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表題作手をつないでキスをして

城嶋伊織,34歳,アパレルブランド『IORI.K』の社長・元パリコレモデル
畑野拓海,23歳,姉の遺児を育てるフリーターの青年

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

小さな甥と二人で暮らす拓海が出会ったのは王子さまのような伊織。拓海に想いを寄せ優しく支えてくれる彼に、いつしか惹かれるようになるが・・・・!?

作品情報

作品名
手をつないでキスをして
著者
名倉和希 
イラスト
Ciel 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403523861
3.6

(122)

(30)

萌々

(50)

(28)

中立

(2)

趣味じゃない

(12)

レビュー数
21
得点
436
評価数
122
平均
3.6 / 5
神率
24.6%

レビュー投稿数21

美人溺愛スパダリ攻め×不憫受け(+甥っ子)のほのぼの、じんわりストーリー

やー…やっぱり名倉先生の書かれる溺愛攻め、最高ですね✨

そして今作は受けの甥っ子、凛太郎の可愛さがほのぼの要素を加えてくれており、とっても良かった◎
(※2015年出版とのことで、約10年前の作品であることに今気付いてびっくり(°_°))

『アーサー・ラザフォード氏』シリーズから先生の作品にハマり、次々読み漁っています。

今作の攻めは見た目美人(元パリコレモデル!)で包容力抜群の社長で、なんでもない日に薔薇の花をプレゼントしちゃう(「君に、愛をこめて」と言いながら……なんなのもう好き!!!!!)御方。

はあ私も明日公園行ったら伊織さんに会えないかなー…とか馬鹿なことを一瞬考えてしまいました、ごめんなさい。

そんなパーフェクトマンの伊織が公園で一目惚れしたのが、拓海。
亡き姉の一人息子である甥っ子、凛太郎を引き取り懸命に育てている頑張り屋さんです。

凛太郎の送迎や家事に追われて説明会に出られなかったり、突然の発熱で幼稚園から呼び出しがかかり最終面接に遅刻したりしてしまい、就職活動に失敗しているけれど、決して子供がいるせいにはしない健気な努力家なのです。

なんかもうこの序盤の背景説明のところだけでうるっと…
私の涙腺も随分弱くなったもんだ…。絶対幸せになれ!!!!って強く思っちゃった。

そうそう、凛太郎が初対面の伊織に対して「おじさん、すごくきれいだね」と話しかけた時、私も伊織と一緒に「おじさんかよ!」とツッコみましたよ。笑

性別問わず「うつくしいものは正義」として美しいもの大好きな凛太郎、正直でよろしい。可愛いわ…(ˊ˘ˋ* )

あと伊織と一緒にお風呂に入った凛太郎、お風呂を出てから「いおりさんのち○ち○、でかかったよ!」と報告して拓海を真っ赤にさせたりするのです。笑った〜〜

伊織と拓海が少しずつ距離を縮める中、凛太郎の実父、赤沼が伊織を脅し凛太郎を手に入れようと画策するのですがー

そこで伊織が手を組み知恵を働かせ策を講じる弟、琉偉が、めっためたに格好良かった…!!!攻め様も大好きですが、琉偉様も大好きでございます。

正義は勝つ!勧善懲悪!を地で行く展開に気分もスッキリ・:*+.

セッッも決して無理をさせようとはせず、手順を踏んで少しずつ少しずつ進めていく愛情たっぷりの伊織に酔いしれた一作でした。はあ…良かった〜

0

受けは褒めて伸ばすと良い。

2015年発売の作品です。
表紙を見て、あらすじ確認して。
苦手とする子育てものかぁ…と少し躊躇しましたが、溺愛攻めとの表記に恐る恐る手を出しました。

いや〜面白かった。
甥っ子凛太郎の存在は、生意気さが無くてストレスフリー。
あまりの無さに嘘くささはありますが、まぁそこにリアル感は必要ないですものね。

お話は、元モデルの伊織が、甥っ子凛太郎と歩いていた拓海にひとめぼれしたところから始まります。
両視点で交互に展開されるため、ひとめぼれした伊織が、拓海と凛太郎二人との距離を詰め、人柄を知り、ますます拓海にのめり込む様子や、拓海が、優しくて包容力のある伊織に、肩ひじ張らずに頼ることで徐々に惹かれていく様子が、すんなりと頭に入ってきます。

なんと言っても、伊織の完璧な攻めっぷりには、脱帽。
拓海の家事の優先度の関係上、どうしても後回しになってしまう家の掃除を、責めず、何より拓海に負担に思わせない言い回しで、率先してやってくれるんですよ。
あーウチにも来てほしいっ(切実)!
好きだという気持ちは、隠さずにハッキリと伝え、甘やかし、愛の言葉も惜しみません。
はー…たまらん。
世の男性たちには、ぜひ見習ってもらいたいです。
拓海の言動に振り回されている感があるので、伊織はきっと尻に敷かれます。
それを含めて、攻めの完成形ですね。私見ですが。

