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表題作恋と誘惑のレシピ レストラン ル・ロワイユ

橘一誠
レストラン:ル・ロワイユ、ギャルソン
入江和菜
レストラン:ル・ロワイユ、シェフ

その他の収録作品

  • ラタトゥイユ、二人のレシピ
  • あとがき(雪代鞠絵)
  • おまけまんが&あとがき(上田規代)

あらすじ

シェフ・和菜の天敵はギャルソンのセイ―反発しあう二人だったが、ある日和菜はセイと一夜をともにすることとなり……!?
(出版社より)

作品情報

作品名
恋と誘惑のレシピ レストラン ル・ロワイユ
作画
上田規代 
原作
雪代鞠絵 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
ISBN
9784344823082
3.6

(33)

(5)

萌々

(15)

(8)

中立

(5)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
114
評価数
33
平均
3.6 / 5
神率
15.2%

レビュー投稿数10

「絵」も「ストーリー」も「エチ」も‥優等生BL

「恋と誘惑のレシピ」なんて、エロエロしいタイトルですが、
‥え、考えすぎ!?

「王○のレストラン」みたいな(古い?)
できる範囲でのちょったした「ムリ」を言うギャルソン、セイ(攻様)。
シェフの和菜(受様)は、過去のある出来事から、
オーナー(セイのおじいちゃん)に心酔してる。
ある賭けに負けて、和菜はセイに抱かれるんだけど、
それで、晴れて恋人同士ってわけでもなく‥。

ちるちるさんの「エロ度」は「標準的」ですが、
エチシーンは少なめです。
思いが通じ合ってのエチは結構がっつりだったのですが、
絵のきれいさのせいでしょうか、えちも爽やかでした。

2

J●dyとかに載ってそう

BLというよりも、レストランでのお話を中心にちょこっとBLを足した、といった印象でした。お料理やレストランについてしっかり描かれていました。

受けの子は高級レストランのサードシェフで、オーナーシェフを尊敬して自分も立派なシェフになることを目指して頑張っている一途で素直なまじめっ子。周囲に見守られつつ育っていくビルドゥングスものです。
攻めの子はオーナーの孫で、有能なサービスマン。さすがはシェフの孫で確かな舌をもっています。最初は攻めの一方的な片思いから、まじめな受けを落としていくのが並行しています。

ほんとにしっかりレストランでのお話が描かれているので、これにBL要素は必要だったのかな?と疑問。正直、受けの子の成長を見る方が面白くて、頑張っている受けにBL的茶々をいれてくる攻めがうっとおしく思えました。

お話も絵柄もちょっと古くて、BL要素を抜いてレディース誌でしっかり連載した方が支持されるんじゃ?という印象。昭和の少女マンガが年を取った感じでした。

4

ほのぼの可愛い

ギャルソン×シェフのお話です。

オーナーに助けてもらった恩のある和菜は
フランス料理に命を懸けるほどの熱心なシェフ。
そのオーナーの孫である、一誠ことセイと初めはぎくしゃくしながらも
時間をかけてお互いを理解し、愛し合うまでになるストーリー。

セイはお客様を楽しませること、お客様の要望をできるだけ聞くことで
店を盛り上げ、さらに店の人気を上げようとしていた。
しかし、和菜の方は伝統的なフランス料理にこだわり
メニューにない料理を提供することにいい顔ができないでいた。
そんな二人はというより、和菜がセイに突っかかることが多く一方的に、攻撃的な態度。

しかし、最初から和菜のことを好きだったセイは何を言われても終始笑顔。
和菜が言い出したちょっとしたテストにセイが合格したら、
和菜を食べたいと言い出すセイ。
結局、セイが合格し和菜はセイに抱かれるのだが・・・

オーナー始め脇を固めるキャストがみんないい。
このお話がほんわかしているのは、そのせいかもしれません。
上田先生の絵はとても好きなので、登場人物みんな素敵に見えてしまいます。
特にセイはカッコよく、和菜はカッコ可愛い。
同じレストランで働く同僚がなんとも言えずそれぞれにいい味を出しています。
また、お料理の絵がとても美味しそうでリアル。
カラーで見たいくらいでした。
ただ、残念だったのはせっかくセイと和菜の気持ちが重なり
ラブラブな感じになってきたのに、熱いHシーンは少なく最後の盛り上がりに欠けました。
原作が小説なので、最後に何ページかありましたがそれを上田先生に描いてほしかった。
最後の『吾郎さん観察日記』は何気に笑えました。
吾郎さんとスバルくんもよく見るとイケメン。
なんとなくイイ感じなので、次回はぜひこの二人で描いて欲しいです。

