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表題作傲慢社長とじゃじゃ馬花嫁

橘英嗣・橘グループ子会社の社長・29歳
八坂葵・苦学生・19歳

その他の収録作品

  • 橘英嗣の初恋

あらすじ

奨学金とアルバイトで大学に通う葵の前に現れた、橘と名乗るエリートサラリーマン風の男。なんと彼と葵は祖父同士が決めた婚約者だというのだ。葵はれっきとした男。だが橘の祖父は、葵を女の子だと思いこんでいるらしい。余命半年の祖父のために結婚するフリをしてほしいと頼まれるも、一度は断った葵。しかし強引な橘は、ほとんど脅すようにして葵を婚約者として自宅に同居させてしまい。

作品情報

作品名
傲慢社長とじゃじゃ馬花嫁
著者
真船るのあ 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
集英社
レーベル
コバルト文庫【非BL】
シリーズ
身代わり花嫁のキス
発売日
ISBN
9784086016735
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

傲慢二重人格攻め

葵中毒!

今作は承知の上の花嫁ものです。
何重にも凝ってましたねえ。
橘の祖父は幼馴染である葵の祖父と孫同士を結婚させようと過去に約束していた。
余命半年の祖父の願いをどうしても叶えてあげたいと、葵を調べ上げ脅し一ヶ月300万円で花嫁になることと同居を命じる。

これが傲慢な男なんですよ。こんな感じで何でもやってきたようで。
反発しながらも橘の祖父への思いと、先の短い祖父のために花嫁として頑張る葵。

なんだけど、なんだか皆の様子がおかしい…。
橘の親子の確執、祖父の橘への思い、祖父の忘れられない恋などなどが絡み合ってて。

良いお話ではあるんですが、橘と葵がなぜ急にそこまでお互いを好きに?
一応短編の橘視点もあるのですが。
誰も本気で好きになったことがない橘が初恋にどうしたらいいかわからない様子とか。

しかしなあ、最初から脅したり皮肉言ったり思いやりがなかったり放置だったりで。ちょっと初恋だからの言い訳は弱いなあ。しかもそれが親子関係のせいで人として大切なものを持ってない設定とか。

花嫁ものもバリエーションが豊富ですね。
性悪攻め、新鮮でした。

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