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死んだ恋人を喚び戻す、その代償は僕の寿命だよ
ページ数は少なめですがストーリーも良くて楽しい作品でした。
気付くとそこは異世界。
美人なエルフ(最初はホラーな風貌で登場)のミィユと成り行きで異世界ライフを満喫する俊介。
精霊アレ○サも加わりとてもコミカルなのにシリアスな場面もあり緩急のバランスがめちゃくちゃ良い(≧∇≦)b
読んでる途中でもしかして…?と展開が読める部分はあるものの、生活力ゼロなミィユが可愛いな。と思ったら魔法をかける姿は妖艶で…ギャップが良い(≧∇≦)b。
伏線の回収もお上手で読後もすごく気持ちが良い作品。
迷ってるなら是非読んで!
声を大にしてお伝えしたい!!
で、書くべきか迷いつつも書いちゃうぞ!
よく見かけるコマの枠を超えて手を差し出す攻め様とかいますよね?カッコイイ♡
コマの枠を窓枠のように使い頬ずえついてる絵なんかも可愛いなと思います。
で、この作品。何がコマから飛び出してるかと言いますとズバリ「ミィユのチクビ」です!( •̀•́ )キリッ✧︎
最初に気付いた時は衝撃の余り自分の目を疑いました。笑
でもやっぱりコマの枠から飛び出してた。しかも2回!笑笑(私調べ)
エロいんだか面白いんだか、もう分からない!笑
あと、異世界の下着ね♡
いざ!って時はグイッとずらせばOKなんすね!
単純な造りなのにめっちゃエッチやーん( *^艸^)
ハローワークで突然意識を失った俊介が気が付いたら異世界にいた、というところから始まるお話。
ミィユが俊介を喚んだ理由はタイトルにもなっているように、"死んだ恋人を喚び戻す"こと。
間違って喚ばれてしまった俊介でしたが還ることもできないため、しばらくそこで一緒に暮らすことになったふたりの日々が描かれていました。
元の世界には思い残すことがなかった俊介は異世界での暮らしを楽しみながらも、ミィユに対して湧き上がる自分の感情には戸惑っていて。
元恋人に嫉妬したり、"自分自身"としてミィユに触れたいと思ったり。
今までには感じたことがなかった気持ちや身体の変化を上手く受け入れられずにいたけれど。
それはミィユも同じことだというのがわかってくると、一気にふたりの関係が進んで雰囲気も甘くなるのがめちゃくちゃ良かったです…!
ミィユは禁忌を犯したことで喪ったものもあったけれど、それと引き換えに俊介と同じ時間を刻みながら生きていける喜びを知ることができて。
喪ったものより大きな幸せを得たのではないかなと思いました。
本編最後、俊介への愛があふれているようなミィユの笑顔は見ているだけで幸せな気持ちになりました。
シンプルながらしっかりとしたストーリーと綺麗な絵柄にグイグイ引き込まれ、その世界観を存分に楽しむことができました。
お久しぶりのユイジ先生の作品、読めてすごく幸せでした!
阿仁谷ユイジ先生のテ◯ペ◯トを読んでいましたので、結末がハッピーエンドといえるものなのかとても不安でしたが、1話試し読みの際の、失敗したと思ったときのミィユの表情がつらくて、「あなた」に再会できたときみたいな幸せそうなミィユを見たくて購入しました。
人生2回分をかけて呪いをかけるというところが本当に素敵でした。
真相が分かる5話は、読んでいて涙が溢れてきました。
ヒトが唯一行使することができる大魔法を受けて、ヒトになるという結末がかなり好きです。
いつかは再び別れがくることについて少し感じるものがありましたが、ハッピーエンドだと思います。
作家買い。
阿仁谷さんの新刊はファンタジーものですが、阿仁谷さんの絵柄ってちょっと独特っていうのかな。ホンワカしてて、優しい雰囲気に満ちた絵柄を描かれる作家さまだと常々感じていますが、その絵柄に非常にマッチした、そんな内容の1冊でした。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
主人公はリーマンの俊介。
ブラック企業に勤務する彼は会社を退職をしようと就活をしているさなかに、意識を失ってしまう。
そして目が覚めたとき、彼は異世界にトリップしていて…?
