オレは全部あの人のものだから

君とパレード

与你携手游行

君とパレード
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神24
  • 萌×235
  • 萌24
  • 中立5
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
20
得点
337
評価数
94
平均
3.7 / 5
神率
25.5%
著者
仔縞楽々 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
シリーズ
君とパレード/ パラダイス・ビュー
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784829685068

あらすじ

バイトで塾の講師をしている大学生の菊地秀緒は、友人の世良から男の恋人を紹介される。相手は塾で成績トップの赤星智沙だった。きれいでクールな赤星が世良に向ける、かわいい笑顔や一途な恋心を知るたび、菊地の中で赤星に対する愛しさが募っていく。そんな中、世良が浮気していることを知ってしまい……。

いつ恋に落ちたかすらもわからなかった
それでも出会ってから7年、一途なふたりの甘くて苦い恋は確実に育っていた

愛しさが募って、胸が苦しくなる――そんなラブストーリーを読んでみませんか?

(出版社より)

表題作君とパレード

菊地秀緒,21歳,大学生,塾講師のアルバイト
赤星智沙,17歳,高校生3年生,塾の生徒

その他の収録作品

  • それから
  • あとがき

レビュー投稿数20

青く、淡い

年相応の青さのある2人が手探りで愛を育んでいくお話。
ララ子先生のふわふわと可愛らしい絵柄と物語がマッチしていて優しい雰囲気です。


友人の世良から恋人だと紹介されたのは、とても綺麗な男の子だった。

秀緒がアルバイトをする塾の成績優秀な生徒で、けれどどこか人を寄せ付けない懐かない猫のような印象がある智沙。
ところが、実は愛情深くて一途で健気な愛らしい子なんだと気付いた時には、もしかしたら秀緒はもう恋に落ちてしまっていたのではないでしょうか。
なんとも思っていなかった存在が、ある日突然小さな何かをきっかけに愛しくなっていく。
そんな、人が恋に落ちる様子が水彩絵の具のような淡いタッチで描かれています。
智沙と自然消滅する事を望んでいた世良の所業を知ると、秀緒から電話を貸して貰って世良と会話をする智沙の笑顔が愛らしいのにとても切なくて。
世良には何かもうちょっとあって欲しかったなあ。
もし私が秀緒だったら友人関係をやめてしまうかも。
でも世良とのエピソードがないとお互いを知ることにもならなかったわけで…
巡り合わせというものはいつ何時訪れるか分からないものですね。


「お願い、誓って」
「万が一あなたがオレの手をはなすようなことがあったら、オレはきっとあなたを一生呪う」

一見すると重い一言だけれど、智沙は好きになった相手を丸ごと愛し、丸ごと愛される事を望む愛情深い子なんだと思う。
そんな智沙が秀緒だけに見せる、色とりどりの表情がすごく可愛いのです。
この、自然消滅すらあり得る微妙な年齢での6年間もの遠距離恋愛を見事に乗り越えた2人の愛の深さが良い。
ここが少し駆け足だったので、もう少しじっくりと読みたかったかもしれない。

当て馬も居らず、ただ優しい2人の恋がどんどんカラフルに色付いていく。
そんな柔らかい雰囲気のお話でした。
続編があるようなのでまとめて購入したのですが、こちらの1冊がかなり幸せそうなのでちょっと読むのが怖かったりして。
このまま続刊も読んでみたいと思います。

0

大学生と高校生なんてそう変わりないよね

 受けの智沙の表情がくるくる変わるのがとても可愛かったです。容姿も華奢で可愛らしいので、これで女々しさの目立つ性格だったらちょっと苦手な部類に入っていたかもしれないけれど、自分の重たい愛情を嘘偽りなく菊池に宣言してみせたり、菊池の気持ちを明かされないまま迫られた時には毅然と突っぱねたり、けっして流されやすくはない強さを持っているところがとても魅力的でした。

 対する菊池も、智沙が世良と付き合っていた頃は不誠実な世良に憤ったりしてその誠実さが際立っていましたが、いざ自分が智沙に好意を伝えようとすると、行動が先走ってしまったり、智沙の不安を読み取れずフォローしきれなかったり、年上としては至らないところも多々あったように思います。でも、彼もまだ社会人になる寸前の学生。智沙とそう変わらない未熟な年頃なんですよね。そこが逆に等身大で良かったんじゃないかなぁと。2人が付き合いだしてからは試練になりえそうなことも軽々と乗り越えていってしまいましたが、相手を信じることができる2人にはまだ簡単なことだったのかもと思いました。

