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薔薇シリーズ完結!!
完結おめでとうございます!
寝不足になりながらも続きが気になって仕方なく、3日ほどで読破しました。
ここまで攻めが2人残っている作品も珍しい。
結局、ケイがどちらを選んだのか、どちらも選ばなかったのか。
どの選択も私には萌えます。
夜光花先生の作品はこれで3つ読みましたが、どの作品もテーマが重いと感じます。
命のつながり、命の重み、死への恐怖と希望、生へのこだわり。
普通に現代の今を生きている私ではとても考えつかないようなことを、この作品のキャラクターたちは背負って生きていました。
最後にケイが決めた覚悟、とても潔くてかっこよかった。
それでも大切な人に死んでほしくない気持ち、大切な人に手をかける悲しみ、世の理からはずれさせたくないという思いが、これまでの物語のキャラクター像から想像できて苦しかったです。
そして、物語の構成も神です。
アダムとの最終決戦では、今までの伏線が見事に回収されました。
さらにはキャラクターたちの絆とケイの成長が感じられ、涙なしには読めませんでした。
これだけ登場人物が多いのに、それでも混乱せずに読める作品なのもびっくりです。
これが10年以上前の作品だなんて信じられません。
なぜもっと早く読んでいなかったんだろう。でも、10年前の子供の私では今よりも感動できなかったのかもしれないと思うと、今出会ったことへの運命も感じます。
これからの彼らの未来が、明るいものでありますように。
ふつうの人間としての生をまっとうし、愛であふれていますように。
や……!!終わってしまった。。。!
間違いなく、自分の短いBL小説読書歴に刻みつけられる名作でした…
ほぼ2日で全6巻読了。
朝5時まで読んで、しばし放心。。
キャラ設定、息つく暇もないような臨場感あるバトルシーン、次々と明かされていくアンデッドと薔薇騎士団の誕生の秘密、ストーリー展開…
どれをとっても本当に最高の最高で…文句なく、納得の神シリーズ。
自分の性癖的にも、攻めが2人いて3人で…とか今まで全く興味が湧かなかったのに、新しい扉が開かれてしまいました…
私自身はレヴィン派ですが、太陽のようなラウルの光と影の部分にもものすごく惹かれ、自分は圭でもないのに「選べな〜い…」なんて贅沢な悩みを終始堪能させていただきました。。
アダムと初めて対峙した当初、「怖い。闘いたくない…」と震えていた圭の姿を思うと、6巻での堂々とした姿、成長っぷりには目を見張るものがあります。
スコットと昇にも見せてあげたかったよ。。(泣)
最終的に圭が出した「アダムを殺さなければならない理由」にも、辛い現実だけど、そうだよな、、って、納得でした。
物語って終わり方難しいと思うんですが、そのエンディングもお見事すぎて手が痛くなるほど拍手したい。
あっあと、犬好きとしてはワンコが大活躍するストーリーは嬉しかった!サンダー、いい相棒です◎
はあ…もう続きが読めないなんて……
あとがきを読むに、SSなどもアップされているそうなので(まだ読めるのかな;)、少し心を落ち着けてから探してぜひ読んでみたいと思います。
ついに最終巻。
一気に読める嬉しさ。名作は何年前の作品でも名作。
前作で「幽玄の間」に入った3人が何を目にしたのか。
それは、なぜアダムがアダムになったのか。
つまり、不死者と薔薇騎士はある意味イコールの存在だということ。
過去を眺める3人は、またそれぞれの辛い思い出を再体験することに。
その事が何を意味するのかもわからず、もはやアデラの予知も無く、アダムとの最終決戦に臨みます。
ここで啓が思いを巡らすのは、アダムを滅ぼす意味。
なかなかに難解で哲学的ですらある。
そして、ページが残りわずかになって…
まだ終わらない!どうなるの⁉︎
アダムに対する最後の啓の攻撃は…
そしてその後も畳み掛ける怒涛の展開。正に手に汗握る…
啓って。
ちょっとバカ?
本当にこの最終盤はハラハラがすごい。啓がよく考えた末に、というのは一応わかるんだけど、啓の命令通りになってたら一体どうなっちゃうんだよ!と怒りすら湧いてくるわ…
とにかく、残った人はちゃんと生きてる。
その後どうするのかは……先送りなんだけどね。ともかく良かった。
細かいところは色々「ん?」となる部分もありつつ。
特にマリア。
コイツは結局何考えてるんだかよくわからなかったわ…
私は「BLに女はイラネ派」ですので、理沙もうざかった。理沙のエピソードは丸ごとイラネ。
それに、アダムって結局エリックの先祖?クロフォード家ですよね。だからアダムとエリックはそっくりだったの?とか。
うん、まいっか。
最後のイラストの多幸感が全てを流し去ってくれるよう。
サンダーにも仔犬がいるみたいだしネ。
とうとう迎えました最終回!
