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闇しかないこの先の未来で、お前だけは俺の光でいてくれ…。
しばらくぶりに再読し始めた凍る月シリーズもついに最終巻。
獣人同士の闘いに手に汗を握っていたと思いきや、闘う対象が変化したりと…人間ドラマと恋愛模様も含め、目まぐるしい展開に最後までハラハラしっぱなしでした。
どの陣営も素敵だったけれど、個人的には須王と蓮とヨハンのキャラクターが好みでしたね。
強い信念があるキャラクターはやっぱり魅力的です。
最終巻はというと、はたしてどうなるのかと思っていた大きな風呂敷がどうにかギュッと丸く収まった感じ。
各章によって語り手が変わる構成はおもしろかったですし、敵対していたはずの者たちがそれぞれの正義のために手を組む流れは胸が熱くなりました。
だいぶマイルドになった希望のある結びも、元々の主人公である光陽のキャラクターを考えるとこれはこれでありです。
シリアスな展開が続く中、光陽と巴のぽやぽや具合と思い切りの良さにすっかり癒されてしまいました。
この2人、もしかしなくてもすごく相性が良いんじゃないでしょうか?
愛し方や愛され方は異なっていても、どちらも過保護な溺愛をしてくる恋人がいる2人ですから、今後も仲の良いお付き合いが続くといいななんて。
その一方で、当初のしんみり路線も気になります。少々苦しくなりそうですが。
ただちょっと…いや、だいぶ力技というか、今読んでみるとかなりの駆け足でギュギュギュギュッと強引に丸めたなあと思える箇所が多かったですね。
なるほど、そこでまとめるのかとおもしろく読めたところもありつつ、エピソードの詰め込みやメインとなるキャラクターの数に対してページ数が少なさが気になることも。
佐倉と銀に関しては、あれほどキャラクターが立っていたはずなのになぜ…と、やや物足りなさが残ります。
分量的に仕方がなかったのかな。
なので、シリーズ全体としては萌2、今作のみなら中立に近い萌かなとこちらの評価になりました。
うーん。花の残像と慟哭が良すぎたからか、オールスター大集合な今巻をもってしてもあの2冊をこえられなかったのかもしれません。
とはいえ、さり気ない伏線から本線に繋げる手腕も、映像が浮かぶような迫力のあるバトル描写も、魅力あるキャラクターたちによる多種多様な人間関係も含めて非常に楽しませていただきました。
読み返していたここ数日の読書時間が本当に楽しかったです。
元々、人外物はあまり好みではないので、読む機会も無いのですが、全巻図書館に揃っていたので手を出しました。
獣人とは言え、ほぼ人間体なので(エロシーンも)あまり気にせず読めました。
シリーズ化されているので壮大なお話になっています。色々なことが色んな人達(獣人達)にありました。あらすじやネタバレは漁れば出てくると思うので個人的な感想ですが、最後は受けの光陽が締めてくれます。キャラクタ的に明るいので、こういう終わり方が良かったのかもなって思いました。
でも、出てくる受け(光陽と巴)はやっぱり好みじゃ無いな(苦笑)
お気に入りは蓮と須王なんですが、須王の方は巴との関係は萌えず仕舞いで…後は銀ももう少しバックストーリがあっても良かったのかななんて思いました。でもそうなると書ききれなくなるんだろうな。
出てくるキャラクタ達はそれぞれに個性や想いがあって、それらを上手くまとめられていて、着地させているのは凄いです。難点はエロがちょっとマンネリというか、パターン化されてしまっているように思えたのが残念。どちらかと言うと、恋愛を進めるっていうよりは、エロはお話の小道具的な位置付けです。まぁ欠かせないってことになっているのもありますが。恋愛における心の動きよりも人間対獣人、組織対その他、という争いの観点で物語が進んでいくので、そういう意味で読んでいて面白かったです。
後は、最初からシリーズものだったんじゃなくて、続編が出るかどうかって感じだったようで、ちゃんと単体でのエロ詰め合わせが小出しに盛り上がる感じには出来なかったのかも知れませんね。そう思うと、2007年から2011年まで8冊のシリーズを完結されたのは改めて尊敬します。
身の回りにも実はいるかも知れない獣人達!
あ、アレックス…あなたこそ不死身じゃ無いのか?って思うくらい元気でしたね。普通の人間だとは思えない活躍ぶりでした。
どこかで慰安旅行のSSが読めたらイイのにな。存在するんだろうか〜
アンリミでシリーズ一気読みしました。
最後の二巻も本当に面白かったです。綺麗に終わってくれて、シリーズ通してハラハラドキドキ目が離せず、「えっち邪魔くさいなあ、一巻で一、二回くらいでいいのになあ」という点意外は(笑)パーフェクトなシリーズでした!
「七色」で主人公サイドと組織のよくわからぬ戦いが始まり、光陽くんと同じく「いやなんで戦うの?」と思いましたがそれを闘争本能というサイヤ人理論で突き抜けたっ(笑)
サイヤ人理論バトルに若干引いていたところに、vs人間バトルが始まり俄然緊迫感が増して面白くなりました。
昌史のあれは切なかった。幸せになってほしかったなあ。
閉め方も綺麗で私は十分満足しました。素晴らしいまとめ方だと思います。
桐生の病室で須王が何かを物色してた、あのさりげない伏線が最後に生きてくるところとか、うまいなあと思いました。
あ、佐倉・銀CPお気に入りの私としては、この二人のラブが最終巻で堪能できなかったのは残念でした。妄想で補います。
『凍る月』シリーズ8作目にして完結作です。
前作のあとがきであと1冊でシリーズが終わると知った時に残念な気持ちとどう終わるんだろう?と少し不安な気持ちでしたが、予想していたよりダメージ少なくて良かったです。
少し駆け足で終わってしまった感じはありましたが、ラスト2冊で詰め込めるだけ詰め込んで下さったのが伝わってきました。
シリーズで中心的だった梁井x光陽カプと須王x巴カプが今回のメインです。
銀と佐倉も登場するのですが、BL要素がなかったのが残念。
他にも色々隠されたネタがあったと思うのですが、それは妄想することにします(笑)。
今回一番印象的だったのは、光陽と巴の天然っぷりでした。
ツッコミどころは満載なんですけれど、この2人に何かさせたら見てる方としては飽きないだろうなぁと思います(笑)。
シリアスで緊張感が割と高い中でもカップル達のラブ度が高いので、悲壮感はそれ程感じませんでした。
おどろおどろしさと冒険とラブ一杯のシリーズで全作通してお薦めです。
シリーズ、まとまりました。
読み始めてしまったら一気の電子版。別の巻のレビューでも触れましたが、最初は”読み放題対象だから”と気軽に手を出したのに、途中の対象外の数冊は別途購入して読破しました。
最後の方の風呂敷のたたみ方は、正直駆け足だな…と感じるところもありましたが、バトルではなくLOVEがメインの「BL」の落とし所としてはそんな感じになるのでしょうね。
シリーズ通して、「危機感なさすぎなんじゃないの?」という感じだった主人公の光陽くんですが、抜けぶりが見事すぎて、これはこれでブレなくていいか…と力技で納得させられた感じでした。そして、序盤にちょこっと出てきたきり忘れかけていたあの人があの人とつながりがあって重要な働きをするなんて!
実際、ツッコミどころは多々ありますし、銀(と佐倉)はもう少しなんとかならなかったのか? などの思いもありますが、全体としては少年漫画のようなワクワクも味わえて楽しいシリーズでした。ありがとうございました。