0

ふわふわ甘甘だけじゃない、

すきだなー
ちょっとクセのある作品も多いララ子さんの、純粋なる純愛。
可愛さが溢れていて、菊池・赤星ともに愛しいと思えるお話でした。

初めは菊池の友人と付き合っていた赤星ですが、友人の裏切りにより失恋してしまいます。
その時には菊池はもう赤星に惹かれていたので、2人は無事に恋人同士に…

悪い人は1人もいません。
菊池の友人すら…
当て馬もおらず、でも2人は進路のために遠距離になったりして少しの切なさがあります。
それでも互いに揺るがない強い気持ちに、胸が熱くなりました。
ホッコリだけでも甘さだけでもなく、ちゃんと心に残る作品です。

1

キュンキュンする可愛いお話です。

可愛すぎます!
受の赤星くんは、ゲイで一途。それもかなり重い一途。予備校に通う成績優秀な高校生。
攻の秀緒くんは、彼女に振られたばかりの予備校バイトをする大学生。
そんな秀緒くんが、友人からつき合っていると紹介されたのが、予備校の赤星くん。
でも、赤星くんは振られます。
そこからが、二人のキュンキュン話なのですが、赤星くんが失恋で号泣するところが、可哀想で、可愛くて!
やることなすこと、全て可愛いんです!
付き合う時に言う言葉も、重いんだけど、赤星くんなら許せる!

遠距離になっても、ちゃんと自分の気持ちを言葉にして、6年という長い間もお互い好きでいられる。最後のところでは、秀緒くんと一緒に泣きました。
心が暖かくなる本当幸せなお話です。

すみません。受重視なレビューになってしまいました。私好みだったので。。。

2

恋した受けが、ちょっと重いけどそれだけ一途で愛おしい

絵柄も含めてフワフワ甘い少女漫画のような雰囲気に満ちていましたが、特に余白が空虚ではなく二人を包む優しさでいっぱいに満ちていました。

読み返してみたら、付き合う前の智沙って無口・無表情・一匹狼って描かれているけど、それはほんの一瞬で、そんな冒頭設定があったことすら忘れてた。

恋した智沙は、ちょっと重いけどそれだけ必死で一途で一生懸命。
攻めの秀緒が「していい?」って聞いたときに「してくれるの?」「ありがとう 大切にします」って答えた智沙が哀しい。
それには理由があって、前の恋人(ちなみにそいつは秀緒の友人)と付き合っていたとき、いざ裸になったときに男だ・・・と萎えられて振られた手痛い過去があり、ゲイの智沙にとっては一種のトラウマになったんだろうなぁって。

6年間も遠距離恋愛になるのだけど、そこの部分はかなりあっさり描かれています。
描こうと思えばいくらでも、それこそ一冊分くらいでも膨らませられるのに、あえてそうしなかったのはきっと「君じゃないとダメなんだ」という思いが共通していて、その思い一点でお互いの孤独の辛さにも耐え忍んだからじゃないかなぁって思いました。


そしてここからは続編のネタバレです。知りたくない方は見ない方がいいです。

この作品にはパラダイス・ビュー(上下)という続きがあって、すごく気になって色々調べてみたら、なんと最後の最後に智沙の最期が描かれているという・・(病気で先立ち秀緒が看取った)
めっちゃ衝撃を受けました。
この作品中で一生懸命生きていた一途でちょっと乙女な智沙が、続編最後では亡き者になっているという。。。。

ズガーーーーンと悲しくて悲しくて、それだけで泣けて泣けて・・・・
私の中ではこの作品が、生きていた頃の智沙の思い出集みたいな感じになってしまいました・・・。

いつのまにかそんなに感情移入してたんだか不思議なんだけど、それだけ智沙が可愛かったという訳で。




2

絵の綺麗さが魅力

ララ子先生と言えば、やっぱりキラキラした綺麗な絵が素敵ですね。
表紙に誘われて買いました。

お話は可もなく不可もなく…
智沙くん(受け)のキャラ立ちや頑張りと比べると、菊地先生(攻め)が弱かったかな、とは思います。

それでも十分萌えられるとは思いますので、萌評価。
ちょっと重めの受けや、教師と生徒の恋が好きな方はどうぞ。

1

甘くて苦しい

ノンケの塾講師×ゲイの生徒というカップル。
大学生と大学受験生なのでそこまで歳は離れていないはずなんですが、受けの智沙がかわいらしくてけっこうな歳の差カップルに見えました。

もう智沙が可愛くて可愛くて可愛くて…。女の子かと思っちゃいます。
思考回路も乙女ぽかったので、まるで普通の女の子の恋愛を見てるみたいだなあと思い、最初はBLとしとの良さがいまいちわかりませんでした。けど、可愛いから付き合ってもらえるけど、女の子にはなれない、可愛くて近づいてくる人も可愛いところに引かれているだけなら、結局女の子を選んでしまう、というゲイならではの辛さや恋の難しさがきちんと描かれていてよかったです。