前半は「幽玄の間」で二人の一番辛い過去に触れ、啓がすべて受け止めます。
弱る守護者を包み込む啓の母性がいい…!!
ただ、一人一人の慰めエッチはちょっと違和感があったので早読み…。
エッチシーンは計2回。
残りの一つは決戦前に三人で。
さてさて、アダムとの最終決戦。
あんなに苦戦した戦いをどうやって征すのか…。
啓はどちらを選ぶのか、どんな選択を取るのか…終わる寂しさを感じながらドキドキしながら読み進めました。
強敵アダムを倒した方法は「アレ、そんなんでいいのか…?」と少し呆気なかったり、戦いの最中やレヴィンを殺すかどうかという危機を迎えても都合良くなっていたり…期待していただけにちょっと拍子抜け…。
あと終わりのレヴィンがどうなったのか、すごくすごく気になるんですけれど、最後の一枚絵…そういうことでいいんだよね!?
最後の最後をあえて書かない終わり方も思惑合ってのことか…。
どうやら(現在は入手困難な)小冊子もあるようで…。
ここまで辛口で書いてしまいましたが、ようやく終わったという脱力感。
長編シリーズものが初めてだっただけに、こんなBLに再び出会えるのか…。
では、次回「少年は神の」シリーズでお会いしましょう!!(笑)
何から書けば良いかなとレビューの画面をしばらく眺めておりました。それくらい、言葉にならないたくさんの気持ちが溢れてくる作品でした。今回ネタバレ無くレビューを書こうと思うので、シリーズを通した感想にしようと思います。
夜光花先生は、私が作家買いしている数少ない先生のうちのお一人なのですが、こちらの薔薇シリーズ、攻めが2人という事で……一つの穴には一つの棒であって欲しいという私の願望から長い間なんとなく避けてしまっていて(´-`)
あぁ〜なんと勿体無い事をしたのか。
素晴らしい作品を前にすると、自分の主義などなんと脆く崩れ去るものなのかと痛感!
いや、本当凄いです。なんの抵抗もなくスルスル読めましたもの。笑
それくらい攻めであるレヴィンとラウルが魅力的で。そして、受けである啓にも好感が持て可愛くも格好良くもありました!
啓は真っ直ぐ育った良い子なので、攻め2人を前にして葛藤もするんです。こんなの間違ってるって。でも私、レヴィンもラウルもどちらも大好きなので、啓、悩まないで。1人に決めなくても良いんだよ。って思いながら読んでました。
もう本当、一穴一棒主義どこいった(°▽°)ですね。
タイトルに素朴な疑問をぶつけちゃうくらいに攻め2人ともが違った魅力で本当素敵なんです。
こちらの薔薇シリーズ、刻印、血族、陰謀、奪還、守護、誕生。の順に6冊続きます。
薔薇シリーズはタイトルの一つ一つがその巻の物語を表してくれているので、タイトルも楽しんで頂きたいです(╹◡╹)♪完結巻である薔薇の誕生なんて読み終えた後、だからタイトル誕生なんだーと涙出てきましたよー!!
あと、奈良千春先生の描かれる絵の素晴らしいこと( ˘ω˘ )♡
続きが気になるので早く次の巻を…!と思っているのに、毎度毎度、次の巻を手にしては表紙を眺めてしまいました。
奈良先生はシリーズ物の途中であっても画風を変えたりと進化される方かと思うのですが、薔薇シリーズでもそれを感じる事があり、人によってこの巻の絵が好き!など好みも違ってくるかと思います。
その中でもとにかく見ていただきたいのが、完結巻である薔薇の誕生の口絵と巻末の見開き。どちらを見ても泣きました。
薔薇の誕生では、タイトルでも泣いて、本編でも泣いて、絵でも泣いてと泣きっぱなしな私でした。
本当に素晴らしかったので薔薇の誕生のストーリーも語りたいところなんですが、最初にネタバレしないと申しましたし、語り出したら、あと10スクロールほどして頂かないといけなくなるくらい止まらなくなるかと思いますので、辞めておきます。笑
シリーズを通した感想としましては、正直スロースタートな作品。一冊目の薔薇の刻印はこれからこんな物語が始まるぞ!という、世界観に馴染む為の一冊だったかな。本格的にBがLをしだして私が萌えだしたのは、3冊目の薔薇の陰謀からでした。それ以降は受け攻めのそれぞれの関係に萌え、伏線の回収には凄いなとうなりっぱなし。
そして、とどめに完結巻の薔薇の誕生は、天晴れ!以外の言葉が出てきません。
そんなこんなで、こんな有名作を前にして私が言うのもおこがましいですが、未読の方〜!もしいらっしゃったら是非読んでみて下さい(*^▽^*)♡♡