表題作猫になる夜

本條巴,平安から続く本城家の跡取りで次代の当主
広江群真,本條家分家筋で本城の恋人・大学三年生

同時収録作品猫になる夜

尾崎一雅、元ヤクザで不動産会社社長兼ホテルオーナー
如月巳波、尾崎の同居人で彼のホテルのバーテンダー

あらすじ

「恋と主と猫と俺」と「ただ一人の男」の番外編。
上京してきた本條のマンションが尾崎の自宅で偶然会うというお話です。

作品情報

作品名
猫になる夜
著者
火崎勇 
媒体
小説
サークル
Crime Knights<サークル>
ジャンル
オリジナル
発売日
3

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萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

荷物違いで如月がにゃんこ?

「恋と主と猫と俺」と「ただ一人の男」2作のコラボ作品なのですが、
メイン的には「恋と主と猫と俺」の巴×群真の話に尾崎と如月が
ちょっと出てくるイメージですね。

巴と久しぶりに会えると楽しみにしていた週末が駄目になり
それでも本人には寂しいとも約束を反故にされたことを言えずに
自分でも子供っぽいと思いながらも我慢して、巴のために手料理の
一つでも覚えようと健気に本屋で料理の本を探していた時に出会うのが如月。

料理コーナーで男一人で気まずいと思っていた群真は如月がカクテルの
本を手にいるだけで心強いと思ったのも束の間直ぐに消えてしまう。
そして如月が落としたと思われるストラップを今度見かけたら返そうと
持ち帰るのですが、返す機会は直ぐに訪れる。

待ちに待った巴と会える日に巴からマンションを購入したと聞かされて
そこに二人で向かうのですが、偶然そこで如月を見つける。
人形みたいな如月にちょっと態度悪いかもと思いながらも落し物を届け
初めに見た印象通り綺麗で大人の如月が素敵だったので覚えていたなんて
話していると巴に割り込まれる形で中断され、そこで先住民の如月と尾崎に
巴が引越しの挨拶をしつつ、ご挨拶の手土産を渡すことに。

なんとなくタイトルでもわかるように、実は巴が尾崎に渡した方は
群真に渡すための猫耳&尻尾アイテムだったりします。
それをご挨拶で受け取った尾崎は気の利いた引越しの挨拶品に上機嫌で
如月に今夜はネコプレイ宣言をするショート。
本来は群真が猫ちゃんになるところが如月が猫になる羽目になるそんなお話。

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