伊織の弟の琉偉も良いキャラでした。
格好いいんです、この弟。
終盤、凛太郎の父親をやり込めるシーンはスカッとします。
個人的には、この作品の登場人物の中で一番好きでした。

0

攻めの鏡のような攻め

攻めの伊織さんが素敵すぎる。
いやもう、ぜひ一家に一台ならぬ一伊織を。
BL界の攻め的にも非の打ち所がない素晴らしい攻めだと思う。
麗しくて、受けを丸ごと包み込んでくれるような優しさを持っていて、人当たりも良く紳士的で、おまけにお掃除まで出来ちゃう包容力大の愛情たっぷりな攻めなんです。
アプローチはあくまでも真っ直ぐに。
ちょっとズルいところがあるのも含めて好き。
め、めちゃめちゃに萌えた…

姉の遺児である甥っ子の凛太郎(5歳)を、23歳の若さで1人で懸命に育てている拓海。
拓海が凛太郎を愛情深く慈しんでいる表情を公園で見かけ、あまりの仲睦まじさと愛らしさに、思わず一目惚れをしてしまった元モデルでアパレル会社社長の伊織。
貸したハンカチをきっかけにお近付きになり、ひょんなことから2人が暮らす(汚)部屋の掃除をしてあげることになり…と続きます。

Ciel先生のカバーイラストの通り、お子様も登場するあたたかい雰囲気のお話です。
子育てものというよりも、家族ものという感じかな。
良くある、生活に困窮しているような描写はありません。
なので、ひたすらに微笑ましく平和な空間に癒されてしまいます。
嫌なやつは1人だけ。それもスカッとどうにかなりますし、安心して読める作品だと思います。

社会へ出る前に凛太郎を引き取ったこともあって、現在はフリーターとしてアルバイトをしながら家事と育児を懸命にこなしている拓海。
凛太郎のことを慈しんで、大切に大切に育てているのが分かります。
彼が本当に責任感の強い頑張り屋で応援したくなっちゃう。
幼い子を抱えながらだったでしょうし、きっと大学生活も決して楽なものではなかったのではないかな。
でも子供のせいにはしない。そこが良かった。
洗濯も料理も育児もこなすけれど、掃除にまではなかなか手が行き届かず、部屋の中は物で溢れかえってしまっている。
これはしょうがない。全部は無理ですよ。
そんな畑野家に、ひょんなことから知り合った王子様のようなキラキラとした美貌の持ち主・伊織が少しずつ家族の中に加わっていくことに。
部屋の惨状を見かねた掃除好きの伊織が掃除を申し出て、そのお礼に拓海が晩御飯をご馳走する…と、たったこれだけの出来事が続くのですが、合間の3人の交流がとてもあたたかいんです。

両視点で進むので、お互いの気持ちが理解しやすい親切設計。
21歳から凛太郎を1人で育てていて、偉いね、良く頑張ったねという伊織の優しい言葉に泣いてしまう拓海を抱きしめてあげたくなる…
もうですね、伊織の真っ直ぐな優しい一言一言が拓海の心を解いていくんです。
この時点で幸せになって欲しい気持ちでいっぱいに。
伊織へ惹かれていく気持ちも無理がなく、伊織のアプローチを受け、同性へのはじめてのどきどき感に戸惑う姿がまた可愛いんだなあ。

一方、本当は拓海と親しくなりたい下心満載で近寄ったはずが、そんなことは関係なしに、どんどん拓海と凛太郎に癒されめろめろになっていく伊織。
まあ、本人も分かっている通りちょっとズルい大人なのですけれど、拓海のことを労わりたい気持ちと愛して包み込んであげたい気持ちに嘘がないので、もっと拓海を幸せにしてあげて!なんて思っちゃう。
拓海側からすれば非の打ち所がない大人の男性でも、伊織視点を見ると実際は拓海の可愛さに悶えるただの男なところにほんのり残念さが見え隠れするのは、やはり名倉先生作品の攻めというべきか。好きです。

くっついてからも伊織からのストレートな甘い愛の言葉が飛び交い、免疫がなくうぐぐ…となる拓海がすごく可愛い。
かと思えば、逆に拓海の無意識の煽りにうぐぐ…となる伊織が居たりして。
「伊織さんの形に〜」はすごい殺し文句ですよね。
無意識が1番強いんです。受けの発言に翻弄される攻めの図ってすごく良い。

と、終始楽しく癒されながら読んだのですが、突っ込みどころは多々あります。
拓海の父親について。拓海の姉はなぜこんな人と…?などなど。
が、それ以上にメイン2人と凛太郎のやり取りに癒されてしまったのでこちらの評価で。
(ノンケですが)伊織の異父弟も良い男なんですよ。
最後まで甘さたっぷりのやわらかい作品でした。
受けのことが好きでたまらない攻めって素敵。

6

うちにも掃除好きのイケメンください!

