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和と洋、ヤングとアダルトの、味の違うカップルが2組楽しめる1冊です。どちらのカップルも好みで、キュンキュンさせてもらいました。おまけに、リバありでお得な気分(?)になれます。
和のカップルでは、初めての恋に戸惑う高校生2人が初々しくて可愛くてキュンとなるし、大衆演劇の女形だという美味しい設定が萌えました。プラスして、切ない長距離恋愛や、初めてのエッチに攻めでも受けでも大丈夫なように準備していた(初めてなのに)男らしいところに萌え心がやられます。お互いの好きが溢れてる2人に、ニヤニヤが止まりませんでした。
一方の洋のカップルでは、40代の外人の攻めが、大人の魅力たっぷりで萌えます。おまけに、嫉妬する姿や必死な姿が可愛くてキュンとなります。拾った猫を挟んで、2人の愛情が深くなっていくのも良かったです。
どちらのカップルも好みだったので、それぞれのカップルで1冊丸々読みたかったと思いました。もうちょっと甘々なところも堪能したかったです。
リバがエロいというので「銀之丞と操の和の若人CP」目的でしたが、思いのほか「レイとカナトの洋の大人CP」の猫シリーズが気に入ってしまいました。
どちらもかなりエロいです。
大人CPだけレビューします。
NYに来たばかりのカナトは子猫を拾ったがホテルには連れて行けない。たまたま乗ったタクシーのドライバーのレイが親切で預かってくれることになり、シッターとして通うことになった。
レイはバイの小説家で、ワン・ナイト・スタンドしたいと誘って来た。
ところがもうちょっと慎重に付き合いたくなったと、一緒に暮らすようになる。
そのうちにカナトの気持も傾くがレイの息子が邪魔をしたり、カナトが片思いしていた元上司が登場でふたりに距離が出来る。
ラストは、やっぱりレイが好き!とカナトが戻ってきて…♪
とにかくえっちシーンの体の線とか描写がエロくていいです。
NYが舞台なのでレイとカナトのふたりが往来でいちゃついてもまったく違和感なしな感じもよいかも。
最後まで出来るのに時間がかかったのはアレが大きいからと言うのはちょっとリアルちっく。それを怖がって進めない攻のレイがなにげにかわいい。
ガチでも雰囲気が柔らかいし飼い猫の子猫フリオがいるのがアクセントで微笑ましいお話になってます。
このふたりのあまあまラブ生活の続きが読みたいです。
対象的な二組のお話が読めます。
表題作は、和がテーマの初々しい高校生カップルのお話。
もう1作は、洋がテーマのアダルティな年の差カップルのお話。
この方の他の作品を何冊か読んだところ、男同士の熱くハードな恋愛モノを描かれることが多く読む人を選んでしまう感じがしましたが、こちらはかなりライトでどなたでも読みやすいんじゃないかなと思いました。
『6年目の花道』『ヤバイ目で見ンなよ!!』
【旅芸人で女形の立役者・銀乃丞(銀二)】×【元クラスメイトで銀乃丞のファン・操】
女装男子や男の娘のBLはちょいちょいありますが、女形ってそういえば読んだことないなと思いました。
好き嫌いが分かれると思いますが、女形の銀乃丞が攻めってのが個人的にはなお美味しいです(๑´ڡ`๑)
定広さんが描かれる美形ってなんでこんな色っぽいんだろう。
小学5年生の時に操のクラスに1ヶ月だけ編入してきてクラスメイトという以外に特に接点のなかった〔銀二〕と、その頃操の街にやってきた旅芸人一座の舞台で見た女形役者(操は女の子だと思っていた)の〔銀乃丞〕が同一人物と気付かないまま、操は銀乃丞のファンになって一座が3年ごとに訪れる度、銀乃丞の舞台を見に行きます。
銀二は銀二で操が元クラスメイトだと気付いていて、足繁く通ってくれる操をずっと気に掛けていたのですが、直接接する機会には恵まれず。
最初の出会いから6年経ってようやく二人は出会い、惹かれ合っていた気持ちが恋愛感情へと変わっていくのですが、役者(しかも女形)とファンという構図が、銀二に操が好きなのは素の自分ではなく女の格好をした舞台の上の銀乃丞なんじゃないかと思い悩ませたりして、これがまた中々に焦れったい。
高校生らしい二人のピュアな感じがすごく良かったです。
『仔猫じゃらし』『仔猫のヒゲ』
【アメリカ人で小説家兼タクシー運転手・レイ】×【仕事を辞めて渡米した料理人・カナト】
表題作とは打って変わって、こちらは色々背負った大人達のラブストーリーでした。
主人公二人に、カナトの周りをちょろちょろうろつくホームレス風情の青年と、カナトが日本で務めていたレストランのオーナーが気になる絡み方をしてきます。
ラストがどうなるのか分からない面白さが良かったです。
レイとカナトが二人で飼ってる仔猫がね、いいですよ、可愛くて。
定広さんの作品はこれに限らず、結末をどこに落とそうとされているのかがいつも分からなくて、最後までドキドキヒヤヒヤしながら読めるのが好きです。
あとエッチシーンがしっかり男らしくやらしいとこも良いです♡
大好きな定広さんの作品です(*^^*)
表題作を読んで思ったのが、定広さんの作品にしてはHシーンが少ないというかライトに感じました!
