キャンバスに込める、君への想い――

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表題作in portrait

乾八千代
写真部所属,後輩
坂【苗字のみ】
美術部,先輩

同時収録作品インディゴブルーコンプレックス

(仮)藍川 侑嗣(ゆうじ)
(仮)白瀬(名不詳)
侑嗣の同級生

同時収録作品涙巡る夏

(仮)夏希
(仮)爽太
夏希の幼馴染

同時収録作品花に想えば

(仮)長谷部
花屋の客
(仮)有坂
花屋の店員

同時収録作品セクシーなのとキュートなの!

(仮)東条
高校生,大坂の同級生
(仮)大坂
料理部部員

同時収録作品相対性幸福論

(仮)寺田 慧(けい)
(仮)あっちゃん
慧の同級生で親友

その他の収録作品

  • 口絵:「花に想えば」より
  • in portration 【表題作続編】
  • あとがき
  • カバー下表1【表】「おまけの、乾君と坂先輩(1)」【表題作ギャグ風味番外編】
  • カバー下表4【裏】「おまけの、乾君と坂先輩(2)」【表題作ギャグ風味番外編】

あらすじ

放課後の美術室で、ひとり大きなキャンバスに向かって絵を描く美術部の坂。
その後ろ姿に見惚れた写真部の乾は、校内展示に出す作品のモデルをお願いするがすげなく断られてしまう。
しかし、坂が同性相手に片想いしていることに気付いた乾は、最後の交渉手段としてそのことを切り出すが――!?

著者:平眞ミツナガ

作品情報

作品名
in portrait
著者
平眞ミツナガ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Canna Comics
発売日
ISBN
9784829685334
3.5

(23)

(2)

萌々

(10)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
81
評価数
23
平均
3.5 / 5
神率
8.7%

レビュー投稿数8

ガサツなロン毛美人が、料理上手な短髪クマ系男子と一緒に○○○を作る話は珍しい!

去年3月に読破。
2010~12年なので作画は今よりさらにラフで、パースとか気になるところもあるけれど、キレイ系イケメンが美麗なのは今と変わらずだし、話はどれも可愛くて良かった!
画面の白さや作画のラフさは気になる人いるかもしれないんですが、私個人的にはそういう作風と思えば無問題でした。

①表題作
DK同士「写真部員、後輩x黒髪・三白眼・メガネの美術部員、想い人が忘れられない先輩」
年下ワンコ攻めが、先輩の想い人を忘れさせてあげられるよう奮闘する話。
ラスト、相変わらず言葉遊びが秀逸!

②DK同士「美形で短気な同級生x黒髪・小柄で気弱ないじめられっ子」
お互いの弱点を克服する話。
受けが可愛い。

③幼馴染同士「泣き虫だった夏希xいつも助けてくれた爽太」
ほぼブロマンスかな?みたいなのが良い。

④「恋人持ちでスーツイケメン、花屋の客x黒髪、花屋の店員」
片思いがせつない。果たしてその恋の行方は?

⑤DK同士「ケーキを作りたい、ガサツな長髪美人x短髪クマ系、弱気な料理部部員」
かなり良かった!
東条さんがオネエなのは口調だけで、中身も外身もめちゃくちゃ男らしくてカッコいいんです!
ナヨっとしてなくて本当にホッとしました。
しかもあとがきに、東条さんが②の主人公とイトコ同士とか、その他モブキャラも詳しく描かれてて、こういう細かい設定がすごく良い。

①のみ描き下ろしでえrあり。
他は全部えrなしです。

平眞さん作で一番オススメなのは誠くんシリーズ「僕にも~」&「兄貴が~」と「夏が~」で揺るぎなく、3作ともしょっちゅう読んじゃうぐらい大好きなんですが、こういうの読むのもたまにはいいなと思いました。
満足です。

0

フレッシュさ溢れる短編集

今更ながら平眞さんの初コミックスを読んでおります。
ひとに歴史あり。
全体的にほわーっとした話が多かったかな。

【in portrait】
好きな人を見つめる背中に恋をする話。
そうなるだろうなあと思いながら読んでいると、そうなります。

【インディゴブルーコンプレックス】
ヤバイくらいに短気なクラスメイトと、地味ないじめられっこ。
きっかけは他のクラスメイトいやがらせといじめ目的でも、相乗効果で…という話。
全体的に背景が白いし、こんな子が近くにいたら声が頭に響いて死にそうとも思いますが、ラストの1コマはとっても印象的でした。

【涙巡る夏】
泣き虫だった自分に幼馴染みがかけてくれた言葉の恩返し。
短いけど、ドラマチックな作品。

【花に想えば】
アラサー独身の花屋と、役者の恋人に贈る花束を買いに来る常連客。
台詞と進行がちょっとぎこちない部分はあるし、花屋さんの感情の起伏に「えー…」ってなるところもあるけど、まあまあ萌えます。

【セクシーなのとキュートなの!】
キレイなオネエ系DKと、野暮ったい乙女系DK。
最後のオチにほっこりします。

【相対性幸福論】
親友同士の遠回りな思い。
相手のしあわせを願えるのは深い愛、願えないのは強い恋。
そんなこじゃれたことを考えてしまう作品でした。

【in portration】
表題作の数年後。
包容力ある年下くん、たまりませんな!

