求めてやまない

motomete yamanai

求めてやまない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神78
  • 萌×258
  • 萌18
  • 中立4
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
18
得点
680
評価数
167
平均
4.1 / 5
神率
46.7%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784403664946

あらすじ

円谷が勤めるカフェに来るようになった横柄で傲慢な男・辰巳。
単なる客と店員だったはずが、ひょんなことから円谷は、辰巳の家に出入りすることになる。
二人で過ごすうち辰巳の素顔を知り、彼に“ある感情"を持ち始めてしまう円谷だが……?

表題作求めてやまない

辰巳,横柄で傲慢なカフェの客
円谷忍,調理担当のカフェの店員

その他の収録作品

  • その後①(描き下ろし)
  • その後②(描き下ろし)
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数18

求めて良かったね

静かなお話ですね。この作家さんの本は何冊か読んでますが静かな印象です。

破れ鍋に綴じ蓋?といったらちょっと違うかな?
欲がなくて何にでも誰にでもフラットな円谷と、力加減が強すぎて普通の人間関係を築けず殻に閉じこもった辰巳。

横柄な辰巳の相手もそつなくこなしますがさすがに定休日だったからと家まで連れてかれてご飯を作るのはびっくり。

だんだん辰巳の内面がわかってきて惹かれてしまい初めて欲しくなります。
辰巳もしきりにあかりの存在を気にして嫉妬してたのかな?

だからといっていきなりエッチはさらにびっくり!二人ともそんなに簡単にできるの?

起きたら現金渡されて円谷は怒って帰っちゃいますが、辰巳は結婚する気だったなんて!
ぶっとんでます。

でも円谷の言うとおり普通の人間関係が築ければきっと辰巳は誰かとうまくやれる。一番乗りできて良かったね。

しかしお互い居心地良かったにしてもゲイではなさそうだったのにやれちゃうもんなんですね。ついそこにこだわってしまう。

同棲もして円谷の母にも馬の骨じゃないと合格をもらってめでたしですね。

店長と白石さんはゲイじゃないと確認するのにやっちゃうなんて。

あとがきにあるようにそういえばメガネの人いなかったですね。

攻めが人間関係築けなくて受けがお世話してくっついちゃうお話ありましたね。

0

素晴らしいとしか言えないけど、本当に素晴らしい

「お日柄もよく」を読んで雰囲気に惚れてまさお三月さんの作品を買い集めました。
大好きな「カフェ」設定というだけで鼻息が荒くなっていたところに、表紙を開いてすぐに挟まっていたおまけペーパーのグラタンの威力に息も絶え絶えで本編へ。

笑いました。
ほぼ全ページ笑っていたと思います。
激しく攻められた後の受けの気持ちが分かるくらい喉が痛いです、笑いすぎて。

粗野で乱暴な辰巳と、その辰巳に常識や加減を教えようとする忍。
登場シーンから度肝を抜かれました。いきなり「腹にたまるものをくれ」って。この時点で辰巳に興味津々です。一体何をどうしたらこんな無礼なひとになるの?これは御曹司パターンか?と脳内データベースを稼働させつつ読み進めましたが…。
この作品にかかったら、「今まで読んだ作品のパターン」とか「王道設定では」とか「この人物のバックグラウンドは」なんていうこうるさいことは全部なしでいい!そういうものは全く意味がないのです。

設定だけで言ったら、周囲の人に恵まれて暮らしているけど何か不幸なことがあった風で、今まで何かに興味を引かれたことが一度もない受け。
粗野で乱暴で常識知らず、だけどお金は持ってそうな攻め。
受けが攻めに世間一般のことを教えて、攻めは受けに「何かに執着する」気持ちを初めて感じさせるのだろうな、と予測がついてしまうのです。
これだけ読むと「よくある設定だね」で終わってしまうのですが、この作品はそうじゃない。
何が違うって、会話やモノローグ、キャラ設定のすべてが魅力的なのです。情報や文字のデータだけでは分からない「ニュアンス」の部分が特別なのです。

受けが攻めの家でごはんをつくる。それだけで笑える。
攻めが受けを待ち伏せする。そこでも笑える。
状況にプラスされた登場人物たちの人柄や、その人柄を素晴らしく反映した台詞、ちょっとした小ネタがとにかく無駄なく的確に、怒涛のように繰り出されるという気持ち良さは、すごくすごーく伝えたいのに言葉ではうまく説明できません。
たとえここでひとつのシーンを切り取って説明したとしてもニュアンスや空気は伝えられないので、もう「読んで!何なら貸します!」としか言えない。

笑った、素晴らしい、しか言えていませんが、この「笑い」は分かりやすいコメディや狙ったギャグという種類の笑いではありませんでした。
辰巳の世間知らずっぷりに笑えるという、ズレの笑いです。これもニュアンスなので言葉で説明すると「それで笑うなんてお里が知れますわ…」とか「性格悪い」という感じになってしまうので、読んで!読んでから話しましょう!

