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そういう意味の「好き」じゃないっス。
あったかくて強い絆
ワンコ系高校生と不思議系サラリーマンのほのぼのした恋のお話です。
いつもみんなから〝変〟と言われる吉は、
熱中症を助けた高校生・乾に懐かれます。
吉は頭で考えている過程を言葉にせず、
突然結果だけを述べてしまう事から変人扱いされがちです。
しかし、乾は吉の〝変〟は優しさだと言います。
自分も気付かなかったことを気付かせてくれる乾に惹かれていく吉。
だけどやっぱり、相手のことを考えすぎて距離をとってしまうんですよね。
まぁ、相手は高校生ですからね……
恋って相手に合わせて息苦しさを感じるものかもしれないけど、
それってずっと続けるのは苦しいよね。
だから、吉が選んだのは自分らしくいられる乾だったのかなと思います。
そして、何より萌えたのは乾の姉（兄）・あきちゃん（秋彦）と吉の先輩との恋。
本編とはズレているかもしれませんが、
この2人の恋が気になって仕方ない！
オネエとバレてもあきちゃんが気になる先輩と、
男の姿で会いに行くあきちゃん……
このあとどうなるの？ってところで終わっていて、
とっても気になってしまいました^^;
姉が兄
本屋でこの本を探していたところBLシリーズじゃない所にあったし左右のレーベルは一般だったのでは配置大丈夫かな？と心配になりました笑
表紙を見た瞬間にこの本は絶対外さないなと思いレジにGOしました。
でもなんかこう…ヨシさんが変と言われる割に普通の人で、乾くんが私の望んでた男子高校生とは少し違ったのが残念でした^^;
なんて言うんでしょうか、ちょっとウザ系？と言いますかもう少し考えて行動してほしいなと思った節が何点かありました。
話は想像通りほのぼの〜としていて読んでて疲れない感じで良かったです。
脇キャラの上司や乾くんの姉(実は兄)もキャラがはっきりしています。
1〜2話あたりでヨシさんは乾くんから好きです！と言われそこから意識していてやっと僕もだよ！と言ったらまさか好きの意味がLOVEじゃなくてLIKEだったなんて…ww 私も読んでて驚いてしまいました、読めば読むほどこんな流れだろうな〜と大体予想が出来てしまうので驚かせてくれたり予想外な展開の話は好きです(^ ^)
まあ結局最終話に離れたくない理由などからやっぱり恋として好きだと乾くんが気づき告白し二人は付き合うことになった(乾くんはそうは思ってなかったようですが^^;) 二人はエロなしで本編は終わってしまいます、まああの話の流れだとエロなしでも全然楽しめますしキスしたんだからOKですね！
あと書き下ろしの話が乾の兄とヨシさんの上司の話で、乾兄(アキ)は男だと隠して付き合ってて本当はそこまで深入りする気が無かったのに気づいたら好きで…でも言わないと相手に悪いと思う葛藤があり、私も読んでてハラハラしました……途中でオカマバー(?)で働いてるところが見つかってしまい二人は別れて?しまったのですが、その後上司側も男だと知っていながら忘れられずアキも騙していたけど本当に好きだったということを伝えたくて伸ばしていた髪も切り男の姿で上司に会う〜と言うところで終わっているのであの後どうなったのか是非スピンオフとして読みたいと思いました。
相性次第
この作者さんの前作をご存知の方は驚かれた
でしょうか？それとも納得されたでしょうか？
評者は何となく納得しました。
もっともそれは作風という視点で。
その辺の癖が許容できなかったらこの作品を
受け容れる事は難しいかも知れません。
さて、タイトルをそのまま受け止めると
この物語の中では受とされている人だけが
浮いている様な先入観を与えられるのですが、
さにあらず。
皆さんそれなりにずれた人達ばかりです。
とりあえずカバーの梗概と帯をすっぱり
忘れてからの一読をお勧めします。
そうした方が主題が見えやすくなる筈です。多分。
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