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表題作ひみつの比嘉先生

比嘉陸人 元化学教師で白鷺製薬研究室に在籍 29才
宮崎辰己 元教え子で内緒で白鷺製薬コネ入社 22才

その他の収録作品

  • ひみつの比嘉先生2
  • あとがき

あらすじ

オレ、宮崎辰己(22歳)は、大好きな恩師の比嘉先生を追いかけて、先生の勤める製薬会社に入社した。
これでずっと一緒にいられると喜んでいたオレに、先生の親友の斎藤が邪魔をしてくる。
アイツに負けない為にも、オレは先生の実験に被験体として志願するが、反対されてしまう。
口論の末、意地になって実験に参加したオレの体におかしな変化が現れ―。
小さい体!?下半身に集中する熱。
辰己と比嘉は障害を乗り越えて結ばれるのか。

作品情報

作品名
ひみつの比嘉先生
著者
水戸泉 
イラスト
円陣闇丸 
媒体
小説
出版社
桜桃書房
レーベル
Eclips romance
発売日
ISBN
9784756713360
2

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
3
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

バカな子ほど可愛い

作者の古い作品になります、2000年頃ですから商業デビューから5.6年でしょうか。
元教師で研究室勤務の比嘉といつまで経っても子供みたいな辰己とのドタバタした
以外にピュアな作品の部類になると思います。

辰己はやんちゃが過ぎて今にも退学になってしまいそうな高校生だったのですが、
比嘉と出会い見捨てずに自分を面倒見てくれた人がいる事で更生したようなお子様。
二十歳を過ぎても先生と慕う姿はとても大人には見えないのです。
臨時教師だった時も辞める段階になり、泣いて悲しむ辰己に合鍵を渡す程可愛がり
卒業して数年経っても変わらない関係なのですが、辰己は比嘉を驚かせようと
比嘉が務める会社に大嫌いな父親の縁故入社を受け入れるくらい比嘉が大好き。

恋愛と言うより、初めて懐いた人と一時も離れたくないと思っている感じで、
更に先生の為に自分も何かしたい、いつまでも子供じゃないと対等に見られたい一心で
同じ会社に入社するが、比嘉が開発中の治験者を募集していると知り、
比嘉の反対も受け入れず治験に参加し、クスリの副作用で大変な事になってしまう。
辰己の早とちりと誤解で比嘉が悪事に手を染めていると思い込み、
大好きな人を止める為に方向違いの健気さを発揮する辰己。
ドタバタ展開で意地っ張り同士の恋のお話。

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