智沙が最初付き合っていた男が、ほんとにこんな男いるの?てくらいいい加減だったので、フラれて落ち込んでいるところを秀緒に慰められてそのままお互い恋に落ちる・・・という展開はトントン拍子でちょっと都合がよくも感じました。でもその後、智沙が進学して遠恋になったり、それでも関係を切らないよう2人が頑張って頑張って頑張る姿がとてもよかった。

結ばれたところで終わらせない、という作品は純粋に作者さんの手腕を感じて感動しました。

蛇足ですが、その後社会人になった智沙がかっこ良すぎて(可愛さも残してるんですが)この二人でその後をもう少し読みたいなあと思ったら・・・。続編があるのですね。
でもそちらはかなりせつないストーリーになっているらしく、「苦しいほどせつない、胸が痛いほどせつない」というのが私は苦手なので、この幸せなままで終わらせたいという思いもあるため読むかどうかは保留にしたいと思っています・・・。

3

おんなのこ?

丸ごと一冊ひとつのストーリー。

かわいいですね~。
小嶋ララ子さんの作品は、絵がカワイイので
読んでいても女の子に見えてしまう事が多いですが
この作品もやっぱりそう。
普通の恋愛モノ?と時々思いながらさら~っと読めました。

でも、ちゃーんと芯の通った性格の男の子なんですけどね。

基本的に、ほぼ幸せいっぱいなストーリーなので
ツライ悲しいストーリーは苦手・・・って方だとか
そういうのを続けて読んだので、
ここらでヒトツ「ほわわわわ~ん」な作品読みたいわーって方には
ぴったりな作品だと思いますw

0

可愛い受けが見たい時は…

とにかく可愛らしい、女々しい受けが見たい!というときに最適の一冊。ララ子さん作品の受けは、ほんとみんな可愛い!
あざといんだけど、男子だから無駄な感情移入せずに、あまあま感を堪能できます。

ララ子さんの作品の中でも、特にこの君とパレードはツボにはいりました。赤星くんのような、健気な美少年受け、大好物です!また塾の同級生の女の子から、ちゃんと男の子として好きになられてるかんじも私的には萌ポイント。ちょっとしたことなんだけど、そういうエピソードを挟んでくれることによって、赤星君は十分男として魅力的なのに、先生との関係では受けになっちゃうのね、っていうプレミア感?みたいなものが付加されて、非常によい感じです。

0

あま~い。でもそれだけだと思ったら大間違いかも

私の大好きな甘々カップルのお話でした。ふ~、ごちそうさまですたー☆

まずふわふわした絵の通りの雰囲気。お話も表面上はふわふわ・甘ーい感じ。二人の関係も、これでもか、というくらにのんびり進みます。お互いに忙しくてなかなか会えない。
で、よくあるじれて暴走、にはなりません。
ちゃんと筋を通すまで我慢する。なんていうか二人とも自分の気持ちを抑えるのが上手なんですかね?そう思ってみると、告白した時の菊池先生の気持ちはどれほどのものだったのか、と思います。軽く書いているので、ついさらりと流して読んでました。

二人に共通するのは、小さなことを大切に大切にかみしめるところなのかな。貪欲とは正反対の、つつましいお付き合いです。

そこに時折、ものすごいことを言ってしまう赤星君。あ、むっつりなのね。美人で可愛いネコ君と思わせておいて、実は欲しいものは全力でつかみに行く。そこに魔性の素質を感じて、これからの成長に妄想が膨らみました。

菊池先生には、ぜひ赤星の魔性に堕ちてどろどろに病んでいってほしい。赤星以外見えなくなって狂うさまが見てみたい!

なんだか私、どうしようもない変態のようですが(否定はしません)、だけどそんな想像をしてしまうような本当にかすかな毒の香りを感じてしまいました。どこにもそんな描写はないのに。
あるとしたら、赤星の家庭が壊れていて愛情の基盤が持てていないこと。そこからくる、異常なまでの一途さと束縛。「誓って」「呪う」なんてことを、かわいくおねだり顔で言えてしまうところなんでしょう。
生活のすれ違いも、甘んじて受ける。(別れたわけでもないのに、6年ろくに会いもせず過ごすなんて今まで読んだことない・・)欲しいもののためだったらどんなこともいとわない思いのすさまじさが、ほんとうにさらりとお話に入っている。

そのへんが、ただ甘いだけのお話とは一線を画しています。

深読みして深読みして、作者さんの本当の意図はどこにあるのかを探りたくなる。そういう多重構造を作れる作家さんなのです。
これまで長編はあまり書いておられないようですが、本当に好きなものを好きなように、長編にしてじっくり掘り下げながら書いてみてほしいと思う作家さんでした。

ただ甘くかわいらしいお話をさらっと読みたいだけだったら、Hも少ないしいまいちかも知れません。ふんわりと隠されたものを味わうのが好きなら、なかなかの作品だと思います。

0

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