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表題作麗しき隷人

久堂崇仁
姉の元婚約者でグループ企業の総帥,30歳
綾之杉桜海
没落した華族の末裔,18歳

その他の収録作品

  • 麗しき隷犬
  • あとがき

あらすじ

「私の話し相手になるのは嫌ですか?」。これは、お願いでも提案でもない、脅迫だ…。没落した華族の末裔である綾之杉桜海は、姉の起こした事件の「慰謝料」として、若き大富豪・久堂崇仁に仕えることになる。桜海の仕事は、秘書や執事ではなく、崇仁の心を慰めること―。常に品行方正な崇仁は、なぜか桜海と二人きりの時にだけ、その裏の顔を見せる。「今更、話し相手で済むと思っていないだろうな」。本性むき出しの崇仁に、毎日のように身体を弄ばれながら、そこに隠されている真実に気づいてしまう桜海だが―?

作品情報

作品名
麗しき隷人
著者
犬飼のの 
イラスト
國沢智 
媒体
小説
出版社
竹書房
発売日
電子発売日
ISBN
9784801906495
3.2

(45)

(7)

萌々

(10)

(19)

中立

(5)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
9
得点
137
評価数
45
平均
3.2 / 5
神率
15.6%

レビュー投稿数9

悪いやっちゃ

素直で従順な子がまんまと堕とされるお話です。
タイトルとキャラと内容を少し改変して出されたお話だそうです。以前のものは暴力シーンがあったとの事ですが、攻めが受けに暴力?(それはなさそう)あるいは、攻めを敵対視してる人に受けが攫われてモブに暴行されたのかな?
………………………………
旧作品のレビュー見てきました。
タイトル変えたのは「花嫁」が以前流行ったテーマだったし、そこまで花嫁感が今作はないから変えたのかな。キャラの名前は、のの先生の著作ブライトプリズンのキャラと同じ漢字の名前やん!先生この名前好きなのね。かぶってるからこっちを変えたんだと思いました。暴行は、攻めから受けへのビンタの事かな?確かにそれはなくてもいいかも。怒りに任せて叩くのはDVだよ。
…………………………………
主人公の桜海くん、なかなかの不憫さです。
そして、第一印象攻めの崇仁さんはメチャクチャやなやつです。威圧感があり、サディストでひどい男です。崇仁さんは桜海くんの姉の婚約者。
桜海くんの姉が、崇仁さんの腹違いの弟 稔さんの子どもを孕ってしまったからさぁ大変。姉は稔さんと結婚する事になりましたが、ひどい仕打ちを受けてショックを受けているから慰め役として弟である桜海くんを花嫁の代わりに寄越せと言ってくるの。
ちゃんとそういう意味でね。

桜海くん童貞処女なのに、初めての時から乱れまくる。確かにマゾの素質あるんだわ。
お屋敷に連れて来られて2週間軟禁状態。
初めての体験が刺激的過ぎて快感を求めてるんだか、崇仁さんを好きなんだかわけわからん状態になってるけど、これってストックホルム症候群なんじゃないの?なんて思ってしまう。

里帰りがしたいと申し出たら崇仁さん超ご立腹でくよくよしてたら崇仁さんをチャラくチープにしたような金髪のホストに声を掛けられてホテルに着いて行きそうになったところで崇仁さんが桜海くんの見張りに付けてたSPに阻止されお屋敷に強制連行、お仕置きコース。

あのホストの人は悪く無いからひどい事はしないで!と懇願する桜海くんに、「アイツは白い粉を持ってたから警察に引き渡した。お前に使う予定だったんだろう」って言ってたけど、嘘なんじゃないの?と私は怪しんでる。

だってさ、最後まで読んだらある意味ハッピーエンドだけど、操作されたハッピーエンドだからこれってメリバじゃない?と思ってしまう。
自分好みに仕上げるだなんて、思い上がりもいい方だし、わたしゃ崇仁さんも弟の稔さんも嫌いだわ〜。いつか痛い目にあって欲しい。攻めザマァにさせてやりたい。その為にも、桜海くん、崇仁さんをメロメロにさせてやれ。

1

kindle unlimited
イラストは前(華族花嫁)の方がよかったです
前のハイティーンの少年社長に見える攻なら若く孤独ゆえとギリ許せたことも、ちゃんと30代に見える攻めだと、この歳でこの中身のヤベー奴になってます
受もティーンに見えないです。
頭ハッピーな桜子もいつか色子だと気づくのでは?

0

(誰も書いていないけど)トンチキの名作!

電子書籍で読了。挿絵有り(実は國沢画伯がちょっと苦手なんですけれど、このお話には合ってた!)