というお話。
俊介を異世界に呼び出したのはミィユというエルフだった。
が、ミィユが望んだのは、俊介ではなく、彼とそっくりな見た目を持つ「シュン」という名の別人でー。
タイトルから、ミィユが呼び出したかったシュンという人物がミィユにとってどんな男性だったのか、というのは想像に難くなく、なんとなくこういうお話なんだろうなという想像はついてしまいます。が、さすが阿仁谷さんと言ったところか。
ドシリアスに振り切れる内容でありながらコミカルな要素を盛り込み、ドシリアス一辺倒にはしていない。シリアスとコミカル、そのバランスを絶妙に保ちつつ紡がれていく世界観に一気に引きずり込まれてしまいました。
現世では陰キャなリーマン、と言った体の俊介が、ミィユに出会い、そして「シュン」になっていく。その過程がめちゃクソカッコいいです。ミィユが呼び出したかったのは自分ではない、だからミィユに惹かれてはだめだという戒めの感情を持ちつつ、それでも少しずつ惹かれていく想い。その彼の葛藤が切なくもカッコいいです。
そしてミィユの方も。
シュンだけを求め続けた彼の一途な想いが怒涛のように流れ込んできて、思わず落涙しそうになりました。彼にとって、シュンが唯一のものだったのだと。何を犠牲にしても、再び会いたかったのだと。
そんな二人の純愛を描いた内容でありながら、阿仁谷さんらしいエロもぶっこまれていて、萌えるやら切ないやら、そしてエロに滾ってしまうやら、読んでいてこちらの感情まで揺さぶられてしまいました。
1巻完結のお話ですが、1巻で描き切ったとは思えない濃厚な内容で、さながら映画を見終わった時にような充足感を感じました。
そして、何より二人の相手を想う愛情に萌えまくり。
読後、温かな、そして優しい気持ちに満ち溢れてしまう、そんな神作品でした。
大っっ好きなユイジ先生
そして新作!
これは買わねば…と新作情報を知ってから即ちるちるで試し読みをしてみました
…そして……正直怯みました
あまり得意じゃないファンタジー展開っぽい、しかもむっちゃ人外っぽい耳がすげぇ尖ってるのがチラっと映ってる(゚Д゚;)
どうしよぉ…”買わない”という選択は無いけどセール待ちしようかな?と。。。今朝まで日和っておりました、ワタシ…
そしたらお昼にメールが来たんです!アマギフの( ゚Д゚)‼
マンスリーくじの500円…‼これはもぉ今日買え、という神のお告げとしか思えず買いました(笑)ありがとう、ちるちるシーズンくじ(´▽`)
そして…‼開いた1P目からのサプライズ…!!!
電子サイトの試し読みをしてなかった私には衝撃の1Pめ♡
やっぱりユイジ先生ゃぁ…
表情が!描写が!セリフが!一瞬でユイジワールドの萌に萌浸かりました
この1Pめ、電子では元から確認出来ていたのに未確認だった私は無駄に悩んでしまってましたね
人外だろうとエルフだろうと関係なかった!とっとと買っておけよワタシ…
でも逆にページを開いた瞬間からすっごい興奮を得られた衝撃と思えばコレで良かったのかも♡
はぁ…前置き長くなってしまった
(すみません、好きメーターが読後直後で振り切れてるのでお許しを…)
お話しは超訳すれば『勘違い異世界転生もの』
話の視点は攻めの俊介
エルフのミィユが禁忌を犯してまで喚び戻したかった死んでしまったミィユの恋人シュン
ミィユの力により目の前に現れた男、俊介
見た目はシュンなのに当の俊介はミィユを認識しない…喚び戻しは失敗か、、、と戸惑う2人
人間界でのしがらみも当座の問題も無い俊介はとりまこの異世界で暫く過ごす事を決意して…という感じで話が進みます
ちょいちょい挟まれる俊介のおおらかさ故のコミカルさや精霊のアレ●サとのやり取りなどに笑わせられながら、エロではその優しい男のはしたないエロさ!(余談ですがこの”はしたない”って言葉が既にエロい…これ冒頭で出てくる表現なのですがこういう先生の言葉のチョイスがいつもツボります)
グイグイ話に夢中になります
苦手なハズのファンタジーなのに違和感なんて感じる暇はなし
ミィユはとにかく話が進むに連れて印象が二転三転する魅惑的にキュートなエルフちゃん
俊介とミィユの肝心のLOVE!
…ここは敢えて書きません
絶対読んで、感じてもらいたいデス
鳥肌の立つ「愛の呪い」の真実を是非!!
異世界転生モノに慣れてらっしゃる方にはもしかしたらイージー展開に見えたりするかも知れません
私があまり慣れていないのでそこのストーリー軸の設定ナドは読み手を選ぶかも…「異世界転生モノ」で得られる世界観設定に拘りがある場合は物足りなさがあるやも…
でもユイジ先生好きの方はモチロン、あっまあまな優しい世界で癒されたい方には超絶おススメです♡