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表題作テンペスト 3

その他の収録作品

  • 特別番外編「よいこのテンペスト幼稚園」

あらすじ

*BLではありません

<男性消失>により<女>だけになった地球は、原因不明のサキュバス現象により今度は<女性消滅>に襲われる。サキュバス予備軍として地下に隔離された皇は、自らの健康体を証明すべく原因をつきとめようとする。一方、内のカヤシマの体内では2000年ぶりに「卵子と精子の受精」が試みられる。皇と、世界にただ一人の<男>姫が選ぶ生命への道は--!?

(出版社より)

作品情報

作品名
テンペスト 3
著者
阿仁谷ユイジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ITANコミックス【非BL】
発売日
ISBN
9784063805970
4

(1)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

子供を産むということ。
本当に”男”は悪であるのか否か。
冷凍保存されていた昔の男の精子を発掘し、非検体の身体に受精させる。
どんな形であれ、自らの身体に命を宿したことを悦び
いとおしそうに腹をなでる女の表情がなんとも言えない。
自らの身体には命を宿すことができない。
それは自分が「男」という存在だから。
好きな相手に受け入れられない。
それは自分が「男」であるから。
しあわせだった若い時代。けれど今はそれとはかけ離れた場所にいる。
好きな相手は手を伸ばせば届く位置。けれども。。。
とにかく自分を卑下する。そういうった世界で、
男という存在がこの世で求められていないものだから。
なんだか殺伐とした気持ちになってしまうのだけれど
そんな世界でも、命を産むということに関する女性の気持ちはすごく
なんだかキュンとしてしまう。
産むことが義務ずけられた世の中で、
子供を義務としてうむのか、感情として産みたいと思うのか。
展開はなんだか重たいですが、次回を楽しみに待ちたいと思います。

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