4

皆幸せで、読んだ後にほんわかする一作でした。

絵が好みだったので購入。
レストランのシェフとギャルソンのお話で、出てくる人たちがそれぞれに皆可愛くてよかったです。
絵も綺麗で自分が大好きな年上受けなので満足なのですが、最初の無理矢理っていうのはなかった方が良かった気も。
後半読んでると、この攻めがあんな行動に出るかなあという違和感がモリモリと。
まあ、若気の至りなのか、いや、でもなあ。
受けがオーナー大好きなのは、とてもよかったです。
皆幸せで、読んだ後にほんわかする一作でした。

2

レストランのお話。

まるごと一冊ひとつのストーリーでした。

そして、ページ数も比較的多いので読み応えあり!

原作さんと絵師さんが別という作品で、ストーリーが
しっかりしているからか、面白かったです。
でも、せっかくの若菜くんのツンツンが良かったのに
あっさりと懐柔されてませんでしたか?(笑)
このままツンツンしてると良かった気がするんですけどねー。
って、これは個人的な好みですかね(^^;

その部分を除けば、1つのレストランという場所が舞台という
狭い世界なのに、とても話に強弱もあって楽しめました~♪
面白かった!!!

1

ラブ以外は面白かった。←BLの感想としてどうなんだ・・・

雪代さんは大好きな作家さんです。上田さんの絵も好きです。キャラクターもストーリーも、漫画で見せることを意識したからか、いかにもありがちな『王道』でした。
念のため、私は『王道』そのものがダメなわけじゃないんです。というより大好きです。でも、同じ王道でもこの系統は無理でした。

とにかく、キャラクター・CPがものすごく苦手なタイプだったんです。セイ(攻)がいきなり体を、という流れがもうダメ。
もともと『傲慢・強引な俺様攻』や『無理矢理(に近い)H』が心の底からキライなんです。

それに、ギャルソンとして有能というのと、シェフを無視してオーダー受けるのとは違うんじゃないのか、とスッキリしません。コイツはまったく許容不能でした。

だからって、和菜(受)も好みじゃないんですよ。それに、簡単に絆され過ぎ。いくらありがちとはいえ、とガッカリしました。

いやもう、意地の張り合いが過ぎるキャラクターにはうんざりなので、この2人はどちらもどうしても好きになれません。その時点で、もうラブに思い入れようがない。

それこそ、有名なドラマ『王様のレストラン』的読み方をすれば、十分面白かったですよ。レストランを舞台にしたドラマとしてのみなら。でもとにかく、↑(レビュータイトル)通り、『ラブ』がまったくダメでした。

なんか、個人的に『せっかくこの2人(雪代さんと上田さん)なら、もっと・・・!』と勝手に期待して裏切られた感があります。

ただ、『ラブ以外は』よかったので『萌』で。

5

初心者向きのBL

 このコミックは、BLの王道とも言うべき登場人物設定、ストーリー展開のため、BL初心者が楽しむのにはもってこいの作品だともいます。 レストランル・ロワイルで働く、ギャルソンのセイこと橘一誠と、シェフの入江和菜を中心に起こるお仕事や恋愛がメインの物語です。

 和菜が負けず嫌いなために、セイのことをなかなか認めたがらず、反発ばかりしている二人ですが、Hのときはあっさり落ちてしまいます。
 
 高校生の時、和菜は料理人の父を亡くし、雪の夜に座り込んでいる時に、セイの祖父である村雨オーナーにスープをごちそうになります。このことが和菜を料理人へと進ませ、後にオーナーの孫であるセイと出会わせることになります。さらに後半は、オーナーの病気や進退問題、クリスマスの特別料理などがBL以外のストーリー展開に大きく関わってきます。

 二人の結末は是非お手にとって確認することをおすすめしたいので、あえて書きませんが、上田規代先生は絵がとても上手な方なので、安心して読めます。BLの王道とも言うべき作品で、激しいHシーンなどもないので、初心者にお薦めしたい一冊です。

2

料理が本当に美味しそう!

