところも、他人から見れば ほんの些細な事や、普通なら困った事でも、全て と言っても過言ではないほど俊成さんには魅力的に映ってしまうのです。

俊成さんは、笹川さんへの好意を心の中で暖め続けていて、その感情は本当に真っ直ぐで 曇りがありません。
笹川さん好みの「ショコラ」を作る俊成さんの彼への愛は、ちょっと拭ったくらいでは落ちないチョコのように、甘くて ちょっぴり重いのです

俊成さんの美味しい料理と、惜しみない愛情に包み込まれて 文字通り(エッチな意味も含めて)作り変えられていく笹川さんを、いつまでも愛でていたい・・・そんな気持ちにさせられる素敵な物語でした。



4

舌先でトロトロに蕩けるラブストーリー・:*+.

作者様買いです。

10年以上前の作品なのですね!

生真面目でとっつきにくく、人付き合い苦手・不器用代表!の笹川さんが、とにかく可愛くて可愛くて。。可愛くて仕方ありません。
何回言っても言い足りないほどのこの「可愛い!」の叫び、読んだ方なら分かってくれるはず…

なんとある朝目覚めたら裸で隣で寝ていた…どうしてこうなった!?と、笹川さんの大混乱から始まるラブストーリー。

トロトロに愛され、可愛がられる受けを堪能できる一品…ではなく作品です。
フォンダンショコラみたいに甘い愛。

読んでいる間中、ドキドキとときめきが止まりませんでした。

作中に出てくる料理も美味しそうで、文字通り”蕩かされる愛”に包まれて、
笹川さんよ永遠に可愛がられろ!!と胸が爆発しました。

ちょっと古い作品かもしれませんが、読む価値ありありだと思います。

フォンダンショコラのように甘いラブストーリー❤︎
ぜひ手にとっていただきたいです◎

0

大好きな木下さんの作品の中でも上位に入る作品でした!

木下けい子さんの作品は好きで
お財布に余裕があると、つい手が出てしまう作家さん。
その中でも上位に入る1冊でした!

堅物笹川も、シェフ俊成も良かったー。
笹川は堅物であるんだけど、決して心が冷めきってる訳じゃない。
本当は人にご飯とか誘われれば嬉しいしなんだけど、
不器用で、どうしていいのか解らない。
でも「話しにくい」「いつも1人だから誘ってやった」って言葉、普通に傷つきますよ、そんなの。
人付き合いに臆病になるのは当たり前。
だから笹川の気持ちはよく解る。
本当はすっごく可愛い人なのに。

そんな笹川にまっすぐ「好きです」という俊成がすごくあったかくて、読んでるこっちの心にも染みる。
俊成はグイグイ派でもあるんですけど、恋愛上手な大人だからっというタイプではない。
いつも優しくて穏やかな感じではあるんだけど、
俊成の必死さと笹川の事がすっごく好きなんだなーというのが読んでて解るから、
すれた感じがなくて、すごくいい。
笹川の事をよく見てて、笹川を支えてる感じ。
心に染みるし、読んでて楽しい。
自分の店に来たお客さんなのに、笹川を憐れんでる笹川の友達⁈安永に
「友達づらして悪口言ってんじゃねーよ」と啖呵きる所、最高です!!
また、笹川に「無理させちゃったね、ごめんね」とキスする所、せつない…せつないなぁ〜。

そんな俊成に最後、笹川がぶつかっていった所は、
俊成もそうだろうけど、こっちも読んでてむちゃむちゃ嬉しかった!
笹川も俊成の事を必死で考えてて、俊成だって笹川の事に一生懸命で、
だから、笹川がぶつかっていったその後の晴れての時の
お互いがお互いを確かめ合いながらってのが、読んでて楽しくて。
それでもって笹川も素直というかど直球というか…そんなの言われたら俊成はたまらないだろうなぁ〜。
で、最後のソファで反省してる俊成と疲れ撃沈?の笹川、
微笑ましくて、笑わせてくれての
2人の最高の終わり方でした!

5

朝チュン、でもそこがいいの。

胸キュンの大家木下けい子先生の、正に胸キュンな一作。
生真面目だけど人との付き合いが下手な笹川。傍目には自分から他人を遠ざけているようにも見えてしまいがちだけど、本当は皆の本音を知るたびに傷ついてる。
そんなシャイで不器用で頑張り屋な笹川の事を、見つめているひとがいた!それがお隣の部屋の住人、マンション1階のフレンチレストランのシェフ俊成。
いきなり二人共裸でベッドに寝ていて、記憶がない。笹川にあるまじき事態です!笹川は慌てまくるけど、俊成は笹川を可愛い可愛いと口説いてくる。コミュ障気味の笹川がついていけなくて『無理です』と断っても、めげずにアプローチ!
再び仕事仲間の言葉で密かに傷ついてしまった笹川は、同情とは無縁な恋心を語ってくれる俊成に遂にyesの返事をします。大喜びの俊成。
そんな時に現れる高校時代の同級生。彼の登場に傷ついてしまう笹川ですが、彼は俊成に頼ろうとはしません。俊成はそんな笹川に距離感を感じてます。すれ違い展開、来ました…
笹川にしてみれば俊成の気持ちがあまり良く分からない。そこで問いかけます。
『僕は…何か間違いましたか?』
人と人、価値観や思考回路、考え方の癖、そんなものは違って当たり前なのです。みんな何かしらすれ違ったり食い違ったり。仲のいいカップルだって、きっと都合のいい誤解の積み重ねが幸運の鍵なんだと思うなぁ。
高校時代はあなたとは関係ないという言葉を、笹川が自分の恋人になってくれたのは俺にアテられたからという思考に置き換えてしまう俊成だって、言ってみれば間違ってますよね。
ラストは笹川の方からぶつかってきて仲直りできました。でも、俊成は可愛いですませずにちゃんと説明してあげてね。

「ジュテーム モナミ」
忙しい1日の終わり、天然発言の笹川にやっぱりメロメロの俊成。いっぱい笹川を甘やかしてあげて下さい。

5

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