ライド・ガイ・ライド(1) ~シロップのような汗を流して

ride guy ride

ライド・ガイ・ライド(1) ~シロップのような汗を流して
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
18
評価数
5
平均
3.8 / 5
神率
40%
著者
塔栄のりこ 

作家さんの新作発表
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イラスト
三貝みさき 
媒体
小説
出版社
ハーレクイン
レーベル
ハーレクイン・ラブシック
発売日
価格
ISBN

あらすじ

「すげえ…いいぜ。ああ、ちくしょう…、半勃ちのくせに、こんなに濡れやがって…!」
 カウボーイの誇りを踏みにじられ、屈辱的な服従と奉仕を強いられ続けるパトリック。ダグラスによる容赦ない調教にいつしか肉体は彼を裏切り、被虐の快楽にあえぎはじめる……。
 禁酒法時代のアメリカ西部を舞台にした、異色ウエスタンハードコア、登場。
★未発表作品を著者からお譲りいただき、新作も配信いたします。お楽しみに。

表題作ライド・ガイ・ライド(1) ~シロップのような汗を流して

ダグラス,牧童頭 / J・Y,牧場主
パトリック,牧童,25歳

レビュー投稿数3

同人誌ならではの超濃密な萌えの世界

(6巻までのレビューをまとめて記載していますので、他巻のネタバレにご注意ください。)

ハーレクイン社の新レーベル「ハーレクイン・ラブシック」から第一弾として発刊された3作品のうちの一つ。3作のうち、こちらの作品だけは電子書籍限定となっています。
初出はかなり古い同人誌みたいですね。
内容的にも強烈な同人臭が。ストーリーとしての体裁が壊れる寸前までぎっしりとハードエロスシーンを詰め込んだ、むせかえるような濃密なJUNEの世界です。
個人的には、バランス重視の綺麗に整えられた作品よりも、「これでもかっ!これでどうだっっ!」な勢いで渾身の萌えをぶつけてこられる方が好み。
こういう作品大歓迎でございます。

舞台は禁酒法時代のアメリカ西部。受けのパトリック(25歳 金髪碧眼)はカウボーイで、牧場主の妻を孕ませた罰として、牧童頭のダグラスに「女」にされるべく調教されます。
そうして仕込まれたパトリックは、ダグラスはじめ、牧場主や牧童仲間等に凌辱され放題なのですが、しかし、次第にダグラスはパトリックに深く執着し始める――というストーリー。
実は9割は濡れ場じゃないの?と思うほど、ひたすら凌辱と調教の繰り返しです。

そんなに大半が濡れ場なんじゃシチュエーションなんて添え物で、舞台がアメリカだろうが20世紀初頭だろうが関係ないじゃん・・・と思われるかもしれませんが、全くそうじゃないのが、この作品の凄いところ。
調教の場所が馬小屋だったりは勿論のこと、調教に鞍や馬銜(ハミ)などの馬具が使われていたり、果ては作業服のチャプスまでが調教を演出する小道具に変身! 
冒頭だけカウボーイものの雰囲気を醸し出しておいて、後は古今東西変わらぬ凌辱シーン・・・というありがちな仕掛けで流すのではなく、手を抜かず丹念に描き込まれたカウボーイBLなんです。
そのせいか、どれだけ濡れ場が続いても、安っぽさや薄まった感じがないんですよね。
作品にしばしば登場する琥珀色のバーボンも魅惑的・・・禁断のゲイの世界に、密造酒の禁断の味は、とても相性がいい気がします。

同人誌当時のままの挿絵がまたイイ。武骨で粗野で肉体派(!)のカウボーイものの雰囲気がすごく出てます。

ただ、絵の雰囲気や舞台、西部の荒くれ男そのものの調教者・ダグラスなど、ハードゲイものというイメージが濃厚ではあるものの、本質的にはもの凄~くコアなやおい道を追求した作品なんじゃないかなぁと。
基本、煽り言葉と喘ぎと、受けの快感で紡がれていく濡れ場描写はまさしくやおいそのものだし、執拗な乳首責めや、着衣Hにこだわっているあたり、ハードなようで実は甘やかな(受けにやさしい)責め方も、BLならではな気がします。
一見ハードゲイものなのに、実はしっかりとBL的ツボが網羅されている点も、この作品が再度陽の目を浴びることになった大きな要因なんじゃないでしょうか。

ハーレクイン・ラブシックのコンセプトは、海外MMのBL目線での再生(超訳)と、絶版BLの発掘らしいですが、個人的には絶版BLの発掘に注目しています。濃密でハードなJUNEの世界への回帰という流れにつがなればいいなぁと。
まずは、よくぞこの作品を掘り出してくれた、という思いです。
ただ一気に読むとさすがに辟易(なんせ9割が濡れ場なのでw)かも・・・間に軽いものを挟みながら、ちびちびとこの濃密な世界を味わうのが吉な気がします。

9

ココナッツ

yoshiakiさま

こんにちは、yoshiakiさま(*^^*)
お初がこの作品とは、なかなか濃い〜いスタートですね!

yoshiakiさまは筋肉と筋肉のぶつかり合いOKですか?
ならばきっと電子でガチムチたくさんあると思いますよ。
わたしはまだまだ受けは攻めより小柄であって欲しいと思う(パットもギリギリセーフ)ので、なかなかBLからMMへと巣立てません(^^;;
『狼を狩る法則』でも受けの方がアソコが大きいのが気になりましたし(;^_^A
しかし、あれですね、電子本は巻数によっては割高ですよね。
わたしもクーポン利用でなければちょっと集めるのは…と思いました。

ガチゲイ苦手な方は見ないで下さいね!