面白かったです^^
溺愛攻めは正義!大好き!!

元スーパーモデルの伊織が、甥っ子を一人で育てる拓海に一目惚れして……というお話。
基本的に平和なのですが、倫太郎の実父が超ムカつくボンボンなんですよね。
で、その嫌な男を追い払って二人を守ってくれるのも伊織とその弟たちで……という、胸熱展開。
このザマァは気持ちよかった!!

そして、この伊織が掃除好きのイケメンなんです。
名倉先生もあとがきで仰ってましたが、私も家事の中では掃除が一番苦手^^;
我が家には開かずの間がありまして……はぁ、恐ろしい。
なので、伊織みたいなイケメンが家をきれいにしてくれたらどんなに満たされるか……
あー、拓海が羨ましい(笑)

4

潔癖気味にはうっっとなる所もあります

面白かったです!
サラサラと楽しく読めるけど、意外とぶっ飛んでる気もするような?

元モデルで現アパレル会社社長の伊織。ゲイです。
ある日公園で見かけた好みの男の子をロックオン。
亡くなった姉の子供(凛太朗)を一人育てる健気なその子(拓海)が部屋を片付けられない子だと知るや、「掃除してあげるよー」と家にまんまと?入り込みせっせとお掃除しまくります。
凄いんですよ!人んちの溜まったゴミ、くつ下が黒くなる程汚れた床、はたまた掃除されていない風呂場まで、、、
いくら一目惚れで豆な性質とはいえ、元モデルで今もキラッキラな美形が躊躇いもなく(寧ろ嬉々として)そんな事するの!?っていう驚きがひとつ。
もう一つは小さい子供がいる家でいくら時間を作れないとはいえ不衛生な汚部屋で暮らしているという事実にちょっと引いてしまった…(苦労人拓海の事情も分かるのですが)
汚部屋に住んでる以外は、料理はしっかりと手作りしてるし凛太朗も素直に健やかに育っている愛情たっぷりな家族なんだけど、汚い部屋で食事してたのか、、と最後まで気になってしまった。(伊織さんは意に介せずだったのでまあいいのか)

後半凛太朗の実父とのゴタゴタが伊織の会社とも関係してくるのですが、ハラハラしすぎることもなく伊織と拓海の恋愛も進む事になったりとうんうん、良かったーって感じです。
くっついた後の拓海くんが日に日にエッチに成長していくのですけど、伊織さんには堪らないだろうなー、ベタ惚れですもんね。
これから2人はそれぞれ未来に向けて忙しくなりそうなんだけど、余裕が出来た拓海くんには是非おウチをキレイに保ってほしいな。

1

癒された〜。

このタイトルとあらすじ、そして表紙の印象そのままの中身でした。

名倉さんの作品に多い「受けのことが好きすぎて暴走ぎみになる攻め」とか「受けのことが好きすぎてちょい変態になってしまう攻め」ではなく、正統派のイケメン攻めが、苦労しながらも親代わりになって甥っ子を育てる受けと、かわいいチビッコをすっぽり包み込んで愛するお話でした。
捻りがないっちゃないのかもしれないけれど、王道ならではの良さがあって、そして挿絵の美しさも相まってとても楽しめました。

受けに一目惚れした攻めによる攻め視点がときどき登場するんだけど、出会って間もない段階で「‥‥‥マジで嫁にしたい……」とまで思うほどメロメロになってしまった攻めの溺愛思考回路がダダ漏れしてるので、多少の障害物が登場しようとも、安心して読めるところも良かった。
そして「(受けの色気で)メシ三杯はいけそうだ」とか「瞳を潤ませて見上げてくるものだから、ぐっと下半身に血が集まりそうになってしまう。」みたいところが名倉さんっぽいなぁと。
(暴走はしていないけれど)

はぁ……ほんと癒された。

あんなイケメンが家にやってきてお掃除をしてくれるなんて、どこの夢の世界の話よ〜。
うちにも来てー!!

疑問点は皆さまも書いていらっしゃるように、受けの姉はあんなクズで低脳男のどこが惚れたのか?という事と、幼稚園代を出してくれない受け父のケチくささと余りの無関心さ。
どうやらたんまり稼いでいらっしゃるようだから、生活費が余るくらい送金して当然だと思うの。

1

絶対的な安心感が心地よき+゚。*

いや~~~~甘かった!!
終始 表紙の雰囲気ままにあれやこれやとストーリーが展開してました。

色々ゴタつく問題はあるけれど、なんていうんですか安心感+゚。*(*´∀`*)*。゚+
この部分が全くブレないので読み手としても
湯船に浸かってほわわ~んと身を委ねながら読んでいる気分でした。
表紙でピピンときた方にはグッと背中押しときます(つ^///^)つ

