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設定は好きなのだけれど…
腹黒年下攻め。
攻めは婚約者(女性)を受けに弄ばれ、復讐を企みます。
受けは好きだった人(男性)に酷い仕打ちをしてしまい、自棄で手当たり次第に手を出します。
好きな人に似ている攻めを拒めない受け。
そうして恋人同士になって…というお話です。
内容のわりに、ダークっぽさはなく、シリアスなどが苦手な私にはありがたかったです。
受けは初めはツンツンしていましたが、意識し出したらデレる…。
互いが一緒にいるうちに絆されていき、切なさとかもなく「あ、そうなるよね」と、どこか納得…(笑)
あと、これは私個人の感覚なのですがコマと文字が全体的に大きめ…？なせいか、サラーッと読め終わりました。
気になる方がいらっしゃいましたら試し読みされることをオススメします。
上下巻で、続きが気になるだろうなと予め同時に購入しました。
ちょっとモヤっとした、いいところで終わるので買っておいて良かったです。
ドMかな？
しゅみじゃないのにお目汚し、失礼します。
以下の要素に引っかかるものがある方には厳しい作品です。
・感情表現が病的なほどオーバー過ぎる受け
・腹黒攻めの魂胆が分かったのに、なぜか自分からすり寄っていく受け
・常に興奮状態で、目的がよく分からない受け
・必死すぎて、目を覆いたくなる受け
すべて揃った人物が本作の颯斗でした。
無理だよ…。無理だった…。
開始早々で、元カレとその恋人に遭遇したときの颯斗の「錯乱状態 ホラーを添えて」を見せられてしまって、わたしのこころの扉がぴっちり閉まった音が聞こえました。
そもそも颯斗は元カレ・永瀬に未練たっぷりです。
別れたのは、自分が友人たちに冷やかされたのが嫌で酷い言葉で否定したのを聞かれたからという自業自得。さらに永瀬には新しい恋人もいて、颯斗は既に眼中にない。
この2人に飛鳥が「颯斗の恋人です」と自己紹介した瞬間、目を見開いて、涙をぼろぼろ流しながら大声で否定しつつ、永瀬に縋ります。…ホラーでした。
その後も「飛鳥を永瀬だと思えばいい」と腹黒路線に進んだと思いきや、飛鳥が颯斗を恋人にした理由を知って即スレイヴ化。
このスレイヴ化が異常で、どうしてそこまで？というレベル。
さらにいつの間にか恋する乙女にシフトチェンジ。
わからない…。わたしにはこの子の気持ちがまったくわからないよ…。
という深い絶望感の中、下巻に行ってきます。
口悪遊び人一途な乙女系泣き虫受け
表紙の飛鳥(攻め)の髪色可愛い。
絵も上手だなぁと思っていたら…よ…横顔が…。唇から顎のラインが…。
さて、感想です。
颯斗(受け)が想い続けている永瀬には子供のような無邪気に甘えるのに、回りから男と付き合うなんて気持ち悪い、キモいと言われれば青ざめて泣きも入って全否定するほど。
それ以降はヤケクソで女を取っ替え引っ替え態度も悪い。
「…ったく女ってうぜぇ！」とか言っているお前がめんどくさい。
一途に処女を守る乙女キャラまで出てきてこの先何キャラで行くんだろ？((((・・;)))))
口車に乗せられて飛鳥と付き合うことになった颯斗。
とはいえ、イライラした気分を晴らすため女の人とヤっていると飛鳥に見られて(？)います。
嘘と浮気が死ぬほど嫌いな飛鳥(本人談w)はこの辺りから態度が変わり、颯斗を縛り付けて犯します。
…付き合っているけど、これじゃレイプっぽいね。
颯斗も永瀬に置き換えて煽るもんだから…orz
歪んどるわー。
偶々飛鳥の婚約者を颯斗が寝取ったと立ち聞きで知ってしまう颯斗。
妙に素直になってしまって…なんか、好きになったと言うよりも償いって感じ。
