magubo
番外編同人誌。受け視点編。(攻め視点よりレビュー続き)
攻め深見が内緒で見合いに行った。その頃、啓はー??と楽しみに読み始めました。
深見も感じてた見合い前数日の常よりやや甘い雰囲気のワケ。
単純にバレるだろうなと思っていましたが、人間完璧はないよねえ(笑)
でもね、ただ単に2人のトラブルになると思ってごめんなさい。
受けに怒られて攻めが焦ればいい…クスクス…なんて
私が浅はかでしたーーーー。
2人の愛情はもっと深かったみたいです。
2人してそれぞれ、本気で愛する人と出会えて一緒にすごしてきた中で変わっていた自分のことに気づくきっかけになり、
ただ問題(今回は見合い。および隠して行ったこと)をそのまま突きつけるのでなく、ぜーんぶ包みこめるような愛情の表し方ができるようになったのだなと。
なんだか成長を感じますね。2人のキャラクターにも、2人の関係にも。
ずっと昔の作品だけど、こうしてまだ読める手段が残っていて本当に嬉しいです。まだ読めていない同人誌も集めようと思います。
『ロマンスの黙秘権』の番外編同人誌(コピー誌)です。2冊組の2冊目・啓(受)視点。
メインになるエピソードは『准己編』と同じく『准己(攻)の見合い』です。
准己は、見合い写真や釣り書き等の『証拠品』を常に持ち歩くことで、啓に見合いを気取らせないようにしていましたが、啓はちょっとしたアクシデントで見合い写真を見つけてしまうんですね。
『准己編』での、啓の普段なら考えられないような言動はそのせいだったわけですが。
2冊組ということで、単に視点を分けただけではなく、2人のまさしく対照的な変化について書かれています。
そういう意味でも『対になっている』わけで、両方読んで完成という感じでした。
商業誌は文庫3冊で、しかももう6年も前に完結した作品です。
その後、同人誌では続編や番外編もいくつも出ていますが、いまだにこの2人に会えるのはとても嬉しいです。こちらも読めてよかった。満足です。
ただ、可能なら、もっと長いものを(コピー誌ではなく)読みたいですね。キャラクターが好みだと、番外編は本当に楽しみです。