雪代先生と上田先生のスペシャルコラボ!ということで、
とても丁寧で綺麗な作品でした~。コミックスもちょっぴり厚めで読み応えありです。

出てくる料理も美味しそうで美味しそうで…!
フレンチなんぞ全然まったく詳しくないのですが、ちょいちょい説明してくれている
部分もあり、わかりやすく読みやすかったです!
なんだかドラマを観ているようでした。

攻めのセイはお客様へのスマートなサービスができる凄腕のギャルソンで、
レストラン『ル・ロワイユ』のオーナーの孫。
受けの和菜はシェフの1人で、オーナーを敬愛しており、真面目で負けず嫌いで、
料理の腕は確かなんだけれども、セイいわく『レシピ通りのお堅い優等生』。

和菜は、真面目さゆえに頑固で、でもオーナーを尊敬する気持ちや料理に対する情熱が
本当にまっすぐで、一生懸命で可愛いのです!実は辛い過去もあったり…。
セイも飄々としているけども、スマートで完璧で、かっこよくて、
和菜のことをいろいろ見てわかっていて、優しく想っていて…そして実はプチ腹黒?
だがそれがいい!(笑)

こんな2人なのですが、レストランのポリシーでもある『伝統あるフレンチ』から
かけ離れたオーダーを取ってくるセイに和菜が最初は反発したり、
出会った当初、セイをレストランの一員として認めるべく行われたテストに、
和菜がセイに『クリアできたら抱かせて』と迫られたり…
そのテスト後の、セイの『あなたを食べさせて』という意味を勘違いした和菜も
可愛かったのですが、『ホント…たまんないなぁ、和菜さん』と言っちゃうセイに
「隠れ腹黒ー!」と萌えました。

いろんな壁を乗り越えながら、お互い成長し、信頼し合い、結ばれる2人ですが、
最後も綺麗な終わり方で、すっきりほっこり!
なんだか優しい気持ちになれる、綺麗なBLでした!

1

ギャルソン×シェフ

雪代さんの書き下ろしSSも入ってます。
これはQ&Aでの「BL作品に出てくる食べ物」でおススメされた作品だったんですが読んで良かったー!
面白かったです、そして料理は美味しそうだったー!

隠れ家的フレンチレストラン、ル・ロワイユを舞台にシェフと、名シェフでありオーナーの孫のセイ〔攻〕が次第に恋愛関係になっていく話。
シェフの和菜〔受〕は、メニューにないオーダーを受けてくるセイと仲が悪く、彼の実力は認めてはいるものの気にくわない。
このくだりでちと、BLとは無関係だけどドラマの「王様のレストラン」を思い出しました。
あのドラマが好きだった人はこの話も好きなんじゃないかなーって気がなんだかしてます。
恋愛だけではなくて、和菜の過去や、オーナーへの憧れや一人前のシェフになりたいという頑張り。
そしてお店のスタッフもいい味出してますし、レストランとしてのお仕事BLでもあります。
最後にオーナーの病気が治っちゃたっていうのにはちょっと、え、ってなりましたがとりあえず大円団で良かった良かった。
物語のバランスは良いし、読後感もいい、そしてこのレストランを包む空気がまた良いのですよ。

5

食べに行きたい

ちょっとお高めだけど、分厚いし割に合ってたコミックでした♪
レストランものなだけあって美味しそうな料理、たくさん
でてくるし、読んだあとほっこりする感じです。
原作者さまの小説の雰囲気が好きな方なら、それが
コミックでも出ているのでお勧めですよ~!

ただデータベースの「せつない」は、シリアスまでいってないし
ちょっと薄いかなぁ~と思ったのですが、コメディでもないし
あまあまもちょっとどうかなと思うし、結局せつないがまだ
当てはまるんですねw

攻め様は如才無い優しい笑顔だけでなく、がんがん受けを攻めて
いく面を持ってますが、受けの子は意地っ張りなとこが可愛い
ちょっと強気な子ですんなりはくっつきません。
ですがどちらも意識が互いに向いてるのはわかるので、にまにま
しながら読んでられるかんじです。
エッチは有りますが、シーンは薄いほうですよ。
ほのぼのメインで、ちょっと恋愛も楽しめるBLが読みたいときに
とてもお勧めです~!

2

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