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表題作求めてやまない

辰巳,横柄で傲慢なカフェの客
円谷忍,調理担当のカフェの店員

その他の収録作品

  • その後①(描き下ろし)
  • その後②(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

円谷が勤めるカフェに来るようになった横柄で傲慢な男・辰巳。
単なる客と店員だったはずが、ひょんなことから円谷は、辰巳の家に出入りすることになる。
二人で過ごすうち辰巳の素顔を知り、彼に“ある感情"を持ち始めてしまう円谷だが……?

作品情報

作品名
求めてやまない
著者
まさお三月 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403664946
4.1

(277)

(125)

萌々

(98)

(36)

中立

(7)

趣味じゃない

(11)

レビュー数
30
得点
1132
評価数
277
平均
4.1 / 5
神率
45.1%

レビュー投稿数30

続編希望ー‼

もう‼もう‼むっちゃ萌えた~‼
傲慢な攻めの辰巳さんの可愛い事や否や(はーぁとため息つくぐらい萌え~)

自分がその場にいて一緒に輪の中に入ってるみたいな楽しい感覚になる

ただ一つどうなっているのか分からなかった場面がヒトコマ…
布団の中のあのシーン
あれは円谷さんの足に辰巳さんの腕が絡んでるの解釈でいいのかな?
その後の円谷さんの「あ…下は履いているんだ」には笑った

皆のいる前で円谷さんの事ぎゅーってしちゃう辰巳さん可愛い‼もう何これ(≧▽≦)

店長と白石さんでスピンオフもいいですね♪(笑)

星川さん(ウエイトレスの女の子)と辰巳さんのやりとりもめっちゃウケた!

もうこの作品大好き‼
何回も読み返しては気持ちが温かくなってハイ♪になって顔がにまにましてしまう( 〃▽〃)めっちゃ神です‼

15

チョコ⭐ぷれっつぇる

うおー‼ありがとうございます‼
見えました!謎が解けました(笑)
ありがとうございます‼
ホーリンラブで買うと特典付いてたんですね…
知らなかったΣ( ̄ロ ̄lll)

特典欲しいーってここまで思う作品はなかなか無いです私的には

コメントありがとうございます♪すごく嬉しかったです(*^^*)

攻めの職業が気になる

カフェの客×カフェの店員。

カフェの調理もしている店員の受け。カフェに食べに来るようになった、いちいち乱暴に突っかかってくる男性客が、横柄なくせに人参が嫌いだったり面白くて気になっている。ある日、定休日に偶然男と出くわした受けは、店が閉まっていることを咎められ、男の自宅で調理することを強いられる。それから奇妙な付き合いが始まり…という展開。

とにかく天然同士のカップリングで、店長や他の女性店員や他の客・白石さんが総ツッコミ係なのがすごく楽しい。攻めは乱暴なんだけど、いわば子供のような乱暴さで、その不器用さに気づいた受けは親か教師のように人付き合いの仕方を教えます。でも当の受けも天然。はたから見れば、真面目な受けも攻めもすごくおかしいのです。
大きな事件は起こらないのですが、天然と天然のほんわかした、しかし当人たちにとっては大問題的な恋の進展をぜひ楽しんでほしいです。

本編終了まで読んだ時点では萌×2つけようと思っていたのですが、オマケの「その後」を見て神評価に変更しました。
店長…! 白石さん…!(笑)

14

ずっと笑ってた

とっても面白かったです。
攻めの辰巳のインパクトと、周囲の人達がとても魅力的で彼らの掛け合いにずっと笑ってました。
円谷君(受け)の職場であるレストランの日常の話としても面白かったし、BLとしても面白かったです。
この作品はほんわかとした雰囲気ですが、辰巳の強烈なキャラクターがコントラストを作っているように見えました。
そして人の切なさや恋愛の切なさが効果的に入ってきて、心にキューンと響きます。
人は見た目だけじゃ分からない、みんなそれぞれ何かを抱えてるんだなと思いました。
なので、ほのぼのして終わりではなくて、話にのめり込んだし読んだ後に充実感が残りました。

辰巳は正直意味不明な人物だけど、人として重要な何かがスッポリ抜けた斜め上の発想が面白いし、時折見せる孤独の影にまんまとやられました。
強烈な第一印象の時点で好きになってましたけど。
でも、きっと相手が円谷君だからこそ辰巳の溢れる魅力が読み手に見えたんでしょうね。
良い人か悪い人かという問題ではなくて、相性なんだなと思います。

