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木原先生なのでマストバイ。
どれもこれもエグくて、言語化するのがちょっとしんどいです。すごかった。
過去に書かれた3編とその各々の後日談で合計6編。
本になっていないものだったため、今回初読みのものばかりでした。
手が震えて、呼吸が浅くなる感じのお話です。
木原先生のなら何でもどんとこい な方向け。
以下メインとなる3編について。
1編目はそこまで酷くはなくて甘いテイストなので、ウキウキ(⋈◍>◡<◍)。✧と読み終えたのですが、その後がエグイ。
ちょっと読む人を選ぶかも。
1編目は キャラ乗り移られ系の俳優さん。本体はぽんこつなので、今まで付き合った子には貢いで貢いで捨てられてきています。
今回は、なぜか目が覚めたら金髪イケメンが横に寝ていて・・・と始まるもの。
ふふ、素敵です。このワンコもぽんこつ俳優も好きだわあ。
2編目がわあああああああああああ でした。
以下は、超ネタバレしても良い方だけ。
スプラッタ&がちホラーでして、気失いそう。今日お風呂入れない(笑)
いや怖いわ、木原先生、本気だして書かないでくださいよ、めちゃ怖いじゃないですかあ。ほんと手が震えました。
3編はこれもまたわあああああああああああああああああああああああああああああ ベトナム戦争に従軍している方のお話でした。
まだ記述はライトな方だと思いますが、それでも。
こっちもまだ手が震えています。
ハラハラして胸がきゅうううううううってなって、おい!先生!この思いをどうしてくれるんだ!
という気持ちになっちゃいます。
最近書かれたパラスティック・ソウルが大丈夫だったら、これも読めるかも。
先生の過去作を振り返ってみましたが、過去の層々たるラインナップを見ると
この本、そんなにひどくないのかも と思いなおしました。すいません、
驚かしちゃったかもですね。
過去の他の本の方が「ひどい!」ってのもありますしね。
木原先生ファンならきっと大丈夫なんでしょう。
最近へらへら本を読んでいたので、久しぶりにガツンと殴られた心地のする一冊でした。来年2月、4月にテーマを変えて同様のご本を出されるそうです。
覚悟して読まないとな!
先生のファンですが文庫版やノベルズまでしか追いかけておりませんでしたので、未収録の作品の数々は正直諦めておりました。
書かれました時代を考えるとかなり手を入れられているだろうことは明らかですが、先生の世界で未読のに触れられる機会を得られ、この企画に感謝です。
3作、どれもテイストが違ってそれぞれ面白かった。
1,年下攻め恋愛もの
2,SFホラーテイストもの
3,ベトナム戦争を舞台としたブロマンスより濃厚な関係性のお話。
どの作品もいわゆる木原節と言われるほど激しくはないと思います。
書き下ろされた小編が3作品とも素晴らしく、そのおかげで昇華されるものがあるので、先生の本を読んだことがない方にはいいかもしれないなと思う。
個人的には1が好きでした。
どうしようもない中年の悲哀と本人はかわいくないとおもっているし、全方向的にかわいくないどうしようもない男と十二分に書かれているのに、かわいくてたまらないなこのおじさん!…と思わせるのはさすがだとしか言いようがないです。
あと2冊楽しみです。
作品3作と書き下ろし短編集となりますので、サクサク読めるのと1冊で3度楽しめるのが美味しいですww
丸々1冊ほど長くないので、お得感を非常に感じるのは私だけでしょうか?
また過去未収録作品とのことなので、比較的最近木原作品ファンの私にとって嬉しい限りです。
木原先生作品初めての方でも、ちょっと読んでみようかなと手も出しやすいと思いますし、カラーの違う3作品なのでご自身の好みを探すのも良いかと思います。
普段気合いを入れて読破する私にとっては有難い1冊でした。あと2部出るそうで楽しみです(^^)
収録作品は、「恋の片道切符」、「うつる」、「レザナンス」。
それぞれのお話にアフターストーリーがくっ付いてるという収録構成です。
「恋の片道切符」は、ダメンズ好き名俳優のオジ受け
「うつる」は、身体乗っ取り系のホラー
「レザナンス」は、ベトナム戦争に派遣された同僚兵士のブロマンス
どのお話も系統がバラバラで、BLの奥行きの広さを感じる筆致は、さすが木原先生といった感じでしょうか。
「恋の片道切符」と「うつる」は、後者がホラーということを除けば舞台観はほぼ一緒ですが、「レザナンス」は時代もお国も異なります。
主人公2人が明確な恋愛関係に至らないまま終幕してしまったということも他2作品とは違うところですが、「レザナンス」の作品自体、BLのカテゴリーに収めておくには非常に勿体無いシロモノです。BLの匂いを確かに感じさせながらも、過酷な戦況下で共に生き抜こうとする2人の間には恋愛とも友情とも同志とも違う強い感情が垣間見え、めちゃくちゃ心臓にキます。
そんな2人の物語を語るには、生々しい激戦の背景描写が必須。なので、肉片がー…とか、頭部が吹っ飛んでー…とか、人間爆弾とか…BLに浸る以前に、心が折れそうなシーンがわんさか出てきます。
映画の「ランボー」や「パールハーバー」の情景が無意識に思い出されて、なんかもう泣けてくるし胸に詰まる思いでいっぱいでした。゚(゚´Д`゚)゚。
短編なのに、その悲惨な光景をよくここまで入れ込んだなと感心していますが、痛い系NGのビビラーの方は注意して読んだ方がいいかもしれません。
ストーリーの中身は濃いし、ディールとウィリアムが惹かれ合っていく流れもめちゃくちゃ響く。いいお話と言えばいいお話だけど、この終わり方はわたし的には納得できなかったです。
目に見えるカタチでは結ばれなかったけど、心では結ばれていましたよ的な…?そうであっても私はこんなモヤモヤを抱えた悲しい読後感は嫌ですーー…
指輪はせめてディールに渡せなかったものか。あなたの指輪じゃないのに!って感じてしまって、何だか複雑な心情でした。
最適解は他にあったのではとずっと頭の中で処理しきれずにいます。泣いちゃう覚悟で読んで下さいね。
話が前後してしまいましたが、「恋の片道切符」の方はこの中では一番馴染み感あるBLで、私は一番好きなお話でした。こっちはすれ違いの切ない系なので、心理描写メインで楽しむに尽きます。
オジ受けの話を楽しむというより、千光士のゆるふわ天然キャラにご注目しながら、彼のダメダメっぷりを味わって欲しい(笑)イラッとくるクセのある性格と独特の思考が色々とやらかしてくれて、でもそれがイワンとの恋愛にスパイシーに化学反応を起こしてくれるから面白いです。
受けザマァな展開にヒヤリとしつつも、タイプじゃない年下との恋愛にハマっていくコンプレックス塊オヤジの不器用な恋愛模様を味わいました。毒舌マネージャーくんとの塩気の強い掛け合いも必見です!
「うつる」の方はホラー感強めなので、ゴースト系好きな方にはオススメ。悪霊寄りのガチゴーストものなので、BLよりはホラー主導です。
とまぁ、そんな感じで3作品ともそれぞれの持ち味が違って、木原先生のオールラウンダーな側面に浸る一冊でした。
今巻は「Hug」でしたが、続刊の「Kiss」も楽しみにしてます^ ^
