日本最大級のハイブリッド書店
いやー、面白かったです!
過去に後輩と一悶着あってちょっと学園で浮いている先輩×ポメラニアンのように懐っこくてまじめな後輩のカップリングです。
受けちゃんが本当に愛らしくて、先輩のために一生懸命な姿が微笑ましかったです。
最初は受けちゃんを遠ざけようとする攻めですが、徐々に心を開いていく様子は読んでいて心が温かくなりました。
受けちゃんの同室のお友達や家族もいい味出していて良かったです。
私も恋がしたくなってくるような、ステキな作品でした。
可愛らしいお話でした。青春ですね!
家庭や部活や寮や学校の問題などなど。
親の再婚で一歳違いの妹ができた平野は家に居場所を見つけられず寮のある高校へ入学。
新寮生には指導係がつくのですが平野の指導係森丘は俺はお前の面倒はみないって。
実はこの組み合わせは二人の為に森丘の友達が仕組んだものでした。
面倒見が良すぎる森丘と家庭に居場所がない平野をくっつけてお互いいい方に行けばと。
二人がどんどん打ち解けて森丘の優しさがわかってきたり、平野が森丘を好きになって必死でバレないように頑張ったり。
森丘がバスケ部を辞めるきっかけの梶がクソでしたね。あんなやつのために辞めちゃうなんて。
でも森丘は復帰して平野はマネージャーをやります。
不適切な関係は禁止とのことで平野はビクビクしてたのにあらら?やってる?えー!
平野がポメラニアンみたいに見えてる森丘に萌えます。
ほっこりできる可愛らしいお話でした。
何作か読んだことのある渡海奈穂先生原作のコミックスということで興味を持ち購入しました。小説の「学生寮で、後輩と」と関連しているということです。小説未読でも問題なく読めますが、私はコミックスを読んで小説の方にも興味を持ちました。今度読んでみようと思っています。
受け様の家族のエピソード(母親の再婚によって気持ち的に居場所を見失って寮に逃げて来たものの常に寂しさが重くのしかかり・・・)や攻め様の過去のエピソードがらみで切なくてホロリ・・・としてしまう場面もありつつ、基本的には結構面白くて、更には恋を知って心の傷がいやされて攻め様受け様共に、前を向いて歩きだすという優しくて素敵なお話でした。
思わず笑ってしまう面白いシーンや台詞が結構あるのですが、これはコミックスならではだな・・・とも感じました。
大好きな小嶋ララ子さんの作品だ!と思って飛び付いたら、原作は違う方でした。でも、とっても可愛らしくて、全寮制の男子高校生って言う設定も、萌えました。
レビューを書くのは初めてですが、実は何度も繰り返し読んでしまうお気に入りの作品です。
メインカップルの二人の他に、同じ部屋の同級生二人組や、寮長など二人を取り巻く寮の子達がとてもいい子&わちゃわちゃしていて高校生っぽいのも読んでいてニヤニヤしてしまいます。同じ登場人物で小説も出ているそうなので、普段は小説は読みませんがこれは読んでみたいなと思っています。
寮もので先輩×後輩です。ですが親切な先輩ではなく冷たくて無愛想モード全開です。一方主人公の春斗は卑屈っぽく諦め感を出したキャラ。
最初の印象はどちらもよくない…という感じですが、暖かくてひたすら可愛いと思える作品でした。
渡海さんの小説は何度か読んだことがあるので、渡海さんらしいほわほわ感は思った通りでしたが、作画の小嶋ララ子さんの漫画は初めてでした。これ以上ないくらいイラストがぴったり。
ふわふわしていて、春斗の頭をくしゃくしゃしたくなる…。
春斗は親の再婚で出来た新しい家族に気を使い寮に入ります。
寮には先輩が後輩をマンツーマンで指導するシステムがあり、春斗の指導役になった森丘は春斗に冷たい。
気を使ってばかりで損な役割の春斗と、人に関わろうとしない先輩の森丘。
最初はぎくしゃくしていますが、関係は少しずつ進んでいきます。
この先輩・後輩の1対1システムって、形は全然違うけど海外のミッション系の学校を彷彿とさせてすごく好きです。
自分だけの「特別な先輩」のような感じというか。大勢いる先輩の中から「この人は自分の」って感じですもんね。その先輩に嫌われたら辛いと思うのですが、春斗は最初のほうはなにもかも諦めた感じです。
不敏に感じるけど、弱い男でなく、肝が座っていて意外と短気で強かという事が読んでいると次第にわかってきます。
森丘も人が嫌いで関わらないのではなく、過去に起こした問題のせいで、自分のせいで迷惑がかからないようにという考えの下、周囲から一線引いています。そういう所が森丘は逃げ腰で消極的。
最初の印象とは正反対に、次第に春斗が先輩を守るという視点にかわっていきます。
ほのぼのしていて暖かいお話ですが、本当にゆっくり進むので微笑ましい反面、後半で「これは恋だ」と気づく瞬間、え、そうなの?て思ってしまいました。
長いページをかけて先輩後輩の絆を作るハートフルストーリーを見せられて後半まで恋愛要素が全くなく、どこから恋心に発展したかがわかり辛かった。
それがちょっと恋愛ものとしての萌えに繋がらなかったかなぁと思います。
森丘が春斗を「かわいー」と言っているのがかわいくて「かわいー」て言い方とかホントに可愛いって思ってるんだなぁって思いました。
シリアスで深い恋愛ものよりほわほわした安心感が欲しいときにオススメです。