muueba
原作未読。
森川智之さんと福山潤さんの恋人同士のやりとりが目的での聴取でした。
ハーブを使ったリラクゼーションサロンなどを経営する会社の社長、彩川寛二と、実は会社の根本にあるハーブや癒しをプロデュースしていて、人気のもとであるサイであるという正体を隠して開発部員をしている齋藤弘。
そこに元有名大手勤めの中途採用の降矢信仁が加わります。会社のメンバーはほかにもいますが、メインはこの3人です。
福山潤さん演じる齋藤は、とてもネガティブで、ネガティブな故の言動も逆に相手の方に失礼では、仕事に対する姿勢も無責任ではと言うレベル。
優しくて細やか、人柄はいいのだけど、それを上回るネガティブさがあります。
そんな齋藤に最初は助けられて、徐々に興味を持ち、ひかれていくようになる森川智之さん演じる降矢は、かっこいいと思える言動も多いけれど、齋藤を軽んじていると思える言動も多くて、俺様気質っぽい感じ。
いつまで経っても年上で先輩で上司の齋藤さんに敬語を使わせているし、齋藤に元彼の話をするなと言いつつ、自分はかつて結婚を考えていた女性について名前まで出して話すし、相談に乗るし、心配する斎藤に詳しい話はしないし、無神経が過ぎる、と言う気がします。
そういう上からぐいぐいタイプのほうが斎藤にはあうのかもしれませんが、対等でない恋愛のようにも感じて、萌えませんでした。
メイン2人の性格や言動は、時代の背景もあるのかもしれません。
今の世の中にはあまりあっていない気がしました。
森川さんは、当然ながらとってもいいお声でとってもかっこいい話し方をするのが素敵でした。
特に、おお、なったのは、毎回お誘いするのは変なのでこの先、斎藤さんの週末は俺のもの、という宣言。
ここだけリポートして聴きたいくらい素敵でした。
ハーブやリラクゼーションについて扱っていて、それらが物語の展開によく生かされていたのが素敵でした。
屋上で施術をしながら会話するのも、情緒たっぷりでキレイなイメージがしました。
エピソードも話の展開も、かなりひっかかるところが多くて正直、好みではありませんでした。
が、森川さん、三木さんの、いいお声で、かっこいいせりふを聴けたのは楽しかったです。
ずいぶん前に購入しました。原作未読です。
私は好きでした。正直、ストーリーの方はギリ「萌2」なんですけど、キャストさんのお芝居が「神」でした。おどおどした福山さんと涼しい声色の帝王様が堪能できて大満足です!
♦ネタバレ♦
もうとにかく超ネガティブ人の斎藤さんがうじうじグズグズしまくり。
それに対してめっちゃポジティブ派の降矢さんはグイグイグイグイ、で急にス―ッ。
ちゃんと理由も伝えずに遠ざけたり、勝手に勘違いしたり… そんなめんどくさい二人のヘタクソな恋愛(←寛ちゃんの言葉)でした。
なので、そこに魅力を感じない方の気持ちは理解できます。自分もultimaさんがおっしゃった通り「女を出してミスリードするパターン」が好きではありませんでした。別の方法ですれ違いの山を越えて欲しかったですね。
最後の『スローフード』が良かったです。
丁寧な演技とストーリーに引き込まれる。
途中まではよかった。結ばれるまでは。
そこから、はるひ恒例の女を出してミスリードするパターン。
双方幼稚(無神経で独善的×ネガで卑屈)、面倒な人のしょうもない恋愛に成り下がった。
そんなに気に入らないなら別れたらいいのに。
あんなに攻撃するなんて…あれは喧嘩じゃないですね。
あそこまで言えるのは…ちょっと…。
そんな攻めが好きで、謝って許してもらおうとする受けも意味不明…。
種明かしがチープだし、種明かしをする攻めの声が甘ったれているのも受け入れ難い…。
こういうのは原作の問題だけど…。
小説ならよくても耳で聴くのはしんどいこともある…。
いっそもっとギャグならよかった。
演技が細やかなだけに、つらい…。
絡みは二度。結構エロい。
特に一度目が生々しい。
攻めが無神経なだけに、普通言わないようなことを言っていて新鮮さがある。
原作はあまり好みではなかったのですが、森川智之さんと福山潤さんだったのでどんなドラマになったのかと興味がありました。
内容はまあ原作通りで同じように降矢に憤りを感じましたが、森川さんが顔がいいばかりに良くも悪くも外見のよさにばかり注目され中味を見てもらえない思いをうまく表現していました。
後ろ向きな性格の弘役の福山さんも、うじうじした自信のなさげな声の部分と癒される優しげな声の部分でピッタリな役だと思いました。
回数は少なめでしたが、絡みシーンは福山さんがかわいくて色っぽくてとってもよかったです。
ええーと………。
正直なことをいうと、CD1枚目はわりと楽しく聞けたんですが、2枚目がちょっとしんどかったです。
くっつくまでの過程が好きってのもあるんですが、齋藤のうじうじがどうにも…。
いや、基本的には卑屈だったりぐるぐるしちゃう受って好きなんですが、この齋藤はなんていうかうじうじしてる印象というか。
自分の好みの卑屈さではなかったんですよね、なんか。
決定打は「終わり」の意味の取り方でした。
これ聞いて「ダメだー、私にはこの話合わないー」ってなりました。
お話はロハス系会社の地味社員・齋藤と転職してきたイケメン・降矢の恋物語。
降矢へアドバイスをしたことから慕われるようになり、齋藤は酔っ払ってついゲイであることをカミングアウトしてしまって…。
とにかく、斎藤がネガティブラー。
このうじうじを許容できるかどうかで聞けるかどうか変わってくるかも。
そして、降矢は逆にポジティブラー。
噛み合ってるんだか噛み合ってないんだか。
まっすぐに齋藤を慕ってるのはみてとれるんだけども、後半に齋藤に対する接し方は非常にマズいと思います。
忙しすぎて頭が回ってないのかもしれませんが、言葉が足りなさすぎます。
これは齋藤がネガティブになっても仕方ない。
そんなわけで、どちらも嫌な部分が目についてしまってどうにも…。
演者さんたちはステキなんですけどね。
じゅんじゅん(福山さん)の齋藤はそのうじうじした感じが非常にイラッとくるくらいにうじうじしてて。
一生懸命恋しようとしてるようなところも感じられて。
森川さんの降矢は第一印象は声が若い!(笑)
えちシーンでの感じも若いというか。
ガッツいてるのとは違って、若い感じの興奮してるみたいなのが感じられました。
崎谷作品だからなのか、セリフもなかなか…。
あとは三木さんの綾川が一番かっこよかったです☆(笑)
三木さんはああいうオネェキャラも似合うよねぇ。
次のCDが楽しみですv