シリアスな匂わせをあっけらかんと裏切る展開や、その後まできっちり面白いです。
ずっと笑いながらも、忍のこころの変化という面では胸きゅんも味わえる。
「辰巳の仕事は…」とか「親は今まで何してたの!?」なんていう細かい点は考えなくていいのです。
頭をからっぽにしてまさお三月さんが見せてくれるものを楽しむ。という作品でした。

ただたまに思うのは、おまけペーパーは巻末に挟んでほしいということだけ…。

1

子どものような大人×子どもでいられなかった大人

 出てくる人が皆いい人でふんわりとした優しさに包まれたお話だと思います。
 逆に恋に落ちる過程を楽しみたい人には少し物足りなく感じるかもしれません。

 攻めの辰巳は、コミュ障を通り越して、一種の発達障害なのだと思います。小さい頃から、他人の立場で物を考えることができず、接し方や力加減がわからなかった少年が、成長と共に人に理解されることを諦め、自分の世界に閉じこもるようになります。そんな辰巳の殻を初めて破ったのが、行きつけの洋食店の店員・円谷なんですね。
 そして一方の円谷は、母子家庭で育ち、病気になった母を助けるために人より早く大人にならなければいけなかった。だから、自分とは真逆の、子どものままで大人になったような辰巳に惹かれたのかもしれません。

 BL要素は抜きにしても二人の心の通い合いが見ていて心地よい作品でした。カフェの店員や店長や客など、出てくる人が皆、好感が持てました。
 おまけの店長と白石さんには最後に一番びっくりさせられましたが(笑)。

1

じわじわと好きさが増しました

発売日に買ってからの今更の感想なんですが。
気づくと何度も読み返している、まさお三月さんの作品の中で一番のお気に入りになってました。
今まで生きてきて欲しいものがなかった受けが、初めて欲しがったものが「攻め」
「かわいいなぁ、…全部欲しいな」って思う受けが、なんか良い!!
その後「失敗したんだ、手に入れられなかった、欲しかったのに」と泣く受けがまた心に染みました。

あと、絵(特に顔)が上手くなったなぁとしみじみ。
逆に背景は白くなりましたが(笑)私は気になりませんでした。
次作も早く読みたいです♪

3

作者様初読みです

作者様の作品、初読みでした。
ずれたキャラクター、変わり者大好きなんです。
凄く魅力的に写るし、何よりもとても面白いからです。
でも、変わっている事を思い悩んだりせず、そのままの勢いでわが道を行く様が好きなんです。

この作品の攻め様もずれた変わり者・・・という設定で、それはとても興味深かったのですが、個人的に楽しめきれなかったのは、その変わり者の攻め様が自分が「おかしい・・・。社会常識とずれている・・・」という事に思い悩んでしまっている点でした。子供の頃からどうしても皆と馴染めなくて・・・と。
その事を私はちょっと深刻に受け止めすぎてしまって、攻め様の行動を笑う事が出来なくなってしまいました。

コミックス自体は全体的にシリアスのノリではなく、コメディータッチのような感じだっただけに尚更その設定が重すぎる印象を受けてしまいました。

1

温かい気持ちになれる

まさお先生の作品は今回初めて手にとらせていただきました。
とても満足です。買ってよかった。

なんといってもキャラ皆が可愛い。
お互いに惹かれていく過程を大事に書かれている作品だと思います。
すごい切ないとか、ドキドキする場面とかがある訳じゃないのに、
「あぁ、お互いがお互いを好きなんだなぁ」って感じられるあったかい作品だと思います。
とにかく「幸せになってくれ…」と二人の幸せを本気で想ってしまいました(笑)。
不器用だけど優しくて、似てないようでとっても似てるお似合いのカップルの話です。

絵と話もあっていて、定期的に読み返したくなる作品でした。

1

飽きないカップル

読みはじめはかなり変わった攻めに呆気にとられましたが、読んでいるうちに、あら、受けのほうもちょっと変わったキャラかも…と思いはじめ、最後のほうには独特のキャラをした二人にすっかりやられていました。
もう、可愛すぎるし個性的で面白すぎる。
まさおさんの描くキャラクターって、いつもこういう不思議なテンポのキャラが多いですね。

最初は出会いから独断口調の攻めについていけず、いきなり「腹にたまるものを食わせろ」とか「俺は腹が減っている」とかこんな王様のように振る舞う社会人いるの?と思いました。
横柄とか傲慢とか通りこして、一般的な人との付き合い方を学ばずに育ったような・・・。自分の考えに素直一直線なので、ある意味とても無垢ではあると思いますが。

受けの忍も、そんな辰巳に怒らず根気よく付き合ってあげた挙げ句に襲われるのではなく自分から辰巳を襲うという、どこで恋愛のスイッチが入ったのか、というのがわかりにくく、あまりピンと来ないなあと思いました。
でも読んでいるうちに噛み合わない会話がかわいく、自分勝手に育ちながら真っすぐな辰巳の愛情にきゅんときて、そんな辰巳を受け流す忍の天然ぷりに笑えて…もう本当に愛しい二人でした。
最後のプロポーズの件は笑いました。

