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ルール1、家族として自然に接する。ルール2、期限を設ける。ルール3、最後の一線は越えない――。それが俺たち「きょうだいのルール」。
兄がもうギャップ萌えでした。
アホで可愛いわんこ系弟ですが!!!
ただのアホで無知で素直さを武器に力技で捩じ伏せる
情と愛と世間体がグルグルまわるけど流されるままに
弟の腕の中に、、、、
という、兄弟あるあるな内容ではなくて
家族のこと考えたり、ルールを決めて守って
それでも溢れ出す感情を止められなくて
若いだけで突っ走る期間と我慢して認められて
「愛している」を再確認してまた歩み出す。
感情がグルグルする内容でした。
ドロドロした重い話ではないです。
だから、2人だけの世界に堕ちる闇っぽいかんじではない
表紙見るとそんな感じですが、そこを期待して読みたい人には
お勧めしないです!!
私は、とても好きでした!
兄の自分の気持ちに蓋をして
何もないようにしてても
触れるたびに溢れ出す思いと
守りたいルールと守れないルールの間で
苦しんで逃げ道に新しいルール。
本当は自分を守るために考えて
弟への気持ちに支配されなように
苦しいでも明るく振る舞う兄を
ちゃんと理解する弟。歯がゆい。
そんな2人がくっつくのはハッピーです♪
そして、金井桂先生は分かっている
読者を分かっている。。。。
体位が最高。笑
ページ数的には多くないけど
激しさとお互いを求めているのが伝わるから
満足度高めだから物足りない感はなかったです!
血縁CP苦手なのに私はタイトルを見ずに買っていたのか…と読む時になってビビるという
でも血のつながりのない兄弟でよかった。
それなら大丈夫。
自分で決めたルールを厳格に守る兄。
幼い頃から兄のことが大好きな弟。
ある時、ルールを破って一線を超える二人。
兄は期間限定の新しいルールをつくる…というお話だけど、
クールな兄が受けで、実は弟のことをめちゃくちゃ好きで、そこまでこじらせることなく素直になったのがよかった。
兄のエロい表情がエロい。
エロ絡みの身体の線がきれい。
甘えたの弟の方が実は芯が強い、クールな兄の方が実は繊細な描写がよかった。
"球体。(液体は)表面張力が最小になる余計な力がかからない無理のない状態。最も安定した形"
と説明があり
兄が指をケガして血を出し
「人体には水がつまっている〜」
「〜独りの拠り所のなさを〜不確かさをお前が強く引き寄せてくれなければ保てない〜」
と独白する流れはいいなと思った。
その後、玄関の前で三角座りで弟を待つ兄がかわいすぎた。
表紙の弟、イケメンすぎませんか。
イケメンが、過ぎませんか。
表紙だけをしばらく眺めていられるくらいに、イケメンすぎました。
何年か前に読んでいたものの、レビューを書いていなかったので再読。
一回目に読んだときも「イケメン最高」と思った記憶はあるのですが、詳細を結構忘れておりました。
再婚の連れ子同士。
1才違いの生真面目で秀才の兄・みかげと圧倒的イケメンの弟・智幾の話です。
兄が大学合格を機に家を出ることから、その日までの期間限定で付き合うことになるのですが…。
何でしょう。
ストーリーよりもただただイケメンを愛でていたような。
ストーリー的にも付き合って溺れる時期もあり、切ない展開もあり、弟がスパダリに進化しつつあったり、お兄ちゃんのツンデレが完成したり、楽しめる要素はたくさんあります。
不安定な時期を経て、ちゃんと数年後まで見せてくれるのもありがたく。
できたら弟が両親に打ち明けたときの反応も見たかったし、大学時代も見たかったけど、ページ数の問題もあるのでそこは致し方ないですね。
でもなんだかんだで、やっぱり作画なんですよ…。
あまりに好みだったので、つい神評価にしてしまうくらいに。
表紙の弟(左)を見つめてしまった方には是非読んでいただきたい。
そして共に眼福を。
金井さんは好きな作家さんなのですが、
このお話はするりと終わってしまって印象に残らない感じ。
兄弟だからの葛藤なのか、
同性同士だからの葛藤なのか、
なんだかふわふわしていて、
お兄ちゃんが悩んでいるのはわかるけれど、
その過程がよくわからない!
期限付きで恋愛して、
そのあとはきっぱり気持ちを切り替える……
というお話なのですが、
その辺の葛藤がもう少し欲しかった!
弟くんのお兄ちゃん好きも、
お約束のように好きになっているので、
気持ちが恋愛に傾く過程が知りたい!
金井さんは絵が丁寧で綺麗なので、
それで読まされてしまうv
けれどこのお話はテーマがテーマなのに(家族間恋愛)、
具体的な障害がなさすぎなのかなぁ……
すんなり収まってしまった印象。
好きなんだけど、評価は今回は「中立」で。
金井桂先生らしい、詩的なモノローグ。美しくて、哀しくて、そして自分勝手な想い、恋。
親の再婚で兄弟となった みかげ と智幾。みかげには頑なに自分ルールというものがある。
後にはその理由も明らかになる。時を経るごとに弟、智幾に募らせて行く想い。
それは智幾も同じくして。美しい兄に思慕以上の想いを募らせて行く。決して赤信号を渡るまいと決めていた筈なのに。自ら欲して智幾を受け入れてしまう、みかげ。
男同士という以上に義兄弟という禁忌。金井桂先生は、この禁忌というものを介在させるのが好きみたい。そんなものがあったって、いつもその絵と同じ様に。甘いばっかりなのにね。
禁忌、という程にもビターですらない。お話の冒頭では、智幾への想いを我慢しようとしているかの様なのに、無防備に全裸を晒して風呂に入って来たり。天然なのか?そうなのか? どう考えても煽っているとしか思えない。お得意のチマ絵でギャグかましてみても。みかげの変顔にしてみても。そのツンと上向いた乳首に煽られてしまう智幾。自身の勝手なルールに縛られて、智幾を振り回してしまうみかげ。なんて自分勝手でわがままなんだろう。
けれど、それは全て。みかげが美しいから何もかもが許されてしまうのだ。
こんなわがままで美しい男には、辛抱強く愛してくれる智幾しか無理なんだろう。
唐突に終わる思春期とは別途に、1年後。さらに数年後が描かれているのも温かく。二人の両親もアッサリ認めていて、寧ろ祝福されていることが明らかになる。最初っから、何の縛りも、何の障壁も無かったのでは⁈ と、最後まで読んで思っちゃうんだけど。それを言っちゃあお仕舞いよ。
これぞ金井桂先生なのだから。美しい詩を感じる様に、反芻して、心が満ちて行くのを待つしか無いのだ。