視点が攻め受け交互に変わるストーリー運びが個人的に好きです。
どちらの内面も見られるから理解が深まるというか…。
受けオンリーの視点だったら、攻めが突然好きとか言い出して"え?"ってなった気がする。
けれど攻めの視点になると一目惚れする過程は非常~に納得ッ(^///^)b
わかる。これは恋に落ちる。
恋をしてウキウキしてる2人をニヤニヤ堪能出来ました♪


攻めの伊織さん。
今のBL界でいうスパダリ枠だと思うんですが…どうでしょう?
見た目の派手さに対して、恋愛に関しては真面目で紳士的。(多少の下心を覗かせてはいるけどw)
そして優しい。とにかくいかなる時も優しい。ふわっと受け止めてくれる包容力。
掃除が上手くて率先してやってくれる。家事全般得意で、育児にも理解あるイケメン。
商才もあって事業を軌道にのせて34歳の若さで既に引退気味という…w

そしてBLで大切な「受けを愛して愛し尽くす攻め」!!!
伊織さんの完璧さに乾杯です♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

受けの拓海は頑張り屋さんで素直でこれまたキュンキュン。
身内を亡くして苦労してるんですが、育ちの良さが端々に見られる。
お父さんが家族に興味がないと言う風に書かれていたけれど、
ちゃーんと愛情いっぱいもらって育った子にみえるなぁ。。。
(父親については仕送りの件やその他で諸々ツッコみたいところはちょっとある)

ノンケだけど伊織さんに惹かれてく過程がわかりやすく描かれていました。
甥っ子の凛太郎と2人きりの生活で、同世代とは話しが合わなくて。
見ないふりしてても燻る孤独感を伊織さんが救ってくれた。
張り詰めた心が伊織さんの言葉で少しずつ癒やされていく部分が良かったです。

甥っ子の凛太郎くんは…w
5歳にしてなかなかの将来性を感じるわw
拓海がめいっぱい愛情をかけて育ててるんだなというのがよく伝わる可愛い子でした。
家族の中に伊織さんが加わって、ますます心が豊かに育っていくんだろうなぁ。
凛太郎くんが小~中学生になる頃の伊織×拓海のお話を読んでみたいです。
あとがきに少し書かれていたのはワクワクしました( ´艸`) ♪

評価は萌え×2寄りです。

2

安心して読めます

亡き姉の息子・凛太郎を引き取り
コンビニのバイトをしながら家事と育児をこなす拓海、
こんな頑張り屋さんが幸せにならないでどうするよ…の冒頭でしたが
元モデルの超絶イケメン・伊織の登場ですっかり華やかです。
元モデルなのにこの人当たりの良さ、
ひとまわりほどの差もある拓海を見初めてしまい
ついつい世話を焼きたくなってしまう性分、ずるいですね~。
頑張っている拓海につけこんでいる自覚があるのが
私は逆に好ましかったです。
年上はそのくらい余裕があって当然ですしね。
ただ、語弊があるかもしれませんが
もっと伊織は変態でも良かったかな。
出来すぎですもん、男としても人としても!ww
ちょっとくらい特殊な性癖持っていた方が魅力的だったな。
あくまでも個人的な感想ですが。

拓海は文句なしの素直で頑張り健気やさんなので
こういう純粋培養なコを口説く悦びは
なかなか無いんじゃないでしょうか、伊織も。
凛太郎がね、いい子でね、可愛らしさしかないわけです。
子育てってきれいごとでは済みませんが
ひとまず癒されましたし
若いながらも拓海の決意に驚かされました。
引き取った時は3歳であと17年もあるのに
成人するまでは責任持って、だなんて…。
頑張りすぎだから掃除くらい片手間でいいんだよ…。

悪役とも言える、凛太郎の実の父が出て来ますが
少しも不安を感じずに済みました。
こんなに愛情を注いでいる拓海から離せるわけないですから。
伊織の仕事に絡んでくるとは思いませんでしたが
伊織の弟・瑠偉の見事な采配でハピエン、未来もきっと安泰ですね。
優しい気持ちで読み終えられました。

1

好きにならずにいられない!

甘々仲良し家族ものですね。
とっても甘いです!そして名倉さんらしく悪役が一名だけであとはみんないい人たちです。

23歳の拓海は亡くなった姉の子(甥っ子)をフリーターをしながら必死で育てています。小さい甥っ子の為に就職活動もうまくいかず小学校に入ったらなんとか正社員で働きたいと思ってます。一生懸命愛情いっぱいに育ててます。