この素敵なテンポは言葉で伝えるのが困難だと思います。
是非読んでほしい!とオススメしたい作品です。

3

ずっと笑ってた

とっても面白かったです。
攻めの辰巳のインパクトと、周囲の人達がとても魅力的で彼らの掛け合いにずっと笑ってました。
円谷君(受け)の職場であるレストランの日常の話としても面白かったし、BLとしても面白かったです。
この作品はほんわかとした雰囲気ですが、辰巳の強烈なキャラクターがコントラストを作っているように見えました。
そして人の切なさや恋愛の切なさが効果的に入ってきて、心にキューンと響きます。
人は見た目だけじゃ分からない、みんなそれぞれ何かを抱えてるんだなと思いました。
なので、ほのぼのして終わりではなくて、話にのめり込んだし読んだ後に充実感が残りました。

辰巳は正直意味不明な人物だけど、人として重要な何かがスッポリ抜けた斜め上の発想が面白いし、時折見せる孤独の影にまんまとやられました。
強烈な第一印象の時点で好きになってましたけど。
でも、きっと相手が円谷君だからこそ辰巳の溢れる魅力が読み手に見えたんでしょうね。
良い人か悪い人かという問題ではなくて、相性なんだなと思います。

個人的に、白石さん→円谷君、店長→星川さん、星川さんvs辰巳などもツボでした。
登場人物の目がキラキラしていて表情もとても素敵です。
何回も繰り返し読む作品になると思います。

4

ただの傲慢男なら地雷だけど

そんなことにはなりません。
最初の出会いの印象は良くないものだったのに、ちょっとした偶然から私生活に関わるようになって、表からは見えなかった素の姿を知るにつれ、お互いに影響しあい、人間的に成長していく中で、いつしか恋を育んでいくお話。
大人になってから、こんな相手と出会える奇跡。
本当に奇跡の出会いだ。
まさお三月さんの作品は、地味なようでもストーリーが練られていて、この作品でも、辰巳がただの傲慢男のオレ様攻めになっていないところが素敵です。
受ける円谷もそれなりにいい性格してるし、やっぱりお話作りが上手いのね。
おまけの店長さんと白石さんの話も楽しかったです。

3

雀影

セルフツッコミ
辰巳さんは多分、お勉強の成績が良くて仕事もできて、でも周囲との人間関係が上手く築けなくて、それなりのところでそれなりの診断を受けるとそれなりの名前が付く人なんだろうけど、全然そんなことは描かずに上手くハッピーエンドに着地しているのがすごいな。

横柄で傲慢な男(攻)の中身は…

まさお三月さんの最近の本の中では一番好きです♪

まず、キャラの外見が好み。
久しぶりに、まさおさんの攻めで外見をいいな~と思いました。
まさおさんのキャラは柔らかい印象の男性が多くて、
今まではちょっとトキメキづらかったのです…(^-^;
今回は、まさおさん作品にしては目力強めの攻め(表紙左)。
その目がまた、
不安に揺らいだり、純粋な気持ちを表すように、
時々透明感が出てとてもキレイに見えたりするのがよかったな。

もちろん、中身も好き。
受けの働くカフェで、メニューも見ずに偉そうに注文して、
「何でもいいから早くしろ」と言ってくるし、
カフェが定休日だと「なぜ開いてない!」と怒り出すし、
受けを当然のように自分の家に連れ帰ってご飯支度をさせるし、
攻めは単なる客のくせに横柄で傲慢。
でも、それでいて、
受けが言ったことをその通りに従うという、とても素直な一面も。
ちゃんと手を合わせて大きな声で、
「いただきます!」と言う姿はすごく可愛らしい。

性格が悪いわけじゃなくて、
物を知らなくて力加減ができない子供のようなんだな…と、
攻めの内面が少しずつ見えていくと、
攻めへの興味と愛しさがどんどん増して惹かれていきました。

今までは我を通すことなどない、穏やかな性格だった受けが、
攻めと接していくことで変わっていく様子もよかったな。
攻めを好きと言いながら、意外と容赦のない言動なのが可笑しいですw

素を出して、我慢せずに気持ちを言えて、
それを受け入れてもらえるって本当に素敵なことですね。

誤解によるすれ違いの真相にはキュンときて、
でも、過去話で切なくなるのかと思ったら、ガクッと拍子抜けして、
脇役同士の恋模様は可笑しくて、
いい話だけど、それだけじゃ終わらないのが、流石まさおさんですね。

でも、わたしも攻めの職業は知りたかったな、
どこぞの馬の骨はダメ…って、それならまず大事なのは仕事でしょ!!
って最後はツッコミを入れたくなりましたw
(だけど、そんなとこも好きです♪)

12

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