欠けた景色 In Plain Sight

kaketa keshiki In Plain Sight

欠けた景色 In Plain Sight
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×24
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
3
得点
83
評価数
19
平均
4.4 / 5
神率
63.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
モノクローム・ロマンス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
ISBN

あらすじ

研修監督官としてやってきたFBIのナッシュは一週間の研修を終え、地元警察のグレンに別れを告げた。気が合うだけではすまない深い絆を感じていたナッシュは乗り継ぎの空港でグレンに電話するが、出た相手はグレンではなかった。グレンに何が――!?

訳:冬斗亜紀
『小説ディアプラス 』 2014年ナツ号にて掲載

表題作欠けた景色 In Plain Sight

グレン・ハーロウ,地元警察警部,34歳
ナッシュ・ウェスト,FBI特別捜査官で地元警察の研修監督官

評価・レビューする

レビュー投稿数3

うまい

読み切り中編。

アドリアン・イングリッシュが良かったので、積ん読だったこちらを手に取りました。

非常に読後感よく、またうまいなとうならせられる佳作でした。

FBIのナッシュは地方に短期滞在中、地元警察のグレンに会う。出会ってすぐに、かけがえのない相手だと感じた二人。しかし、普段は遠く3千キロ(に訳してあったと思う)離れた地で仕事をする二人で、別れはすぐにやってくる。

別れのシーンから始まるストーリー。しかし、空港での別れの後、グレンが失踪してしまう。必死で探すナッシュ。

ナッシュを追って仕事を放棄したのか、あるいは事件に巻き込まれたのか。いったいどうやって決着をつけるのか、と思いながら、こういうさわやかなラストか、とうれしく暖かい気持ちになった作品でした。

1

苦くて甘い

僅か約100Pのあっという間の読書でしたが、
読了感はそれ以上で、2時間物の映画を観たかのようでした。
それ程に、サスペンスありロマンスあり。

そして、グレンという一人の警官がこれまでどんな人生を歩んできたのか、
そのやるせなさや心苦しさが、主人公であるナッシュの目線を通して分かっていきます。

グレンとナッシュの関係も、表面で甘い言葉を吐くことはありませんが、
それでもお互いのことを特別だと感じているのは、二人が一緒にいるときの甘く親密な雰囲気から伝わってきました。

本当に作者であるラニヲンさんは、ビターチョコレートみたいな、苦いんだけど甘い関係を描くのがうまいなと改めて思った作品でした。

9

大人の緊迫感

答えて姐さんで書いてくださった情報で知りました。
翻訳ものM/M初心者です。
成熟した男たちを、緊張しながら眺めている気分で読みました。
儚さから始まる冒頭から目が離せませんでした。侘び寂びの儚さとは異なり、鮮烈な痕跡をもつ儚さだと思ってます。
二人とも、ごく普通のただの男という点が切なさを喰らわせられました。
グレンが生真面目で静謐な男だというエピソードはところどころ出ていますが、結末でその真面目さに感心しました。
小山田さんの画力と、絵から漂う空気が眼福です。

10

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