2010年7月〜12年の6月までの作品を集めたもので、並べて読むとやっぱり描き下ろしの萌え度の高さを感じます。

1

よくまとまっている短編集

過去作品(2013年発刊)なのに全く古さを感じない
先生の作品、作画の雰囲気が大好きです
この短編集も今と絵が変わっていない(古臭さ皆無)のは
先生のセンスなんだろうなあ…と思います

そして各短編のそれぞれが、短いページ数でものすごく素敵にまとめていらっしゃる
短くても物語が自立している
そしてそれぞれが幸せな未来を描けるのが尊いです

全部の作品全部好きなんですが…花屋さん店主とそこの常連さんのお話が好き
切ない可愛い尊い…H少なくても全然OK!
むしろなくても全然大丈夫←

1

エッチは一作のみ、薄め。

色んなカップリングがあります。
表題作から順に
・写真部後輩×美術部先輩
・美人だけどキレやすいヤンキーくんと低身長のキタローヘアのオタクくん(クラスメイト)
・短編で高校生幼馴染モノ
・スーツ会社員×花屋のゲイ
・美人オネエだけどガサツ×大柄だけどほんわかキュートでお菓子作りの出来る
・高校生幼馴染モノ
・表題作のその後(これのみエッチ有り)

普段高校生モノを読まないので私的にはこれだけで
かなりおなかいっぱいなります。
見た目やら属性を記号化されたカップリングが好みなので
スーツ会社員×花屋さんが個人的には好きです!

タイトルは「花に想えば」
青年カプですが表紙で受けの花屋・有坂さんをお姫様抱っこしてるのがもうキュンキュンします……!
少女漫画か!笑
会社員・長谷部さんは恋人に贈る花束を買いに有坂さんの花屋にやってくる常連さんです。
色男キャラというか、髪型とスーツが相俟って、スケコマシ風。優男?
なんとも言えませんが、キザな雰囲気ですが恋人の為に素敵な花束を買ったり、喧嘩をして落ち込んでたりする長谷部さん、可愛いです。
そんな長谷部さんに片思いして、喧嘩の動向に一喜一憂している有坂さん。
長谷部さんが有坂さんへの想いに気付くシーンを回想として語ってくれるのですが、そこがちょっとマヌケというかヘタレというか、なんと無く私的に可愛らしい男性だと私は思います。
私服のヘアセットをしてない長谷部さん、カッコいい!
攻め役なのですがむしろ有坂さんの元恋人より、一体どんな人と付き合ってたんだ……と凄く気になります。

全く関係無いですが、某刀ゲーの長谷部さんと同じく、この長谷部さんもセンター分けです。
なんとなく珍しい髪型なので覚えてただけなのですが。

1

表情豊かな短編集。

すっきりした読みやすい絵柄だけど表情豊かでキャラがたってるので薄っぺらくなく、満足感のある短編集。
全編両想いなので安心して読める。
かわいくてキラキラした話はさらっとしすぎて萌えないことがあるけど、割と濃いキャラたちが登場するので一人はお気に入りが見つかるはず。

ツボだったのはキレやすい子×根クラなオタク。お互いに短所克服のため付き合うことに。
オタクの子がほんとモブキャラみたいな容姿の上に、オドオトしてるのに意外と口が悪かったりするのですが(笑)、段々かわいく見えてくる不思議。
キレやすい子も意外と素直で、ぐぅっと我慢してるのがかわいい。
オタクっ子に「すなおか!」とつっこまれてたり(笑)。
赤面しながら近付く初々しさに萌えます。

あとは好きだったのは、「セクシーなのとキュートなの!」。
学校で人気者の美人でかっこいいオカマちゃんが、見た目男らしいスイーツ男子に好意を寄せててお菓子作りを習うのですが。
もちろんオカマちゃんが攻めですよね!そうに決まってる。
容姿と中身が逆転のカップル萌えます。

表題作のみ書き下ろしでHあり。表情がエロくて良いです。

2

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