初回購入はマンガ全品100冊まで40%OFF!
ネタバレです
主人公はみんなで楽しくぽわんぽわんと過ごしていると、
恋心を自覚する前に攻めと友人の間に肉体関係が出来ているのを知ってしまい、
自分の気持ちに気がついて傷ついていると
バタバタと攻めが学校から居なくなるというシーンがあります。
なんというかそのシーンが妙にダメで。
回想シーンとかなら大丈夫だったかもしれませんが、がっつり描かれているので余計キツくて。
そして大人になって再開したら妙に思わせぶりな態度な攻めが受けに近づいて来きます。
それもまた嫌で。
お前のせいでこちとら傷ついたんじゃー!みたいな。
友人との関係も割切ってって感じだし、大人の話と言えばそうなんですが、
ぼーっとしてる間に寝取られた、しかもそれが友達!みたいな感じがあってすごく嫌です。
山田ユギさん、絵もストーリーの重厚さもすごく好きですが、たまにこういう丁寧に描かれているが故の後味の悪い作品があって、
私的に読むのが少し怖い作家さんです。
メインカップルではなかったのですが平川さん目当てで聴いてしまったドラマCDでしたが、原作が気になって文庫化もされていたので新しい方を購入しました。
ほぼ原作通りだったんですね。
吉武は同性の年上が初恋だったせいかうっかり森下の毒牙に引っかかってしまったように思います。
森下はほんと小悪魔というかわいいもんじゃなくて悪魔そのものじゃないかと思いました。
吉田が不憫です。
山田さんのあとがきではあれはあれで幸せだと思う、とおっしゃっていますが本気で追いかけて自分の番も来ないのに弄ばれたり便利に使われたりしながら待ち続けるなんてやっぱり幸せには思えないので、ちゃんと想いを返してくれるかわいい年下の一途ないい子を世話してあげたくなりました。
でも本人がそれでいいっていうならそれもいいのかな。
川村が吉武が森下と付き合っていることを知ったとき自分の気持ちを自覚して吉武のベッドに覆いかぶさって泣くシーンを見るともらい泣きしそうです。
吉武はいつ川村のことを好きになったのかわかりませんが、女とも遊ぶしいきなりキスして来たり軽い口調で付き合う?なんていってみたりするのが初めは好きになれませんでしたが、大事なものを失うことへの淋しさの裏返しかと思うと大人びて見えてもかわいそうでした。
航空専門の学校は私にとって身近な存在なのでなんとなくあの人やこの人~なんて
妄想しながら読ませていただきましたー。
文庫じゃないほうももってますが文庫はやっぱり満足ーー。
お腹一杯になります!!未収録だった読み切りが2作品に描き下ろしが大量~。
実は吉田×小悪魔森下が大好きー♪
この二人の書き下ろしがあるなんて最高!
航空関連の専高に入学した川村と吉武は同じ寮の同じ部屋
クールだけどどことなく優しくて気の合うルームメイト
いつも夜中に抜け出す吉武に「彼女に友達紹介してってゆって!」なんていってたのに
実は先輩である森下とできていたことをしった川村のショック具合が切ないです。
森下の色気半端ないです。
吉武の義父が事故死してしまい寮をさること荷物を積める吉武を泣きながら慰める川村にはきゅーーんとします。
たった一学期だけのルームメイト。
だけど、吉武のとっては大切な想い出だったのかな。おとなになり同じ職場になった川村は偶然~なんて喜ぶけど本当は川村がそこにいたことを知っていたんだよね。
あえて選んだトラウマの道の先にいる川村。
ん~吉武は意外と一途だ。
吉田にも幸せになってほしい・・・。小悪魔森下は自分に彼氏がいないと吉田の息子に会いにきたりするからすごいよね。
吉田の顔じゃなくて息子にごあいさつ(笑)
いつまでも追いかけてくれる吉田に甘える森下可愛い~。
この二人で一冊だしてほしいくらい私の中ではヒットなカップルです。
読み切り2作品は恋愛一歩手前~な雰囲気でとても後味がのこる作品で
よかったです。
かるめ焼きって食べたことないんですよね。おしいのかな?
夢を見る暇~の2カプ書き下ろしー。
まさかの裸にエプロン・・・ハァハァ吉武の嫉妬深さはかなり萌えますた。
飛行機が好きで、山奥の航空工学専門高校に入学した川村ですが、どこか取っつきにくい吉武と同室になります。その上、もうひとりの同居人、伊藤はホームシックになり退学してしまうので、事実上の吉武との相部屋になるのです。
いつも一人でいることを好むような吉武と何とかして近づきたいと思うのですが、思ったように溝は埋まりません(笑)
素直に喜怒哀楽を行動や表情で表す川村と、どこか淡々としている吉武、いったいどういうコンビなのかな?と思っていると、吉武は実は先輩の森下と体の関係にあることが分かります。
気まずい別れ方をしたまま年月は過ぎ、川村は航空貨物会社の荷物の搭載位置を決める仕事に就きます。そして、その同じ空港で、吉武と再会するのです。
もう一度あの頃の「寮の続き」をしたいと思う川村にきゅんとします。そしてもちろん、二人の物語は続きます。
ここに登場する人たちはすべて「等身大」の人がでてくるなという印象が強かったです。特に大きな出来事も、とびきりのイケメンや大富豪は出てこないけれど、それがかえってすごく現実的だなと感心してしまいました。川村のころころ変わる表情がかわいかったです。
実は、ユギさんの絵が趣味じゃないのでずっと避けておりました。
でも、皆さんのレビュー見て、『読まねば』と訳のわからぬ使命感に燃え購読。
面白かった~。おまけのおまけのオマケまで読めて幸せを満喫しました。
やはり食わず嫌いはイクないですね。