颯斗が酔っ払って寝てしまった時にベロチューして永瀬の名前呼んだら飛鳥オール無視 w
子供かよ、嫉妬かよ、結局お前も何キャラだよ？
颯斗の学生証には永瀬の写真が入っていたのに、飛鳥のに変わっていた。
…ちょっと昔の少女漫画かと思ったわ。
もう颯斗、飛鳥しか見えません。冷たくされるとすがります。
車の中でヤりますが初めてゴムが登場w
後先考えたらあった方がイイネ。
ΣΣΣΣ(￣□||||！！
使用済みゴムからの飲！！！！
フェラからの～じゃなく、ゴムからの～は初めて見た！
颯斗の他愛のない発言から飛鳥が無言だったりすると焦るようになるほと好きなのにこれまでのことがあるせいで、飛鳥が自分の事が嫌いだと肯定している。
飛鳥の婚約者の事が頭から離れないらしい。
下巻に続く
◆描き下ろし
電話しながらヤってますw
電話相手の男友達から飲みに誘われますが、飛鳥「俺今好きな人いるんで他当たって下さい」
颯斗には「誰だって優先するだろ自分の好きな奴」
…飛鳥がここまで言っても颯斗は自分じゃないと決めつけています。
飛鳥の態度も本編より優しげなんですけどねー。
エロ度高いですが…まぁ～颯斗と飛鳥のそれぞれの自分勝手さが出てますね～。
出てくるキャラのバックに大体元カレ・元カノ・想い人がいて、キャラも誰？って思うくらいあんまり良い意味じゃない方でコロコロ変わる。
可愛げがないのでw萌えません…。
颯斗がだんだん病んで来てますね。
下巻が気になる・・・（ネタバレ）
颯斗は永瀬（男）という人と恋人だったんですが、自分がゲイだとばれそうになり、ひどいことを言ってしまいます。今は別れているんですが、いまだに彼のことを思い続けます。でも、結構女をやっていて、性格もかなりげすいです。
そんな彼の前に永瀬に顔も声もそっくりな後輩、飛鳥が現れ、付き合うことになりました。しかし、飛鳥の本性が現れ、実は復讐のために颯斗と恋人になることが分かりました。それを知って罪悪感を感じます。
颯斗は飛鳥にかなりひどいことをされますが、段々と彼に惹かれています。
颯斗はげすい性格なのに、結構繊細で、健気でギャップを感じます。飛鳥は自分を永瀬と見ているんじゃないかと思っていたり、独占欲も感じているようです。
ほむらじいこ先生の作品は初めてですが、ストーリーも絵も特にエロシーンは良かったです。
いい方法に向かっているようで、ハッピーエンドになってほしいですね。
下巻が楽しみです。
仮面カップル
自分の立場が悪くなるのが嫌で同性の恋人を拒絶して以来女遊びが酷くなった受けと、受けにずっと優しくしてきたのに付き合った直後、受けに婚約者を抱かれた復讐を始める二重人格攻めの話です。受けは前述の元恋人に未練タラタラで、その人にそっくりな攻めと付き合うことにしただけだし、攻めは攻めで復讐心から受けに近づいたので、お互い愛なんて無く交際スタート。
受けは実は一途でずっと元恋人を思っているし、攻めが自分に復讐心を抱いていると知ると罪悪感に苛まれる、本当は繊細な人間でした。悪い奴に描かれてるけど。
だから攻めがそんな健気な受けに惹かれるのはわかる（とはいっても、本気で好きだった婚約者を寝取られたらそんな簡単に情は向かないと思う）けど、受けが攻めに惹かれる理由ってなんなんだろう？とふと思いました。BL読む時ってだいたい、こいつとこいつがくっつくな～っていう先入観があるので最終的にカップルが成立しても違和感ないのですが、よくよく考えてみると……って感じです。だって攻めが受けに結構酷いことしてますもん(笑)無理矢理やっちゃうし。
でも全体的には展開のスピードとか良かったです。一気に読めたし思わず下巻も即買いしましたw
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