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愛すべき最悪―― 豪華ラインナップで贈る、サイテーな男子達のサイコーなエロ恋。
『下衆BL』というインパクトのあるタイトルに惹かれ、即購入しました!
テーマは同じでも、先生によって描かれるストーリーやキャラクター、世界観がそれぞれ異なり、読んでいてとても楽しめました。
名だたる先生たちが描く、さまざまなタイプの下衆キャラに出会えたのも印象的です。
口絵も収録されており、そちらからも下衆さや鬼畜さを感じられます!
出会えてよかったと思える作品でした。
鬼畜系BLがお好きな方には、特におすすめできる一冊です!
10作品収録のアンソロジー。
2014年発表で、執筆陣が豪華!
以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)
冒頭、コタケ、ためこう、yoco、ハナの4名の先生によるカラーイラスト。どれも素晴らしい。
「はいすく〜る☆ララバイ」秀良子
あれ?これ学園天国の?スルーしてた作品だったけど俄然興味出た!
下衆っていうよりギャップですね。
「グッドエクスキューズ」蛇龍どくろ
既婚者なのに仕事先の女性達にちょっかいばっかかけてる男。他人が自分に向ける好意を利用して世を渡るイヤな男。
「やじるし」はらだ
バカにして弄んでた相手に堕ちて…。これこの後不幸しか見えないんだけど。
自分自身を認めずに暴力とか振るいそう。それでいて捨てないでくれとか縋りそう。
「逆さ文字なら好きと言える」おげれつたなか
好きだけど自分は彼に相応しくない、だから…。そう思って無理に下衆な行動を取る。それは下衆どころか一途な純愛でしょう。
「ケモノカモヨミユキチャン」プルガリア
ストーカーされてるニューハーフのミユキちゃん。危機一髪なのはどっちだ⁉︎これ笑いました!
「ブチオカ」藤生
下衆かはともかくただただ痛々しい。自罰感情なのかな…
「ゲスとクズは惹かれ合う」久保田
パチ狂いと金貸しのCP。一応クズxゲスとなってるけど、単にアホの子とそれをほっとけない男という事。はきだめにも在る愛の形。
「せまいせかいに」つゆきゆるこ
執着と共依存のストーリーだと思いました。澄滋はSっ気に目覚めたのかも。
「オレは人気者」犬時/笑平
小中のいじめっ子が高校で相手にされなくなる。というかそう仕向けられる。じわじわと。
下衆というかほぼサイコパスに思えました。
「道連れ」市川けい
セフレ同士、リアル恋人ができて別れるんだけど、お互い本命相手だとセックス面で不満が燻ってまた会うようになる、というお話。
これ、本命キープなら下衆だと思うけど、少なくとも加賀の方は本命とお別れしそう。下衆になりきれない誠実さというか。
それぞれの「下衆」表現を堪能できる。読み応えあり。
やはりというかなんというか、はらだ先生、おげれつたなか先生作品が良い。
2025年の今、新進気鋭作家揃えて「今」の下衆BL読みたいですね。
アンソロジー系って表紙詐欺多くて手出すの躊躇したんですが、これは当たり多くて買って良かったです♪
ちゃんと表紙の作家さんのお話もあったので安心しました。
中には下衆?って思うのもありましたが、ほぼすべて面白かったです。
中でも特に好きなのだけ…。
「ケモノカモヨミユキチャン」
可愛いニューハーフが最後攻めにまわるところが良かったです。ギャグでした。
「ブチオカ」
BLアンソロには珍しい(よね?)4コマでした。
4コマなのにオチない。ウリをして好きな人の影を追ってる学生の話です。ギャグじゃないし、シリアス。ラストがかなり悲しいですが、好きです。
「ゲスとクズは惹かれあう」
一番好きです。これもギャグっぽい。金貸しが受けなのがとてもグッときました。
アンソロで駆け足なのに出会いから今までが丁寧に描かれててすごい。クズ同士だけどハッピーエンド(?)で面白かった。
「オレは人気者」
どんでん返し系の攻め下衆でした。調子に乗ってる受けがどんどん堕ちて孤立していく様が好きです。
あのあとどうなっちゃうんだろうと妄想が捗ります。これ続きかいてコミックス化してほしいです。
「逆さ文字なら好きだと言える」
絵がめちゃくちゃ上手い~。お話もきゅんきゅんしました、可愛かったです。ラスト良い!!
「やじるし」
めっちゃ下衆…。だけど、恋心を自覚してしまう攻め可愛い。
受けは下衆な攻めを嫌いになれないところがとても悲しい。でも良かった…。
クズ受けが下衆攻めにやり返される系が好きでした。
良いアンソロでした^^
「下衆」…いい響きで♡笑
最後の、各作家さんの「下衆」の定義が
興味深かったです♡定義自体が様々ですし、人により
感じ方も違うので、「下衆」を単話で描ききるのは
難しいんだな、と感じたアンソロジーでした。
どの話もわりと性格が歪んでたりひねくれてたりは
するけど、理由があったり、愛嬌レベルでおさまる
範囲かなぁと
個人的に1番下衆いなと思ったのは
はらだ先生のやじるし。
1番いいなと感じたのはおげれつたなか先生の
逆さ文字なら好きだといえる、です
※全然下衆くないし、むしろキュンとします♡
下衆……(辞典
① 品性が下劣なこと。また、そのような人やさま
自分にとっての三大要素はなんだろーと考えるのが
楽しい。ただ、読者全員が「うわぁ下衆い!」と
思うようなのは、難しいのかもしれません。
