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表題作初恋を処する方法

本巣 佳月
教師,元野球部後輩
松田 祐吾
教師,元野球部先輩

その他の収録作品

  • 初夏の休日の過ごし方(描き下ろし)

あらすじ

高1の夏、野球部の先輩で初恋の相手、松田祐吾と教師との"行為"を目撃してしまった本巣佳月(もとすかづき)。
その口止め料としていきなりフェラをされ、3秒でイかされてしまう。
初恋がショッキングな失恋と同時にトラウマへと変わった。

あれから7年、小さい頃からの夢だった小学校教師になった佳月は赴任先へ挨拶に行くが、そこで再会したのは同じく赴任してきたという祐吾だった。
トラウマの元凶とひとつ屋根の下での暮らしが始まる――。

カラダは繋がってもココロは手に入らない。
ウノハナが描くもどかしくて切ない再会ラブ!

作品情報

作品名
初恋を処する方法
著者
ウノハナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784801954250
4

(246)

(106)

萌々

(84)

(34)

中立

(15)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
19
得点
983
評価数
246
平均
4 / 5
神率
43.1%

レビュー投稿数19

No Title

ウノハナ先生の作品を何冊か一気に読んじゃいました。このお話、最初は「あれ?主人公たちの関係、他の作品のカップルとちょっと違うかも!」って思ったんですけど…まさかあんなに切ない初恋の思い出があったなんて。ある意味すごく深い恋だったんですね。

再会してからの展開はすごく良くて、めちゃくちゃしっくりきました!でも祐吾さんにあんな過去があったとは!佳月さんと初めてのときも、まだ元彼のことが頭にあったみたいで…ああ…そんなにまで深く愛してたんですか?ここは本当にめっちゃ切なかったです。でもその後二人の進展がすごく早くて、後半はちょっと急ぎすぎな感じがしました。祐吾さんが佳月さんを好きになる過程も少しあっさりしすぎてて、「え?もう好きになったの?いつから?」ってちょっと引っかかっちゃいました(笑)

0

こんなに愛されたら幸せだよね

小さい頃からの夢だった小学校教師になった佳月が赴任先へ挨拶に行くと、そこで高校時代の部活の先輩祐吾と再会します。
この先輩が初恋相手であり、トラウマの元凶、そんな2人が同居することになり…

佳月の一途な愛に終始圧倒されてしまいました。
高校時代の初恋から8年、トラウマレベルの出来事があったのにずっと先輩のことが好きなんです。
先輩の方はゲイなので、色々つらい恋愛をして、今は弱っている状態。
心も身体も弱りきった先輩が佳月の愛で立ち直っていく、ぐっときました。
先輩は美人さん、年下翻弄、でも老け専、佳月はイケメンスパダリ、年下ワンコ系でもあるのかな。
2人のやり取りにキュンとしたり、でも切なかったり、すごーーーくよかった!
ウノハナ先生、笑わせてくれるところとジーンとさせてくれるところの盛り込み方がすごいな〜といつも思います。

後ろからしかしなかった2人が向かい合ってするところ、最高によかったです。
初恋が報われてよかったねー!

0

一途な年下攻めが良かった

ホント↑このタイトルに書いた通りの感想です。
ウノハナ先生の描く受けはいつもちゃんと男なのに色っぽくて可愛くてエッチでめっちゃ良いんですが、本作は攻めがとにかく好みでした。
泣き虫イガグリ君からの成長、見た目に寄らず家事が上手い、そして一途。
個人的に理想的な攻めでした。

ストーリーはよくあるパターンではありましたが、無惨に終わった初恋からの逆転劇や、受けもトラウマがあり光属性の攻めに癒される展開や、一つ屋根の下での寮生活など好きな設定が合わさって、こちらも個人的には大満足な内容でした。

Hはちゃんと両思いになってから、回数より濃密度を重視したいので、そこが当てはまってたら最高だったかなぁと思いました。

0

傷心で揺らぎます

お互いのトラウマを乗り越えてハピエンになるお話だった。と言うと乱暴すぎるかなw

無垢な佳月のトラウマとなった原因は松田だったけども。

その松田が意外に乙女で、傷心を引きずりあんなに揺らぐとは…。

襖ごしに「こんなに近くにいるのに…」と2人が悶えるのが、メロドラマっぽく感じてしまいました。

心も体も傷ついた松田が聡を引きずっていたけれども、それでも佳月が一途に思っていたから、松田の心の中の聡が佳月に上書きされたんですね(見たままですみません)

わかりやすいお話で、切なくもあり、2人の心情も理解できました。
ただ、引き込まれることはなく淡々と読ませて頂いた感じで。
ああ、よかったですね、と。

私的に特に萌えどころや、ハッとするところがなく、ああ、そうなるんでしょうね、わかります〜という感じだったからでしょうか。

0

待ち続けた佳月の一途さに惚れる

 軽快さもありつつ、気持ちがすれ違う虚しさもありつつ、どこかぴりっとした辛さを感じるような作品でした。自らを老け専と称す祐吾。そうなったきっかけは特に悲劇的ではないけれど、それからの彼は年配の同性相手の恋愛に苦労する。もちろん相手にも大人の狡さがあった。けれど、逆に祐吾には子供らしさがなくて、自分の欲求のままに相手に縋らず、物分かりの良い振りをして自分を偽る癖があって。佳月の前ではそうする必要はなくて。きっと彼は年齢を重ねた男性というより、包容力のある男性に惹かれるんじゃないかと思うので、これからは佳月に思いきり甘えられたらいいなと思います。

1

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