ボーイズ・ラブを超えた甘く危険な世界!

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表題作スタンド・バイ・ミー 2

遠山春臣(ハル),売れっ子モデル
八田秀史,モデル,25歳

その他の収録作品

  • スタンド・バイ・ミー~一緒にくらそう~
  • スタンド・バイ・ミー~この感情の名は~
  • スタンド・バイ・ミー~君が帰る日~
  • スタンド・バイ・ミー~告白の夜~
  • スタンド・バイ・ミー~君が欲しい~

あらすじ

八田秀史25歳、モデル。誰からも好かれる癒し系の彼が撮影現場で出会ったのは、売れっ子モデルでバイセクシャルのハル。才能はあるが、人を寄せ付けない気むずかしいハルに手を焼く秀史だが、真剣に向き合う秀史にハルの心は次第に解けていく。そしていつしか、秀史のほうがハルを「愛しい」と感じるようになり…!?

作品情報

作品名
スタンド・バイ・ミー 2
著者
おおやかずみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
小学館
レーベル
Flower comics α【非BL】
発売日
ISBN
9784091345479
3.2

(4)

(1)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
12
評価数
4
平均
3.2 / 5
神率
25%

レビュー投稿数2

非BLとはもう言えないラインを越えちゃいました。

1巻では匂い系でしたが、2巻では一線を越えてしまいました。
越えちゃいましたね、非BLの『非』が取れましたよ、これはもうBLです!

1巻ではハルのトラウマについて多く語られていましたが、2巻では秀史のトラウマ、どうして恋愛しないのか?などが語られていました。
その原因を作った彼女も出てきましたが、どちらかというとトラウマ形成に深くかかわっているのは秀史の性格のような?

そして、ふたりのトラウマがやや薄れ・・・消え去ってはいないものの、お互いの傷を舐めあって癒しあったふたりがとうとう一線を越えてしまうまでが描かれていました。

恋愛に臆病になっている秀史に、待つというハル。
相変わらず無口でぶっきらぼうな態度だけれど、追い詰めるのではなく絶妙な距離感でもって秀史が落ちてくるのを待っている。
多くを語らず、ベタベタもしない。でも、じっと秀史を待っている。
躊躇している秀史にガツーン行ってやれ!と思うのだけど、待つ男ハル。
秀史の恋愛トラウマは、ふたを開けてみれば依存症的なもので、好きな人一筋になってしまう、相手の事でいっぱいなになってしまうというもので。
作中、ふたりが一線を越える前のエピソードが象徴的でした。
これは重たい。
いや、相手によっては尽くされることに喜びを感じるような献身さかもしれないな、とも感じました。
海外に仕事に行くことになったハルに一緒に行こうと言われて、行くと決めてしまう秀史。自分のこれからのキャリアや、チャンスを捨ててしまおうとする。
それをしかりつける社長の言葉はキツかったが最もにも感じた。
男だから、というよりも人間的に相手に依存するのではなく自分の足で立て!と怒られるのは当然かもしれない。

一線を越えお互いに、お互いの道を進むと決めたふたり。
3巻はどうなることやら?

そうそう帯にある『ネオBL』という言葉とBL会の巨匠という言葉が引っかかりました。
ネオBLってどんなだ!?少女漫画的BLなのかな?
自分のイメージではおおやさんは少女漫画8:BL2というイメージなのでキャリアは長いがBL界の巨匠ってイメージではないのです。
おおやさんの作品はBLよりも少女漫画の方をたくさん読んでいるので、余計にBL回のという言い方に違和感が・・・

1

うーん…

秀史は良い子で癒し系で、ハルはカッコ良くてイイ男だし、話的には嫌いじゃないんだけど、私はあの女社長がめちゃくちゃ嫌い!
「恋愛するならちゃんと自立しろ」って所までは分かる。そこに至るまでにも言い方が嫌な社長だけど、そこまではまだ理解出来るよ。
でもその後の「気持ち悪い」っていう言葉は必要なくないですか?
このシーンがあったのが、コミックの終わり近くのだんだん盛り上がってきた場面だったため、私の気持ちは一気にそこで冷めてしまって、いまいち萌えきれませんでした(´・ω・`)

だから今回は、「中立」評価にさせていただきました。

0

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