『神』寄りの『萌×2』です。
最初「エロエロかぁ…」と斜め読みして、ちょっと放置しておいて、昨日きちんと読み直したら、メチャメチャ面白かった!皆さまとは若干、面白いと思う処が違うかもしれないのですけれど。で、なおかつ、旧版を読んでいないので、私は読み違えているかも知れないのですけれど。
でも『トーン』の所に『コミカル・シュール』と書いてあるので、恐れずに書いてしまいます。

これは、私の大好きな、愛してやまない『トンチキ』の名作ではないか!
そもそも、旧華族だとか、それに付きものの『成金』だとか、東京の一等地に乗馬が出来るほどの庭を抱えた大邸宅だとか、もう、設定が夢の国!それに加えて、一回履いた靴下は捨てるだとか、どれだけ雇っているんだよと突っ込みたくなるSPの数だとか、挙げ句の果てには『醤油で殺人』ですよ!
受け(『ヒロイン』と言っても差し支えないのでは?)の桜海くんは、不始末を侵した姉の身代わりに慰み者として『嫁ぐ』のですが、どんな酷い目にあわされても「崇仁さまをお慰めしなくちゃ」で復活する。あまりにも箱入り天然で、読んでいる最中に数回「天使かっ!」と呟いてしまいました。
そんな桜海くんですから、クライマックスで崇仁の自分への愛を自覚した途端に覚醒し、自分に求められているふるまいのあり方を理解し、寵愛を確固としたものにする場面は感動すら覚えました(シーンはエロエロなんですけれど)。
この、そこはかとないおかしみは、全編を通して桜海くんの一人称で綴られているからなのでしょう。『桜海視点』というのとはちょっと違って、彼に話しかけられているみたいなのです。親身になっちゃうように計算されている。
犬飼さんの筆の力量、恐るべし。

9

精神的SMな二人

2011年に刊行された本を暴力描写を少なめに甘めに修正した新装版との事ですが、私はもっと甘さが欲しかったですね。

没落した華族の末裔の桜海(受け) と桜海の姉の婚約者久堂崇仁(攻め)

姉が崇仁の弟の子供を身ごもり、償いとして崇仁の話し相手という名目で崇仁に仕える事になります。
当然話し相手で済むわけはなく身体の関係を強要される事になるのですが…。

縛られて犯され言葉でも酷い事を言われているのに桜海はかなり早い段階で崇仁に惹かれていてビックリです。
途中から崇仁の桜海に対する愛情が私達読者には伝わってはくるのですが、私はもう少し甘さが欲しかったです。 ちゃんと「好き」って言葉にして欲しかったです。
ただ桜海がドMで奴隷気質なのでこれでいいのかもしれないですが…。

途中桜海が自暴自棄になりナンパをしてきた崇仁に似ているホストとホテルに入ろうとするのですが未遂に終わります。
そしてこの後のお仕置きエッチがよかったです。
初めてキスをしたシーンは「桜海、よかったねぇ」と思いました。ちゃんとお互い愛し合ってるのが伝わってきてよかったです!

この二人は一生こんな感じで関係が続いていくんだろうな。精神的なSM関係のお話は初めて読んだのですがラブラブではないけれど誰も入り込めない感じがよかったです。

3

この子、単なる健気受けかと思ったら…

この話は、没落していても華族の体裁を捨てきれない綾乃杉家の息子・桜海の一人称で進行していく。
次に何が起こるかって出来事や経過を追っていく形式と違い、桜海の胸中で感情が渦巻いている様子がじっくりと味わえた。

結婚前の姉が不始末を起こした償いとして、婚約者の話し相手兼慰め役という名目で身体の関係を強要させられるって話なのだが…。

最初は、現代ものなのに華族の家柄を重んじる価値観に時代錯誤を感じていたのだが、これが攻め・崇仁と桜海との奇妙な関係に嵌まっていると後から気付いて、逆に感心させられた。
周りが口を挟めない主従関係が色濃く打ち出されている。

姉の身代わりという役目を健気にこなそうと頑張っていた桜海が、いつの間にか崇仁に身体やプライドを蹂躙される事に喜びを感じるようになっていき、知らないうちにご主人様によって従順な隷人に躾られていく。
元から桜海にはそっちの素質を持っていたのを昔から崇仁達が見抜いていたとか、婚約破棄までの経緯が巧妙に仕込まれていたって種明かしが、犬飼さんならではの意表を突いた展開で、さすがだと感じた。

この状況でどこから崇仁を愛しいと思えるようになったんだろうって肝心の所が分からなくて引っ掛かるが、SとMの関係となると事情が違ってくるのどろうか?
桜海が満足しているならば、それでいいのかもね…

ちなみに巻末の番外編では桜海が犬(ドーベルマン)のコスプレでご主人様を楽しませているが、個人の欲を言えば3P展開が見たかったな~(笑)。

2

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