そんな拓海だからでしょう、王子様のような元モデルでハーフという素敵な男性に見初められ、家にも来て掃除までしてくれるように。
家にも来てくれないかな。

ひたすら拓海に美味しい?お話です。いえ、拓海が伊織に愛されるのはもっともですし、上手くいって欲しいし、三人で過ごす時間はとても楽しそうで癒されます。

凛太郎の実父が悪さをしますが伊織と弟の琉偉がかたをつけてくれます。

そして拓海と伊織も結ばれ仕事も紹介してもらい目標もできてめでたしめでたし。拓海もエッチに積極的だし。

拓海に萌える伊織に共感し、伊織の労りの言葉や優しさに好きにならずにいられない拓海に共感し、優しいお話に読後感もほんわか幸せになれます。

出来れば伊織が実父撃退に大活躍してくれたらとも思いますが、会社は弟が育ててくれた兄への恩返しでもり立ててくれてるので取引がらみの脅迫に対抗するにはこの形になってしまうのかな。
弟が頑張ってくれてるおかげで伊織も拓海と凛太郎と一緒に過ごせて愛を育めたし。

伊織がお父さん、拓海がお母さん、凛太郎が二人の愛の結晶!いいですね、家族ものは。

謎は拓海の父がなぜそこまで関心がないのに家庭を持ったか、仕送りを生活ギリギリまでしかくれないのか、なぜ縁のない公園に伊織がいたのか、なぜ拓海の姉はあんな男と恋に落ちたのか。
細かいことはいいんだよ!不粋ですよね。すみません。

1

分かる!と共感しきりの作品

1冊すべて表題作の長編です。

拓海(受け)が主人公。
甥を一生懸命育てている拓海に、会社社長の伊織(攻め)が一目惚れをして、二人を支えていく話です。

この拓海は片付けが苦手なのですが、自分自身が掃除や片付けが苦手なので、非常に共感しました。
食事・洗濯というどうしても必要な家事を日常ですませていくと、掃除が残るんだよね!
伊織と凛太郎が片づけているのを、手伝いもせず二時間ぼうっと眺めてしまう気持ち分かるよ!
とやけに拓海の味方をしてしまいました。

それにCiel先生のイラストが雰囲気があっていて素敵でした。拓海の手を取る伊織を、凛太郎が目をキラキラして見つめているのが私はお気に入りです。

あと個人的には先生のあとがきにも凄く共感でした。私も本棚欲しいです!電子書籍より紙媒体大好きです!死ぬときは本の処分期間として余命3か月が良いです!と思わず叫んでしまいそうでした(笑)

4

うちにも欲しい 清掃機能付き超イケメン

ジャケ買い。和むーこの色合い!

この色合いの通り、「みどりのゆび」を持ってる受けさん。
甥っ子のりんたろう ともども、本当にいい子です!
(こんな聞き分けのいい幼稚園児はいない!という気も少々。。。)
和みたい時には 割合最高な一冊かも。

1.何よりいいのは、りんたろう!
  彼の言った「きれいはせいぎだよ」は、
  私もかねがね心中でつぶやいていた思いです!
  他のお姉さまもおっしゃっておられましたが、
  名言!&真実! とは思いませんか~?

2.次にいいのは、清掃機能付きイケメン~(=攻めさん)!
  うちにもきてーっ 換気扇掃除してーーーーー
  清掃機能あるし、穏やかだし、人生楽しんでそうだし、
  がつがつしてないし、ちゃんと芯があるじゃん!
  いいわあ、こんな人に一緒にいてもらえたら、
  しっかり人生を送れること間違いないわーと思うんだよな。
  りんたろうもいい男になるよ、うん。

3.やや頼りない感じのする受けさん。もちょっと凛々しい方がほんとは好み。
  まあ純朴そうだし、何よりりんたろうをちゃんと育ててるし
  攻めさんを癒してあげられるんだから、よしとすっか。
  一生懸命生きてるから、攻めさんgetできたんだしね。

受けさんのお父さん(世界中を駆け回ってる凄腕バイヤーらしい)
の話が最後の方に出てきます。
本編ではほとんど関与しないので「おとん 何やっとんねん!」と
ちょっと怒 だった私。
同人誌の方で、おとん登場(おとん、あわあわの展開らしい)の話があるようです。
よみたいなあ・・・


5

王道子育てBL

『神様、お願い』が面白かったので別の作品も読んでみたくなり、こちらと『恋する花嫁候補』も買っちまいました。
…こうして腐海は広がってゆく…(ーー;)

テイストとしては、間之あまのさん風ですかね?
シングルマザーだった姉の忘れ形見である凛太郎と暮らす拓海は、大学卒業後は就職をせずコンビニでアルバイトをしながら子育てをしていた。そんなときに公園で出会ったのが、元モデルでアパレル会社社長の伊織。

あまりストレスなく読める王道ストーリーだと思います。
嫌いではないのですが、やや退屈ではありました。
あと、伊織は社長さんなはずですが、経営者としては弟に負けてるやん、と思わなくはないですね。カリスマ性という面では、さすがに元モデルである兄が勝っているんでしょうけど。実際は弟である琉偉が会社を取り仕切っているし。弟が敏腕過ぎてそっちの方が男性として魅力的な気がしてならないのです。

5

まさに王子様!

分かりやすくて楽しいお話でした。おませでキュートな凛太郎に★1つプラスです。表紙イラスト…凛太郎が伊織にチューしてる笑 可愛いなぁもう!

