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SやらMには一切興味のない読者です。
じゃあなぜ読んだ!?と言われたら、BL初心者だからです。
作家さんごとの特徴も分からず単純に「表紙の表情が綺麗だなー」という理由だけで購入しました。
タイトルで気付くべきでした…。
絵はすごく綺麗。
ただストーリー的には「え?」と思うことも多く。
官能小説と一口に言ってもBLと同じように幅広いジャンルに細分化されるので、渡辺淳一辺りも官能小説に区分されるなら受賞もアリかもしれないけど、口述筆記の内容的に明らかに…。
大々的にもてはやされることはない分野のような。
BLはファンタジーなので何でもありだけど、そこに引っかかって入り込めなくなってしまうことも多々あるので難しい。
とは言え、入り込むほどのストーリーはないです。無茶な要望に従順な編集者に「え?」となっていたらMでしたという。担当作家のSっぷりと相性が合って惹かれていって、作家も憎からず思って愛おしそうな表情はある。でもお互いに何に惹かれているのかと言ったらSとMなところしか描かれていないので、そういうところなんでしょうね。
それにしても一番驚いたのは作家の家をファンに教えてしまう編集者でした。うっかりでは済まされないミスも単にホテルプレイへの流れなので会社からのお咎めなし。懐広い会社という話でした。
同時収録の短編もストーリーを読むというよりえろすに重点が置かれているので、SやM萌え、女装もイイという方にのみおすすめです。
3作品収録です。
「官能小説家のオモチャ」
偏屈で俺様な官能小説家・村木の担当になった新人編集者の那岐。
村木の顔も知らずに屋敷までやってきた那岐に当然不機嫌の村木。ヤル気なくしたと怒ってる。
泣きの那岐にコーヒー淹れろ洗濯掃除しろと命令、挙句にズラリと並んだコスプレ服を着ろ、と。
雄ッパイ丸出しのメイドコス、コルセット+Tバックバニーコスをさせていじりまくる……
イヤイヤする割に言いなりの那岐に、ニコリともしないムッツリドS村木。イイCPかも!
その後もローター、自慰強制、羞恥プレイ、ディルドプレイ、言葉責め、目隠しプレイあり。
終始ムッツリの村木だけど、那岐を可愛く思っているのが何故か伝わってきて読後感良し。
「ファインダーにメロメロ☆」
雑誌社?の芸能部記者と新卒くん。
配属初日の同行取材でもうそんな雰囲気。まあ短編ですから……
「正しい媚薬の使い方」
会社のおじさん社員坂本さんに恋してる宇佐美くん。当然断られて、でも諦めきれず女友達から貰った媚薬を使おうとする。しかし無関係の人が間違ってその媚薬を仕込んだコーヒーを飲んでしまい、その場でその人に襲われかけそこを坂本さんに助けられるが…
その後坂本さんも男同士の絡みが気になって、帰りがけに夜の公園で宇佐美くんと話し合う。
奥手な草食おじさんがいきなり野外プレイとはこれいかに。まあ短編ですから…
表題作が面白かったので「萌x2」で。
官能小説家が新人担当編集者に「原稿が欲しかったら言う事きけ」ってお話ってたくさんあるなぁと思いつつ…。
これはコスプレさせる事がメインのお話です。
それも普通のメイド服やらナース服でなく、スカートが短かったり一部衣装が開いていたりというマニアックな改造服。
主人公の那岐が「恥ずかしい」と言いながらもあまりにも素直に着るので、断りなさいよ^^;とちょっと突っ込みたくなります。
でも最後まで楽しんで読めてしまうのって、画力がすごく高いからなんですよね。こんなコスプレプレイ(しかも改造服)なんて見た目に重視されるお話なので、きっと絵がそんなに上手くなかったらなえてしまうかもしれないテーマ。
絵が上手くて綺麗で衣装も上手くて、見てるだけでも楽しかったです。
好き好んでする女装ものだとあんまり好きではないんですが、嫌がっている受けに無理やり着せる…というのは大好きです。
お話よりはプレイを楽しむ作品かなぁと思うのですが、それでも好きだと思ったのは小説家の村木の性格。かなりツンデレです。
見た目はオヤジで変態なのにツンデレって…。なんだか凄く可愛い。
無茶難題を降りかけてくるくせにイザとなったらそっぽ向いて頬を赤らめたりしているところは、もうこの人バカだな~と楽しくなってくる。
ちょっと気になったのは、人気作家で賞を貰ったりメディアに引っ張りだこだったり大きな看板が出てたり家の周囲に人が集まってきたり…でもこれって官能小説家なんですよね?
官能小説ってそんなに一般人に騒がれるのかしら?このベストセラー作家のような扱いがちょっと気になりました。
コスプレプレイがお好きな方には楽しめる1冊ではないかと思います。
スンマセン。
コスプレ、正直言って全然駄目なんです。
受付ないんです。
男性が男性のコスプレってのはOKなのですが、
(バーテンダーとか、詰め襟学生服とか…)
やはり、
男性に女性のメイド服やらナース服やらセーラー服は
ちょっと受け付けないんです。
2次元でもちょっと無理だなぁ。
うん、駄目。
スンマセン。
生理的にNGなんッスよ……。
しかも今作は、次から次に女装コスプレが出てきます。
コスプレオンリー。
コスプレのオンパレード。
ううう、キツイなぁ。
コスプレ服のひとつひとつにこだわりがあって、
(メイド服とかもただのメイド服ではないところとか)
意気込みは凄く感じるのですが……。
( ̄へ ̄|||) ウーム
これだけはちょい勘弁して下さいって
感じッス。
ペコリ(o_ _)o))
シンプルで分かりやすい話なんですけど、
ゴメンナサイ!
タイトル通り官能小説家に、
いろいろとエロい注文を受ける新人編集者・那岐のお話。
最初は新人編集の自分に、こんなすごい作家の担当にしてもらえるなんて!
と、訪ねて行ったが、相手はやはり官能小説家。
作品を仕上げるのにいろいろな試練(試練なのか?!)を与えてきます。
おかげで作品をもらうことができましたが、急に村木が訪ねてきた。
そこで編集長と何やらヒソヒソ話。
仕事のためにと、編集長に売られてしまうお話でした。
そこで初めて編集長が腹黒だって気付く那岐もどうかと…(^^;)
どんどんとエロい試練はエスカレートしていくお話ですが
愛はありそうなので良かったですvv