個人的に、白石さん→円谷君、店長→星川さん、星川さんvs辰巳などもツボでした。
登場人物の目がキラキラしていて表情もとても素敵です。
何回も繰り返し読む作品になると思います。

10

素晴らしいとしか言えないけど、本当に素晴らしい

「お日柄もよく」を読んで雰囲気に惚れてまさお三月さんの作品を買い集めました。
大好きな「カフェ」設定というだけで鼻息が荒くなっていたところに、表紙を開いてすぐに挟まっていたおまけペーパーのグラタンの威力に息も絶え絶えで本編へ。

笑いました。
ほぼ全ページ笑っていたと思います。
激しく攻められた後の受けの気持ちが分かるくらい喉が痛いです、笑いすぎて。

粗野で乱暴な辰巳と、その辰巳に常識や加減を教えようとする忍。
登場シーンから度肝を抜かれました。いきなり「腹にたまるものをくれ」って。この時点で辰巳に興味津々です。一体何をどうしたらこんな無礼なひとになるの?これは御曹司パターンか?と脳内データベースを稼働させつつ読み進めましたが…。
この作品にかかったら、「今まで読んだ作品のパターン」とか「王道設定では」とか「この人物のバックグラウンドは」なんていうこうるさいことは全部なしでいい!そういうものは全く意味がないのです。

設定だけで言ったら、周囲の人に恵まれて暮らしているけど何か不幸なことがあった風で、今まで何かに興味を引かれたことが一度もない受け。
粗野で乱暴で常識知らず、だけどお金は持ってそうな攻め。
受けが攻めに世間一般のことを教えて、攻めは受けに「何かに執着する」気持ちを初めて感じさせるのだろうな、と予測がついてしまうのです。
これだけ読むと「よくある設定だね」で終わってしまうのですが、この作品はそうじゃない。
何が違うって、会話やモノローグ、キャラ設定のすべてが魅力的なのです。情報や文字のデータだけでは分からない「ニュアンス」の部分が特別なのです。

受けが攻めの家でごはんをつくる。それだけで笑える。
攻めが受けを待ち伏せする。そこでも笑える。
状況にプラスされた登場人物たちの人柄や、その人柄を素晴らしく反映した台詞、ちょっとした小ネタがとにかく無駄なく的確に、怒涛のように繰り出されるという気持ち良さは、すごくすごーく伝えたいのに言葉ではうまく説明できません。
たとえここでひとつのシーンを切り取って説明したとしてもニュアンスや空気は伝えられないので、もう「読んで!何なら貸します!」としか言えない。

笑った、素晴らしい、しか言えていませんが、この「笑い」は分かりやすいコメディや狙ったギャグという種類の笑いではありませんでした。
辰巳の世間知らずっぷりに笑えるという、ズレの笑いです。これもニュアンスなので言葉で説明すると「それで笑うなんてお里が知れますわ…」とか「性格悪い」という感じになってしまうので、読んで!読んでから話しましょう!

シリアスな匂わせをあっけらかんと裏切る展開や、その後まできっちり面白いです。
ずっと笑いながらも、忍のこころの変化という面では胸きゅんも味わえる。
「辰巳の仕事は…」とか「親は今まで何してたの!?」なんていう細かい点は考えなくていいのです。
頭をからっぽにしてまさお三月さんが見せてくれるものを楽しむ。という作品でした。

ただたまに思うのは、おまけペーパーは巻末に挟んでほしいということだけ…。

6

温かい気持ちになれる

まさお先生の作品は今回初めて手にとらせていただきました。
とても満足です。買ってよかった。

なんといってもキャラ皆が可愛い。
お互いに惹かれていく過程を大事に書かれている作品だと思います。
すごい切ないとか、ドキドキする場面とかがある訳じゃないのに、
「あぁ、お互いがお互いを好きなんだなぁ」って感じられるあったかい作品だと思います。
とにかく「幸せになってくれ…」と二人の幸せを本気で想ってしまいました(笑)。
不器用だけど優しくて、似てないようでとっても似てるお似合いのカップルの話です。

絵と話もあっていて、定期的に読み返したくなる作品でした。

4

この作品が収納されている本棚

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