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紳士、純愛、乱れたシーツ

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表題作紳士、純愛、乱れたシーツ

恋に不自由したことがない財閥御曹司・柚原泰河
デートクラブで働く、四島光人

あらすじ

本気の恋を知らない柚原財閥次男の泰河と、大切な人を作りたくない天涯孤独の光人。
生まれも境遇も違う二人は出会い、惹かれ合うが……。

作品情報

作品名
紳士、純愛、乱れたシーツ
著者
梅太郎 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403664700
3.2

(5)

(0)

萌々

(2)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
15
評価数
5
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

同じような孤独を抱えて

今まで守られて愛されるだけだった泰河が、本気で愛する人を見付けて変わっていく、成長物語のようなお話でした。
今回の主人公の泰河は、『社長シリーズ』の社長の弟になります。だから、社長たちカップルも登場するし、『千束さんシリーズ』の千束と波平の二人もちょっとだけ登場してます。

泰河は財閥の御曹司で、兄に大切に育てられてきた人です。なので、恋に不自由をしたことがないし、望むまま何でも与えられてきたのでした。
一方の、デートクラブで働く光人は、家族に裏切られた経験から自分だけで生きようと、誰にも頼らずに頑張ってきて。
そんな光人は、泰河に、キスができないというトラウマを過去に与えた人物でした。

そして、数年後、再会した二人。
泰河は、今まで付き合った相手とは毛色が違う光人に、どんどん惹かれていきます。でも、光人は、頑なに泰河の愛情を受け入れてくれなくて…。

泰河が、光人との関係に悩みながら自分に足りないものに気付いて、欠けていた何かを埋めながら、紳士らしくなくなるけど人間らしくなっていく様子にキュンとなります。
対して、臆病で甘えるのを恐れてた光人も、だんだん泰河の愛情と本気を受け入れられるようになるのが良かったです。

境遇は違うけど同じような孤独を抱えた2人。
そんな2人が一緒に生きようと決めて、実行していた未来が幸せそうで、心が温かくなります。
梅太郎さんが描かれる人物たちの心の描写が好きで、今回も、徐々に心が触れ合っていく様子にキュンとなりました。

9

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