ボタンを押すと即立ち読みできます!
須坂先生初読みです。
□表題作
一之瀬がいいですね。
あんなに美人なのにすれていないのが天然記念物級の奇跡で。
堅いというか古風な話し方が更に萌え〜です。
何の疑問も持たずに自ら受けの練習をするのもおもしろい。
「待っていてくれ 土屋くん…‼︎」が特にかわいい。
□こいをむすぶ方法
え?ん?と思いながらも、とんとん拍子に進みほっこりしました。
□バカな犬ほどいとおしい
真木がおバカで犬っぽくてかわいいのかな。
BLではよくあるお話ですね。
□うちのタマは侵略者
宇宙人とは…?!と思いつつw
なつかしいラブコメ感満載でした。
最後まで読み終えると、
なんだかちょっと得した気分になってしまうv
そんなバラエティ豊かな宝箱の様な一冊!
須坂さんのデビューコミックスということで、
ちょっと前の本ですが、
やはりデビューの頃から絵柄が綺麗で可愛いv
出て来るキャラクターもそれぞれ魅力的v
どれも面白いのですが、
私はやはり最後のタマちゃんが印象的!
ありがちなお話し+いい人ばかりの展開
ではありますが、タマちゃん可愛いv
正直、
最後のアレはちょっと付け足しっぽくて、
私的にはもやもやにしておいて、
続きは〜?!という展開でも良かったのではと。
しかし、
四本どのお話もそれぞれ面白かったです!
萌、という点では×1位なのですが、
猫の描写とタマちゃんの可愛さで、
「萌×2」で!
短編集を購入するのは、読者にとって賭けだと思いませんか。
1冊まるまる1CPなのと違って、あらすじが分かるのは表題作のみで、未知のCPが1〜5組くらいセットになっているわけで、雑誌掲載時から追っている方以外はロシアンルーレットというか、目の前に並べられたプチシューにわさびが仕込まれているか、全部おいしいか分からないのと同じ状態に。
表題作はすごく好きなのに同時収録がものすごく地雷なんてこともよくあることですね。
さてこちらの短編集ですが、全部甘いカスタードクリームでした。
それどころか、9割ホイップ+カスタードのWクリームでした。
【恋と毛玉とお隣さん】【恋と毛玉と好きなひと】【恋と毛玉と魅惑のお風呂】 萌2
料理上手なお隣さん(ハーフアップ)に猫、そこに生真面目で不器用すぎる黒髪眼鏡が添えられたら「好き!」と叫ばざるを得ません。好きな要素しかない。
人とうまく接することができないせいで「キツイ」「無愛想」と思われてしまう一ノ瀬が、隣の部屋に住む土屋(在宅webデザイナー)と飼い猫のマルとの交流を通して、どんどんと角が取れて人間らしくなっていくストーリーです。
一ノ瀬の生真面目すぎるところがとことん愛おしい!
可愛いところをひとつずつ挙げていったら、軽めの論文くらいになりそうです。
この愛らしさ、多くのみなさまに知ってほしい!と強く思わせる作品でした。
土屋もいいんですよー。優しすぎて、感激屋で興奮しがちなところも素敵でした。
【こいをむすぶ方法】 萌2
イケメンといたしている夢を見たと思ったら、全裸の自分の隣に半裸の友人が!
ちょっとおばかな大学生・小池と、その友人の岡田の話です。
うっかり岡田の家にあった指輪をはめたら抜けなくなって、わたわたおろおろどたばたするのですが、岡田はイケメンだし、小池は可愛いし、岡田ママまで可愛い。
イケメンな岡田の行動がツボでした。
【バカな犬ほどいとおしい】 萌
この作品だけがホイップ入ってませんでした。
おばかな大学生・真木と、2つ年上の幼馴染・ひろくんの話。
ひろくんのゲイバレから、ひろくんを独り占めしたい真木の暴走が始まるのですが、ひろくんがひねくれすぎているというか、頑固すぎるというか…。
【うちのタマは侵略者】(2話) 萌2
可愛かった!!
親子喧嘩の末にネーコモフリ星から地球へやって来たタマ(第17王子)と、宇宙船が庭に埋まったせいでタマを居候させることになったおばあちゃんと士郎。
タマが天真爛漫で可愛い!おばあちゃんも可愛い!士郎がカッコいい!
