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どうしてあの時、離れてしまったんだろう。
率直に大好きです
コミックになるのがどれだけ待ち遠しかったことか
学ランというだけでも相当テンションあがります
黒髪で影がある美人君三津谷くん
短髪長身明るめの阿部くん
2人の葛藤という部分だけではなく誰もがふと切ない過去がある部分であろう黒い思い出
それに非常に胸が痛くなりました
真意をたしかめずとも否定されることなく、広がる噂や、昨日と何が違うわけではないのに
避けてしまう瞬間
した方は忘れてもされた方は忘れないと思います、それが好意がある相手ならなおさらです
三津谷のその黒い影は癒されることはずっとないと思いますが
恨むほど好きだった気持ちが
薄れゆくほど阿部くんに
大好きと言ってもらって
抱きしめてもらえるといいなーと思いました
明るい能天気な話ではないので
気分がすっきりしない方も多いのではないかなと思いますが
私は、誰でもが犯す過ちや行き違いがいの過去という点においても
考えさせられたので
三津谷に出会えて良かったと思えました
心の闇を抱えたミステリアスな受けと、彼を救済しようとする攻めの王道の物語です。
攻めが持っている心の闇やその救済までの過程は、もしかすると腑に落ちないまま進んでいってしまうかもしれませんが、とにかく受けの三津谷くんが色っぽい。
冒頭で三津谷くんが「セックスって気持ち悪い」というセリフがあるのですが、そんなセリフを言わせておいてからの後半の展開が…。不安定で支離滅裂な思春期の男の子の危うさがすべて色気に昇華されているので三津谷くん大好きです。
個人的に暗いお話は苦手ですが、つらいほど重苦しくもならず、さらに分厚くて読み応えのあるよい漫画だったと思います。
三津谷のヤンデレ感がたまりません。
ほわっとして可愛いのに、実は阿部に対する執着心・復讐心を胸に秘めてる所が良いです。それだけ長い間相手を憎んだり執着するってことは愛がないと出来ないですよね。
三津谷の思惑がわかった後の阿部の心情もリアルで切なかったです。三津谷が阿部に復讐して傷つけることに成功したはずなのに、やっぱり寂しさ、辛さは消えるどころか強くなって一人で自慰しながら「阿部くん、阿部くん・・・」と涙するところは胸が痛くなりました。最後三津谷が阿部くんに自分をさらけ出せて良かったなぁと思いました。
これだけの厚い本で、お話1本なので、とても丁寧にじっくりお話は進んでいきます。
片方は自分の気持ちが恋愛と認識しているけど、もう片方はまず自分の気持ちが恋愛なのかを認められるかどうかって所から始める、ジリジリパターンは好物ではあるのですが、この二人の場合、そもそも三津谷にそれほどの強い気持ちがあったのかどうか。
阿部にしても、場の雰囲気に飲まれて単に性欲が暴走しただけのような気もするし。
なんとなし、雰囲気はシリアスっぽく切なげだけど、やりたい盛りのお年頃、難しいこといわないで、欲望のままにやっちゃているだけって事でいいんじゃないかなぁ。
まあ、阿部くんには、ご愁傷様って感じだけどね。
1冊、ひとつのストーリーです。
中学の時に友達だった、阿部と三津谷。
高校3年になって再会した二人が、三津谷の辛い過去を通して
どう変わっていくか、どう二人の気持ちが重なっていくのかが
このストーリーの読みどころです。
中学生の時に仲が良かった二人ですが、ちょっとしたことから離れてしまった。
あれから、三津谷のことを忘れかけていた阿部だったが
高校3年になって同じクラスになり、あの頃のことを思い出すと同時に
三津谷のことが気になりだして・・・・
三津谷の方は、阿部のことを嫌いだと思い込もうと必死になるが
本心では忘れることができず、再開してしまったことを恨む毎日。
阿部を傷つけたい、そう思いながらも心では求めてしまう。
阿部は、過去の自分のしてきたことに反省しつつもどうしていいかわからない
そして、本当は三津谷との離れてしまった距離を縮めたい。
そんな二人の子供でもなく大人でもない微妙な年齢の
揺れ動く切ない気持ちや、青春真っ盛りの男子のどうしようもない本能を
絶妙に表現されていると思います。
二人の距離が、体も心も・・・近づいたり離れたり
すごく揺れる心情が、読んでいる側に伝わります。
だけど、あんまり長くて途中じれったく感じるところも・・
最後、せっかくわだかまりが取れて気持ちが通じ合ったのなら
もう少し、甘々な感じのハピエンでもよかったかも。
Hシーンは何度も出て来るけど、これでもかってほど、甘ったるい最後にしてほしかったかな。
最後にボタンをもらって強がりを言うけど、
高3になって初めて阿部に声をかけられたことを思い出して
声を殺して涙を流す三津谷に、グッと来て読んでいるこっちも涙してしまいました。