表紙を見た時は受け攻めが逆だと思ってましたが、操が受けでまさかのヘタレ!しかも指を入れるのも第一関節までが限度だなんて…定広さんの作品にしては珍しいタイプなんじゃないでしょうか。
辰之助が意味深な感じでずっと登場してるんですけど、銀之丞は自分(操)が初めての相手じゃないかもって展開に思わず「きました〜!これからドロドロの3角関係になっていくのね〜♡」って期待したんですけど、何も起こらず残念でした >_<。
レイ×カナトのカプもニシジマが絡んでドロドロの3角関係になるのかなって思ったけど、案外あっさりとニシジマが諦めちゃって…。
定広さんの作品って、ドロドロした人間関係も魅力の一つだと思ってるので、今回それが読めなかったのが少し淋しかったです!
ヤング和カップルより、アダルト洋カップルの話の方が好きでした(*^^*)
オヤジの嫉妬って良いですよね♪素直に嫉妬できないのもまた良い!!
ニシジマへの嫉妬からリムジンでの無理矢理H(誘ったのはカナトからですが…)のシーン萌えました〜♡
あと、最後の仲直りした後のHシーンの最後で座位でカナトがレイの肩に足をかけてるあの体位がなんか私のエロツボを刺激しました(≧∇≦)
それにしても、レイのモンスターヘッドっていったい…(笑)
定広さんの作品のHシーンって裏切らないんですよね!必ず萌えポイントがあるんです!
あと、言葉遣いは流石だなぁと思います!
ヤングカップルの「若鮎が俺の中ですごい跳ねてる」とか「銀二と契りたいんだ」とか…定広さんの作品だと違和感なく読めちゃうんですよね!
不思議だ〜!
評価は萌え×2に近い萌えです♪
リバがあるので苦手な方はご注意を!
久しぶりなリバものでしたヾ(*´∀`*)ノひゃほw
まぁ、ただ実際問題ちょっと薄味だったかな~という雑感。
私の脳内が退化してしまったのか否か。
昔はもっと熱かった気がするんだよ。
定広さんの描く若い男たちのぶつかりあいってのがさ。
本能剥き出し!!って感じのまぐわい愛が見たいww
おいといて
今回は、大衆演劇の役者×なお話です。
最近歌舞伎ものとかも漫画結構あるので、これはこれはw
女形な男の子のBL。好きですwww
あえての攻ってのが乙。
ただ、本能で惹かれあった二人はあくまでもピュアなのでありまして
せっかくの「ヴァージンじゃねぇだろ」イベントは、処女じゃなかった体の方が
燃えたんじゃないかなぁとちょっぴり残念でした。
芝居のために従兄弟さんとガツガツやっててくれてもオイシカッタんだけどな。
さて、後半は少々シリアスものです。
前半が若者のピュアものなら、後半はアダルトな男二人のエトセトラ。
酸いも甘いも経験した渋め攻です。
すんなり合体とは行かず、読ませる作品でした(ノ∀`)必死なおっさんカワユス