攻の伊織は、大人で余裕があって地位もお金もある超美形というまさに王子様。その王子様が一目惚れした拓海に積極的にアプローチしていくのですが、伊織は大人なので言動に破綻がなく、内心では鼻の下を伸ばしつつ紳士で献身的で、とにかくカッコ良かったです。受の拓海は健気な頑張り屋さんですが、無駄な意地を張らないところが好印象でした。周囲にたくさん良い人がいるので、力を合わせて頑張ってほしいなと素直に思えました。

子育てBLってやっぱりいいな~。癒やされました。

3

疲労時の甘々補給にオススメです

我が萌えの傾向を考えてみると、警察モノなどのハードなものにふらふらと引き寄せられているのですが、たまに甘さが欲しくなります。
私と似ている方、疲れて甘々に浸りたい方に、この作品を自信を持ってオススメ致します。
主人公の拓海は育児に料理に仕事に(あらすじより)日々奮闘している、健気な青年。育児というのは姉が遺した甥のことで、この凛太朗くんがかなり可愛いです。
この二人の暮らしぶりには和みますが、拓海は料理は得意でも片付けが苦手で、汚部屋になっています。
そうして、公園でふと伊織に出会うのです。
掃除の王子様、伊織は元モデルで現在はアパレル会社の社長。頼りがいのある超イケメンは拓海に一目惚れをして、ひたすら拓海を愛します!
汚部屋であっても、シングル同士のように自由気ままにはいかなくても、変てこりんな姉の男が凛太朗を返せと来ようとも、常に拓海たちの味方なのです。
本文に、父親伊織、母親拓海、二人の愛の結晶ポジが凛太朗とありまして、なるほどこれが子育てモノというのかと思いました。
エチの場面も良かったです。表紙見返しのカラーイラストにはドキドキです。ciel先生にも要注目ですね。
いい感じに甘々なストーリーでした。

4

お約束最高

子育てBLは大好物です。大体パターンも似通っていて、お約束だなって思うんですが、そのお約束も心地いいのです。

この作品は、お約束を外さず、かといって何ら物足りないこともなく、子供もカワイイし、受も健気だし、攻も美形だし、満足しました。

1

きれいはせいぎだよ!

この作品の表紙、とっても素敵だと思いませんか?
暖かな色使いに、穏やかで幸せそうな3人の様子に心がほっこり☆
お話自体も心温まる素敵なお話でした♪

とにかく攻めが受けを好き過ぎるところが良い!(安定の溺愛攻め好き・笑)
亡き姉の忘れ形見である凛太郎(5歳)を愛情たっぷりに育てている拓海を大好き過ぎるのは、元イケメンモデルで現アパレル会社社長の伊織。
会社も軌道に乗り、実質経営は副社長である弟に任せている伊織は、若干燃え尽き症候群のような状態に陥っています。

そんな伊織が、偶然出会った拓海に一目惚れ。
伊織がなんやかんや拓海と凛太郎の世話を焼く様子がめちゃくちゃ微笑ましいのです☆
拓海は料理上手だし、家事全般をほぼ完璧にこなしてるんですが、どうしても後回しになってしまうのが部屋の掃除。
そこだけがずっと心に引っかかりながら日々を過ごす拓海ですが、そんな拓海を伊織は褒めるんです。
食事とおやつをちゃんと手作りしてること、幼稚園のスモックを毎日洗濯して着せていること、ちゃんとサイズの合った靴を履かせていること等々。
凛太郎を見てるだけで、どれだけ愛情を持って育てているかがわかるということを、ストレートな言葉で伝えるんですよ。
なんかね、私その言葉だけで感動しちゃって。
拓海は褒めてもらいたくて凛太郎を育ててる訳ではないし、本当に凛太郎が大切で可愛いから頑張れるんです。
でも言葉一つで救われたような気持ちになることってありますよね。
確かに伊織の口から出た言葉には、拓海に良く思われたいっていう下心も垣間見えますが、伊織自身が本当に思っていることだから言葉に嘘はないんです。
だから拓海の心にもちゃんと響くんですよね。

しかし、何が面白いって、超イケメンが嬉々として掃除に勤しむ姿ですね!
別に潔癖症な訳じゃないからほっといてもいいんだけど、掃除は好きだし拓海のことは大好きだし助けてあげたい!っていう伊織の気持ちがほんとわかりやすい(笑)
凛太郎もすっかり伊織に懐いてるんで、3人で過ごす様子は本当の親子のようで、微笑ましいの一言に尽きます☆

登場人物の中で唯一の悪人は、凛太郎の実の父親。
そいつがまた絵に描いたようなクズで、拓海の姉が凛太郎を身ごもったとたん、姉を捨てて親の決めた相手と結婚してしまうようなアホなのです。
しかも、自分の嫁に子供ができないとなると、今度は凛太郎を寄越せと言う。
それを拒んだら伊織の会社にまで圧力をかけるという根っからのクズ。
でもそんなアホでクズが考えるようなことだから、簡単に形勢を逆転されて尻尾を巻いて逃げ出すことになるんだから、あぁ爽快♪
アホでクズのくせに2人の関係に波風立てんじゃねーよと本気で思いました(笑)

