フランス人社長と日本男子のラブロマンス

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表題作花嫁はヤマトナデシコ

クロード(32歳)
香山雫(17歳)

同時収録作品僕はきみの花嫁

江波毅 5歳から朋紀一筋
長谷川朋紀 高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

有名ブランド、ルビエラの日本支社長を接待することになった男子高校生の雫。父の会社の重要な取引先とあって、当初は双子の妹の繭が振り袖姿で観光案内をするはずだった。だが繭が嫌がったため、雫が女装するハメになったのだ。32歳の若社長クロードは、日本贔屓フランス人。必死にヤマトナデシコを演出した雫にすっかり惚れこみ、あっという間にプロポーズされるという展開に…。
(出版社より)

作品情報

作品名
花嫁はヤマトナデシコ
著者
真船るのあ 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
集英社
レーベル
コバルト文庫【非BL】
シリーズ
身代わり花嫁のキス
発売日
ISBN
9784086013956
3

(6)

(0)

萌々

(2)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
17
評価数
6
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

ヤマトナデシコは君だ!

双子ちゃんの入れ代わり身代わりもの。
父の取引先社長である大の日本贔屓なフランス人クロード。金髪蒼眼オーラ放ってます。

クロードを一日東京観光の案内をしてやってくれないか?と父から下心満載で頼まれた双子の妹繭。こういう身代わり元の女の子がちゃっかりしっかり現金でなんとも…。

お約束で双子の兄雫が女装して繭の振りをしてクロードを案内して。雫の方がよっぽどヤマトナデシコだよ。
すっかり繭の身代わりの雫に一目惚れしてしまうクロード。相手は高校二年生の17歳なのに完璧なエスコートに自宅連れ込みなど大人全開です。

雫もクロードに恋をしてしまい、身代わりなのに…男なのに…繭のために…と苦しむんですよね。
クロードは入れ代わりに気がついているのか?繭はクロードと付き合うつもりがあるのか?

はぁ〜。王道だとわかっていてもトキメキます。王子様クロードの家族愛に飢えているところ。雫の奥ゆかしさや優しさ。早く言っちゃえーーーー!!!とハラハラしてました。

雫が合気道で振り袖姿でクロードを守るところ、良かったですね。

シリーズなので構成も共通な感じ?最後に結ばれてベッドイン。クロードの最初から紳士だけど押せ押せではありましたが、キス止まりでしたからね。やはり彼も恋する男、やるときゃやるぜ!でした。

もうひとつ短編で幼馴染カップルのお話も入ってました。洗脳攻め?

0

花嫁シリーズです

るのあ先生の甘々花嫁シリーズ。                 
設定も内容も時に目立った内容ではないのですが          
毎回違った甘い綿菓子のお話になっています。
年齢層も若年向きのせいか物足りない感じがある本ですが
何も考えずに楽しく読んで見たい本ですね。             
                                  
このシリーズは毎回イラストが緒田涼歌先生で花を添えています。
甘いお話に甘いイラスト、低刺激で捨てがたい作品です(笑)

2

シリーズ4作目。

『身代わり花嫁』から続くシリーズの4作目です。

今までのレビューにも書いていますが、レーベル(コバルト文庫)からしても王道であまあまで浅いです。そこは変わりません。

こちらは『身代わりもの』としては基本中の基本だと思われる双子です。しかも男女の双子で、兄が妹の身代わりになります。
もうこの時点で『いや、それは無理だろ!』と突っ込みたくなりますが、そこで引っ掛かると進めませんので頑張って目を瞑りました。

雫(受)が見事な大和撫子です。いね~よ、こんなヤツ!と言ってはいけません(というより、もうそこが気になる方は読まないほうがいいです)。

クロード(攻)は有名海外ブランドの日本支社長で、金髪碧眼の美形でお金持ちとハイスペックですが、なんとも派手な設定のわりに真面目で誠実ないい男です。

これはもう『こういうもの!』と思って読めば、安心・安定のシリーズで結構楽しめます。

ただ、脇キャラクターをメインにした『僕はきみの花嫁』は・・・正直これいらなかったなあ。

私は真船さんは(今のところ)ほぼ花嫁ものしか読んでません。そして、そのすべてが『年の差(年下攻の1作を除いて、花嫁ものはすべて年上攻)』で『三人称』だったんですよね。

でもこの『僕はきみの花嫁』は、高校生同士だからか、(私のものすごく苦手な)受一人称だからか、それとも『なんでこんな急ぎ足にしてまでここに入れるの?』というくらい無理矢理感のある短編だからか、まあ全部かもしれませんがまったく好みじゃなかったです。
それよりも本編CPの後日談SS書いてくれた方がよかったな。

このシリーズは基本的に相互に繋がりのない読み切りなんですが、こちらは『新妻はヤマトナデシコ』が続編として出ています。

1

う~ん、ありえない...

花嫁モノ、毎度ありえないと思いつつ懲りずに手を出してしまいました。
一度は「これ当り!!」って思えるような花嫁モノに出会ってみたい
ものです。
真船さんのコバルトレーベルの作品はどうも作りが甘すぎる気がします。
コバルト読者の年齢層に合わせて、BL初心者用の読みやすい甘々作品に
わざとしてあるとは思うんですけどね。
ただ単に私が花嫁モノ拒絶症があるってのもあるんですが...
そもそもジャケット見たらストーリーわかりそうなものを買った私が
悪いのかな...

でも、この身代わり花嫁シリーズは4作目で人気あるみたいです。
BL初心者には女の子にしか見えないかわいい受に、
化石化しつつあるヤマトナデシコばりの乙女受設定は、
自然と少女マンガからBL腐界に入り込みやすい作品になってるのかも。
ただ、ガッツリ男同士のBL好きの人にとっては
地雷に他ならない作品かと...
いや、そもそもそんな人はこのジャケットに手を出さないだろうさ...

身代わり花嫁シリーズというサブタイトル通り、
双子入れ替わりつつのシンデレラストーリーです。
男女モノでよくある話ですが、こちらはBLなので男女の双子設定です。
17歳の女装でバレないってのがBLドリーム真っ盛り!
しかも両親すらだまされておりますww
32歳のエリートフランス人はピュアな純日本女装男子に恋して、
一歩間違えれば変態かと思う程のショタコンでありました★
1から10まで期待通りの予想を裏切らない展開に笑っちゃいますよ~
私があと20歳若ければ楽しめたかも?

『僕はきみの花嫁』
タイトルからイタいです...
本編にチラッと出てきた幼馴染の男の子2人のお話。
本編登場時はデレデレ攻×ツン受って関係がかわいくて
主役より気になりはしたものの、
こうして1本のお話になるとイマイチでした。
まず、いかにもって感じの当て馬女子の登場でテンション下がり、
「(攻の)お嫁さんは僕だけだ!」って教室で叫ぶ受にドン引き...
しかも、数年後の24歳同棲中の彼らは
完全に攻に尽くす受って構図になっててダブルパンチでした。

2

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