ほのぼのとした日常の中で、周囲の人々に愛されて溶け込んでいくタマ。
両親を亡くして、おばあちゃんと2人暮らしの士郎にとっても、タマの存在はどんどん大きくなって、ちょっと涙が滲むくらい良い話でした。
それぞれに描き下ろしがついているのですが、これも全部良かったです。
ほんとにどの作品も良すぎて、それぞれについて各1000文字くらい語りたいほど。
こんなに愛せる短編集は、今まであったかなと思うくらいに愛おしい1冊でした。
ぜひとも、地球上の人々一人残らず読んでほしい!
ほっこり、ほのぼの系のお話がたくさん楽しめました。
表題作は、冷たく思われがちで周囲とうまく馴染めない一之瀬とお隣さんの土屋が
土屋の猫ちゃんを介して仲良くなっていくお話。
美人さんの一之瀬が土屋の愛猫マルを
もふもふしてる姿に萌えました。
個人的には、表題作よりも
宇宙人タマシリーズが可愛らしくてツボでした。
タマはおバカだけど健気で
士郎の硬派っぷりもたまらなかったです。
短編集のような感じでしたので
全体的にさらっとしていた気もしましたが
エッチシーンもあり
微笑ましくもあり、読みやすい作品でした。
タイトルや表紙から受ける印象そのまま、なんともほのぼの可愛らしいお話が4つ集まってます。
そしてそれぞれの作品の描き下ろしがついててそれがなんともいい!
一番好きなのは表題作
【恋と毛玉とお隣さん】
猫が取り持つ縁・お隣さん同士の話。
受けの一之瀬は美人さんなんだけど表情固くて友達が出来にくいのが悩み。土屋の飼い猫を触らせてもらったのがきっかけで、明るく人当たりの良い土屋と仲良くなれたのが嬉しくて、これからも友人として仲良くしてくれ…とお願いするのだけど、土屋はじつはずっと前から一之瀬のことをいいなと思っていて。
だけどなかなか恋心を切り出せず、土屋の気持ちを知ってる友人が放った「いつまで友達ごっこ続けてるんだ?」を偶然聞いてしまった一之瀬とのやり取りがいいなぁって思う。
一之瀬がツンデレ美人じゃないところが好き。不器用だけど素直で土屋に喜んでもらおうと奥手のくせして一生懸命だし、土屋もそんな一之瀬が大好きで大切に…大切に思うがあまりちょいヘタレになりつつも♡ワンコ系でとってもいい感じの二人で大好きです。
【こいをむすぶ方法】
飲み会後、気づいたら地味な同級生と素っ裸でベッドにいる事に気付いた受け。動揺する傍ら、落ちていた女もの指輪を興味本位ではめてしまったら、どうにもこうにも抜けなくて…
それは攻めの母曰く「運命の相手だったら一生抜けることはない」指輪だそうで、それを聞いてからなんだか一緒にいるうちにその気になってしまった受け。
ずっと好きだったからこそ、受けからのせっかくの告白にホイホイ乗らず拒絶しちゃう攻めが好きです。書き下ろしが好き。
【バカな犬ほどいとおしい】
彼女に振られるたびに幼馴染のひろくんのところにやってくる真木。
「ひろくんカッコいいし大好き!!」と屈託無く言われるたびに好きの意味合いが違いすぎて傷つくひろくん。
さらにセフレと寝るくらいなら俺と付き合おう!と二人はセックスしちゃうのだけど、その後で真木が自分のことを好きだったのか?という問いかけに「昔っからひろくん大好きだよ!」と明るく即答…。あぁおバカは残酷。
幼稚なバカワンコなんだけど、少しは成長した…かな?まぁひろくんもおバカなところも可愛いと思ってるようなので、この大型わんこの調教をお願いしますって感じです。
【うちのタマは侵略者】
宇宙人が登場するなんとも可愛らしいファンタジー。宇宙人といっても姿は耳がちょっと尖っている程度で人間そのものなので抵抗なく読めます。
宇宙人のタマが早々に地域に馴染んで商店街の人々から可愛がられているところがなんとも和みます。