めちゃくちゃイケメンの伊織なのに、最後の良いところは弟に持っていかれたりとか、拓海の思いがけないエロさに狼狽えおののいたりとか、人間味溢れるところも良かったです☆
それと凛太郎ね!
終始一貫した綺麗な人好きには将来を期待してしまいますね(笑)
5歳にして「きれいはせいぎだよ、たくちゃん」なんて名言を残す凛太郎。
恐るべし(笑)

10

子どもはテッパン

元モデルで今は高級アパレルブランドの社長が、バイトしながら姉の忘れ形見を育てている男の子を見初めて、幸せな家庭を作るお話。
諸々の設定が、これぞBLドリームの極致。
城嶋は、容姿端麗で社会的な地位もあるし、恋愛観も真面目で、子育ての苦労もちゃんと承知している。
弱点といえば拓海が好きすぎるところ?
拓海は、子どもの頃から姉と二人家事を分担していたので料理が上手で、凛太郎にもたっぷり愛情を注いで良い子に育てている。
弱点といえば、掃除にまで手が回らなくて部屋が散らかっているところ。
凛太郎は5歳児ながらもしっかりしていて素直でかわいい。
弱点といえば、性別問わずとにかく美形が好きなところ。
拓海と凛太郎は二人で暮らしているけど、持ち家のマンションと、仕事で海外を飛び回っている父からの仕送りとで基本、経済的に不自由はしていない。
この設定だけでも、不幸な要素が全くない。
一応、凛太郎の実の父親っていうのが登場してちょっとした波乱があるのだけれど、これがまた小物で、伊織の弟にあっさりやりこめられちゃうし。
最後まで安心して楽しめる作品でした。

7

ほわっほわっ で キラッキラッ で サクッサクッ

読み終わって一番の感想は、
「私もこんな超美形ハイスペック男子にお掃除してほしい!
汚部屋に嫌な顔もせずに、甘やかしてほしい!」です。


元カリスマモデル伊織×大卒バイト拓海。
今は青年社長の優しい王子様攻めが見初めた
亡き姉の遺児(5歳♂)を育てる健気な受け……

という設定は女の子でも全然OKという話に思えて
基本的には好みと外れているのだが、
ちびっこ凛太郎を交えた3人のほのぼのしたやり取りや
薔薇の花抱えてきちゃうような伊織の溺愛ぶりが
読んでいて楽しかった。



この拓海23歳、大学を出て近所のコンビニでバイトしながら
懸命にそして丁寧に麟太郎を育てている。
ベランダで野菜を育てる料理上手ながら、
掃除は苦手で家の中はグッチャグチャ……

それを嬉々として掃除する超美形という設定は
ちょっとコミカルで楽しい。
麟太郎の実父の最低男が、子どもを寄越せと迫ってきて
それをやっつけて、拓海の進路も見えてきて……
その経緯で活躍するのは
拓海よりは伊織、なんだけれどさらに伊織の弟(笑)

このちゃんと女性の恋人もいる弟が、美味しいところを持っていく
変形シンデレラストーリーだった。
そもそも、拓海の姉はなんであんなクズ男にひっかかったんだ?とか
ふに落ちないところもあるし、
個人的には、最後の拓海の父のエピソードも蛇足。

と、いろいろあれど、挿絵も可愛くて綺麗、
気楽に楽しく読める一冊ではあると思う。

8

将来の凛太郎に期待大!

作者の名倉和希さんは初めましての方でしたが、大変面白く読ませてもらいました。何度も読み返してニヤニヤしております(笑)

私は作者買以外に結構ジャケット買いしてしまうのですが、今回のこの作品もジャケット買いです。表紙の挿絵担当のCielさんの描かれている幸せそうな三人にヤられました!挿絵もやはり気になってしまうポイントの一つではあるので、そういう意味で非常にこの作品に合っているイラストレーターさんでした。
気になり手にとり帯を読むと
『掃除上手なイケメン×可愛いフリーター+園児、ほのぼのラブ』