ガチゲイ作品です。
可愛らしさなどは皆無で、ちるちるさんに感想上げて良いものか迷いましたが、一作目で別出版社の作品登録がされていたのでレビューさせて頂きました。
時代背景はアメリカの禁酒法が存在する頃で、場所はテキサス(アメリカ)の農場。
まぁあ、とにかく濃厚です(笑
最初から最後までエロスー。

*********************
受けのパトリック(パット)は金髪碧眼の美しい、女癖の悪い青年、25歳。
体格も良く女性にモテるので、今まで同性との関係は皆無。

攻めは牧童頭のダグラス(ダグ)。
こちらはアソコが大きすぎて女性には喜ばれないという、いわゆるバイ。
もう一人は牧場主のJ・Y。ダグとは旧知の仲です。
********************

パットが牧場主であるJ・Yの妻に手を出し、妊娠させたことで始まる陵辱。
しかしなぜがあまりにガチ過ぎて、陵辱という言葉がしっくりきません(苦笑
シリーズ自体はパットの調教はダグ担当なのですが、この一作目だけは3Pがメインです。

ガチガチの海外ゲイ物のように思いますが(わたし最初勘違いしてました、表紙が表紙なので)、日本人の著作です。
なので、文体が翻訳物の違和感もなく読めます。
ガチ物を読んだことがないけれど興味はあるの…という方にお勧めですね。
わたし自身はkoboの40%オフの時にまとめ買いしたのですが、そういうお安い時にとりあえず一冊試してみるのも良いかもしれません。
日本の他のガチ物小説の中にはモウモウの○毛描写などもあって、ひじょうに美しくないので夢が壊れがちですが、こちらはとりあえずガタイは良くとも受けが美形なのでわたし達でも少し安心です。
萌えるかというと萌えないのですが(苦笑)、一巻が一番読みやすいので萌×2にしました。

11

yoshiaki

ココナッツさま

ココナッツさんに背中を押されて電子書籍デビューしまして、第一弾がこちら(*‘ω‘ *)
ココナッツさん的にはガタイ良すぎでしたか?
私はこのマッスルとマッスルのガチンコ勝負!!って感じに萌えちゃいました!
6巻制覇すると結構な出費になりますが、これもココナッツさん情報で40%オフで読めて、お財布にもやさしかったデス(*^^)v
面白い本に出合わせていただき(それも安く!)、ありがとうございましたv

ココナッツ

こんにちはー、カイさま!

そうなんですよ、電子なんです(^^;;
これはちょっと普通の紙書籍で本屋には並べて貰えないと思いますわ…
日本人の方がここまでハードプレイ書かれるとは、本当驚きでした。
違う扉を何枚か開けてしまいましたが、引かないでくださいませー(>_<)

あ、ちなみに4のレビューもさっき上げました。

読みたいから、読む

シリーズについて書きます。
塔栄さんの著書のうち初めて手にした作品で、懐かしい雰囲気を楽しんで読みました。いわゆるマカロニ・ウエスタンのほうの西部劇の匂いがする。酒、暴力、ろくでなしと、お約束の展開。

そのあと入手できる塔栄作品をひととおり、著者の作品のうちでこれを選んだハーレクインの担当者は、どこを評価したか考えながら読みました。筋らしきものがほかよりあるからかもしれないし、SMめくエロの衝撃や何かが、よかったのかもしれない。たださすがに選ばれるだけあって、一番まとまったお話だと思いました。きっと同人でも人気だったのでしょうね。

ところで懐かしさにはほかの理由もあって、とくに文体が山藍紫姫子さんを連想させるので、たとえば「闇の継承・日影成璽」シリーズのような懐かしい作品を、あのねっとりとした、分量の多い、性描写を思い出すせい。量はこちらがずっと多いし、短い文を読点でさらに区切って、同じフレーズを繰り返し、エロの描写を重ねていく手法はくどくもある…

ただし著者の特徴と言っていいと思うけれど、筋や挿話どころか、人物も重要ではなくて、書きたいエロの書ける設定こそが大事で、そこをネチネチと書くので、熱量が高くて読ませる作品群になっていると感じるのだが、魅力的な人物や忘れがたい情景などは出てこない。山藍作品とはそのあたりが決定的に違います。

SMでもそうで、エロのための調教なので、濃厚な支配・被支配の関係を築くのではない。ただこれも塔栄作品でよくあるように、独占欲めいた描写がされるので、甘さが漂い始める不思議はあります。

わたしにとっては、BLは、書きたいから書く、という熱を感じたいから読むので、塔栄さんはその点文句なしといえる。
熱い、長いお話を、続けて読むと飽きるかもしれないので、間を空けてお読みください。

※思い出す作品はほかにもあって、『被虐の荒野』(神崎春子著)、あれほどは痛くはないような。

1

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