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いやぁ〜面白かった!
あらすじ読んだ時はシリアスめなお話かなぁと思ってたのですが、いやはやエロあり笑いあり、だけど切なくもある面白い作品でした。
変態検事×ツンデレ意地っ張り警部補
攻めが潔い変態で、そんな攻めを好きになってしまった真面目な受け。この2人の掛け合いが面白くて、何度か声をあげて笑ってしまいました。
特に後半のベッドシーン。ちゃんとエロいのに面白いという、なかなか見ないシーンで面白かったです。
ただ笑えるだけでなく、弟の彼氏との関係に悩む受けの心情は切なく、弟との親密さを見せつけられる度に傷つく受けには胸が締め付けられます。
お仕事描写もたくさんあるのですが、さすが鳥谷先生と言いますか、こちらもちゃんと面白いんですよね。
本筋の攻めとの関係も気になるけれど、後輩の二階堂とのコミカルな会話や、派手な殺人などではない細々とした事件も面白くて、あっという間に読み終わってしまいました。
読後感もよく、なんだかいい気分です笑
おすすめです!
鳥谷先生の攻め様は、本当になんとまぁ( ̄▽ ̄;)
紳士の面の皮を被った、とんだ変態野郎攻め様ですわ。
受け様は、恋人いない歴が年齢というゲイで、刑事の鈴原。
攻め様は検事の友利。
鈴原の弟に、恋人だと紹介されて知り合い、その後は仕事上で顔を合わせた2人。
その後、友利から好きなジャズのコンサートに誘われたり、飲みに行ったり。
こんなに誘われるのも義兄としてだろう、アメリカへ行っている弟が不在の寂しさを埋める為だろう。
分かっていても、どんどん友利に惹かれてしまう鈴原。
友利ってば、最初は三つ揃いのスーツをビシッと着た紳士だと思っていたのですけど、えちになったら、とんだうかれポンチだよ( ̄▽ ̄;)
まずは好きだって告白でしょう!
なに、しょっぱなからフェチ全開で挑んでんだ。
と思っていたら、告白の時ですよ。
息子を扱きながら「コーヒーの代わりに、私の精液を飲んでくれませんか」なんてΣ(゚д゚;)
お巡りさん、ここにド変態がいます~。
ドン引きもののうかれポンチっスよ(^_^;)
そんな友利を変態だと思いつつも好きだって思っちゃう鈴原だから、いいカップルなのでしょうね(*ˊᵕˋ*)
勘違いが分かってよかったね。
さっさときちんと確認していれは、無駄に悩まなくよかったのだけど、荒チンと連呼するのをにやにやさせてもらったしね。
受けの鈴原は子供の頃の経験もあり、大人になってゲイの自覚を持った刑事。
弟は既にゲイをカミングアウトしており、そのせいで両親が離婚に至るきっかけでもあったため、自分のカミングアウトはできなかった。
そんな折に弟から恋人を紹介される。
検事の友利。
最初は弟の恋人である事や前評判から避けていたが、あるキッカケから思いを寄せるようになる。しかし弟に恋人、であり中々認められない。。。
友利がこれまた男前でいい奴なんです。検事としての信念もあったり、立ち居振る舞いのスマートさ、もちろん美形であることも。
弟が長期渡米したために、淋しいという友利とたびたび会うようになるが、もう最後にしようとした時に友利に抱かれてしまう。最初で最後だから、という思いから抱かれるんですが、わかるなぁ、その葛藤。
そっからは誤解が次々に解けていくんですが、何より友利の甘さが萌える。。
ただ、後半のクライマックスで鈴原が初体験だったことが発覚し、友利は喜ぶんですが、、、、「処女」ってキーワードを多用してるんですが、それが興醒めしたところではありました。初めて、とか初体験、初物とかなら良かったんですが。
プロポーズ後の彼らを読んでみたいな、とは思いました。
弟の恋人として攻めを紹介され、いけないと思いながらも好きになってしまう、というお話。
冒頭の出会いのシーンを読んで、あー、横恋慕とか略奪になるのかな、きついなーと思い、かなり身構えながら読んでいたのだが、そうではなかったのでホッとした。
ただ、その真相が終盤にならないと明らかにされないので、受けは弟を裏切ってしまうという明確な罪の意識を持って、攻めに初めて抱かれてしまう。気分は完全に浮気相手…。
好きになっては駄目だと思うのに、想いを止められないという心理はわからなくもないし、切なくて胸に迫るものがあるのだが、心置きなく萌えられるかっていうと、やはり引っ掛かるものがある。その揺れ動く気持ちに萌えて下さい、というのはわかるんだけどね。
攻めも弟と破局して、すぐ受けに惚れているので、そこのところも切り替えが早すぎないかと思ってしまった。弟が渡米して一年くらい経ってる、というような設定なら受け入れやすかったかもしれないけど、ほとんど間がないからちょっとなあ…。
それにしても、自分も弟を裏切っておきながら、攻めが告白してきたら粗○ン野郎だの、死ねだのはちょっと酷すぎでしょー、無理矢理されたわけじゃないんだから。
案の定攻めは根に持ってるし、それに関してはねちっこいお仕置きがあったから、まあいいっちゃいいんだけどもw
検事と刑事ということで、仕事描写は楽しく読めた。
受けの上司部下が魅力的で、わちゃわちゃしてるのが面白いし、カッコいい仕事ばかりじゃないのもなんだかリアル。
しかし、他の方のレビューにもあるが、私もBLで「処女」「破爪」は萎える…。受けが初めてなのが嬉しかった、っていう気持ちが抑えられなくてああいうセリフが出ちゃったのはわかるし、受けもその言い回しに怒ってはいないようだけど…うーん。
全体的に、引っ掛かるところが何個かあり、なかなかスッキリと萌え切れなかった作品だった。中立にしようか迷ったけど、萌えがまるっきりないわけでもなかったので、とりあえずこの評価で。
いけない警部補!
長かったです。疲れました。
まず事件のお話が多かった。友利の関わらない事件も何件かあり疲れました。
そして鈴原の片想いが切なくて友利のアプローチも甘いのですが、鈴原の義兄弟になるんだしとか早く気持ちを無くさなければの迷い?繰り返しで。
スイートルームに行くときに早くおかしいと気付きなよ!とか一夜だけでもいいとか。
すれ違いになるんですかね?疲れました。
そして今回も彫像のような美貌の攻めと母親譲りの美人受けで攻めが変態さんですが、変態加減がどうも自分に合わなかったのか、そこにたどり着くまでに疲れきっていたのか、友利の部屋で口元にアソコを当てられたのに引き、甘々になってからの変態発言にもプロポーズにも萌えられず。
誤解が解けるタイミングは遅すぎないとは思うのですがとにかくそこまでに疲れはてます。
色々面白い表現があってさすが鳥谷さんと思いました。
しかし弟と別れたばかりで兄をねえ。友利の仕事に対する姿勢は良かったです。鈴原の美人なのに言葉使いが乱暴なのも。