掃除上手なイケメンってどういう事?しかも園児はどっちの子供?気になり過ぎて購入。

フリーターの拓海が甥の凛太郎を幼稚園に行かせる準備をしている所から始まります。凛太郎は亡くなった姉がシングルマザーで育てていた子供でそれを叔父である拓海が引き取り育てます。子供が絡む作品では良くありがちな設定ではありますが、凛太郎を優先する為に大学卒業したばかりの拓海は正社員になれなかったり(説明会に凛太郎絡みで行けなくなり失敗)融通のきく近所のコンビニのアルバイトで収まり、家事を一人でこなすちょっと助けてあげたくなる様な真面目な青年です。育ち盛りの凛太郎の食育に良いからとベランダ菜園をし、食べさせる食事も全て手作りです。洗濯も綺麗にアイロンをかけ家事万能に思える拓海も唯一の後回し事項が掃除というのがポイントでした。忙し過ぎて掃除を疎かにした結果部屋が大変な事になります。
そこにとある切っ掛けで知り合った元モデルで現在会社社長である伊織が部屋の掃除をかってでる事になり、拓海と凛太郎と交流を深めていく事になるのですが、もーう読んでいて本当親子でした(笑)良い母親(拓海)と良い父親(伊織)になつく息子(凛太郎)キュンキュンします!物語的にもキュンキュンだけではなく、凛太郎の実の父親が凛太郎を引き取りたいと巻き起こす騒動が起きるのですが、そこもどう落ちがつくのか楽しく読めました。

タイトルにも書きましたが凛太郎は幼稚園児ながら男女問わず綺麗な人が大好きな男の子です。作者後書きにもあるのですが、凛太郎の拓海への家族愛が成長するにつれて恋愛感情に発展していくみたいなのでその辺の話もまた読んでみたいなと思いました!

14

汚部屋

今回、汚部屋を作り上げているのは受け様です!
そしてそれを綺麗にしてあげるのは攻め様です!!

受け様は、亡くなった姉(シングルマザー)の息子を子育て中
ご飯はバッチリ作れるのですが、
子育てに奮闘して掃除が後回しになっちゃってます
そして就職活動も失敗してしまい今は子育てとフリーター

攻め様は、会社を起業したものの成功してしまいw
今は弟に業務をほとんどまかせっきりな、暇を持て余している社長様です
そして甥っ子を連れている受け様を見てひとめぼれ!

汚部屋を通してw 仲が深まるお2人ですが
子育てを通して愛が深まるっていいですね!(*´∀`*)
そして攻め様は美形で掃除上手!

途中で、受け様を陥れようとする
甥っ子の実の父親にはもう少し頑張ってほしい所でしたがw
攻め様の方が上ですぐに解決!w

子育てに頑張っている少年に手を差し伸べる
イケメン攻め様!微笑ましい作品でした

あとがきには・・・今後どうなるかと先生が書かれていて
おもしろかったり♪

10

心温まる家族モノです

大好きな名倉さんの新刊は、好きなジャンルの育児モノと知り、発売を楽しみにしていました。年の差と王子様のような攻めや育児と家族モノが堪能できて満足です。
甥っ子の凛太郎は可愛いし、攻めの伊織はカッコイイし、受けの拓海は一生懸命で可愛いしで、読後はホッコリと胸が温かくなりました。

お話は、元モデルで現社長の伊織に一目惚れされたコンビニ店員の拓海が、じっくりと堕とされて家族になっていくほのぼのラブストーリーです。

登場するキャラが皆イイ人(凜太郎の実の父親を除いて)でした。
攻めの伊織は、見た目だけでなくて性格もカッコ良くて、おまけに掃除好きなところが堪りません。拓海を堕とそうと腹黒いんだけど、そういうのを全く見せなくてスマートだったのが萌えます。
一方の拓海は、シングルマザーだった姉が亡くなってから甥っ子を立派に育てようと、自分の楽しみを全部捨てて一生懸命に育児をしてきました。料理が得意で、ベランダで家庭菜園をしてて。凜太郎が大切で可愛くて、他に何もいらないというのが伝わってきてキュンとなります。でも、本当は誰かに甘えたいのに、一人で頑張り過ぎてる姿が切なくて。そんな、完璧に見える拓海だけど、掃除だけはどうしても苦手で。

ひょんなことから知り合った伊織が、その汚部屋を掃除してくれます。
おまけに、拓海の努力を認めて労ってくれて、甘やかしてくれて。王子様のような伊織に惚れられて溺愛されて、拓海が好きになるのも納得です。

そんな2人の恋を邪魔するのが、凛太郎の実の父親です。
姉が妊娠したのを知りながら金持ちの娘じゃないという理由で認知もせずに、他の女性と結婚した酷い男で、自分達に子供ができないとなると、凛太郎を渡せと言ってきたのです。
拓海を脅してもダメだと分かると、伊織まで脅してきて。でも、伊織がそんな脅しに屈するはずもなくて、伊織と一緒に会社を経営している弟も協力して、父親を排除した時にはスッキリしました。その時の、伊織と社員たちの絆にもジ~ンときました。

この父親のせいですれ違ったこともあったけど、それ以外は最初の方から両思いなのが分かるし、伊織は溺愛してるしで、甘々な2人にニヤニヤが止まりません。
特に、初エッチでの、拓海のエロ可愛さとそれにやられてる伊織が微笑ましかったです。
そして、凜太郎をはさんで、伊織がお父さんで拓海がお母さんとして仲良し家族になっていく様子もキュンとなって萌えました。

23

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